UFOは…飛んでいる!

ジャン-ジャック・ヴラスコ
宝島社
2008-02-21




このあいだ古本で買ったジャン-ジャック・ヴラスコ&ニコラ・モンティジアニ『UFOは…飛んでいる!』(2008年、宝島社)をとりあえずザッと読んだので、今回はその感想文。

著者のジャン-ジャック・ヴラスコというのはフランスの公的UFO調査機関のトップだった人物である(もう一人著者として名前の挙がってるニコラ・モンティジアニというのはどういう素性の人物かわからんが、おそらくライターか何かで、ヴラスコの話を聞いてこの本を実際に書いた人間ではないかと思われる。この本ではまえがきを署名入りで書いているほか、末尾にヴラスコへのインタビュアーとして登場してもいる)。

そもそも「フランスには公的UFO調査機関がある」という話は、UFOファンであればしばしば耳にするところである。だが、ご承知のように日本のUFO研究っつーのはだいたい米国方面ばっかり見てるから、そのあたりの事情が日本に紹介される機会というのはあんまりない。そういう意味で、この本はなかなかに貴重なものであると思う。

閑話休題。本書によれば、そもそもフランスには「国立宇宙研究センター」(CNES:クネス)なる機関がある。言ってみれば、米国におけるNASA、日本におけるJAXAみたいなもんと考えれば良かろう。

で、このクネスの中に1977年に開設されたのがGEPAN(ジェパン:宇宙空間における未確認の現象に対する研究を行うグループ)である。ここではUFOと言わずにフランス語のPANなるコトバを用いているので、GE"PAN"という言い方になるようであるが、ともかく「UFOとはなんぞや」を調査する部局である。

これが1988年に改名されてSEPRA(セプラ:宇宙空間における気象現象を調査する部局)、2005年にはもう一回名前を変えてGEIPAN(ジェイパン:大気圏内における未確認の現象に関する研究および情報収集を行う専門部署)となる。やってることは別に変わってないということのようだ。以上をまとめてみると次のようになる。

1977 GEPAN(ジェパン)発足
1988 SEPRA(セプラ)に改名
2005 GEIPAN(ジェイパン)に改名

この部局の代表者は最初は天文学者のクロード・ポエル(UFO関係の話ではたびたび出てくる人だ)であった。これが、発足翌年の78年にはエンジニアのアラン・エステルに変わる。で、83年に三代目として登場したのが、このヴラスコであった(ちなみに彼は、GEPANの発足時から光学エンジニアとしてその活動に参画していたようである)。

で、2005年に組織がGEIPANへと再編され、代表にエンジニアのジャック・パトネが就くまで、彼はその職責を全うする。つまりヴラスコは、GEPANジェパン時代からSEPRAセプラの最後までの計22年間にわたってフランスのUFO研究の最先端にいた人物で、そういう人物がUFOをどう見ておるのかというのが本書のキモになるわけだ。

ここでは詳細をすっ飛ばして言ってしまうけれども、彼の主張というのは、「(目撃者の)証言が正確で首尾一貫しているけれども、現在の科学では説明できないもの」(彼はこれをカテゴリー「パンD」と呼んでおる)というのは一定のパーセントで確かに存在するわけだが、おそらくそれらは外宇宙から飛来したものであって、そして、その動機はおそらく人類の生み出した核兵器への関心と結びついている――というもののようだ。

「ああET仮説なのかこの人は」と感心しながら読んだのだが、それはそれとして、細部にもいろいろ面白く読んだところがある。

■その方法論
彼は、GEPANの調査方法について「四面体モデル」であると言っている。つまり探求すべきポイントとしては①証言②証人③物理的データ④文化・社会的背景――の4つがあるという。

ま、証言内容を吟味し、証人が信頼に足る人物かどうかを確認し、物理的証拠を探す、というのは当然のことだが、「文化・社会的背景」というのは確かに忘れられがちなポイントである(たとえばヒル夫妻は当時は珍しかった黒人夫&白人妻のカップルとして日常的に凄いプレッシャーを抱えていた、みたいな側面だろう)。これはとても良いことを言っていると思う。

■レーダー重視
あと、GEPAN、SEPRAではことのほか航空機のからんだレーダー&目視事例を高く評価してきたことがわかる。やはり航空関係者の証言だとか物証としてのレーダー記録だとかは相当な程度まで信頼性を担保するから、そのへんのスタンスにはさすが「国家機関なんで(`・ω・´)キリッ」という雰囲気がないではない(ちなみに、そういう文脈で寺内謙寿機長の日航機アラスカ事件なんかも中に出てくる)。

■フランスの事例
上に書いたように、レーダー事例はワシントン上空乱舞事件はじめ積極的に紹介しておるのだが、必ずしもそのへんにこだわらず取り上げた事例もある。中にはソコロ事件なんかもあるが、注目したいのは地元フランスの事例である。フランス政府がUFOと認定した3ツの事例(笑)を紹介する章があって、これはなかなか面白い。具体的にいうとそのうち2ツは着陸事例で、1982年10月21日のナンシー事件、1981年1月8日のトラン・ザン・プロヴァンス事件。もうひとつは1994年1月28日のエールフランス機事件である(最後のはレーダー事例でもある)。

■フランスからみた米国
この本はけっこうUFO研究史みたいなところにも触れてて、つまりは必然的にアメリカの調査機関とかの歴史的展開についても書いている。で、ひとつ面白いなと思ったのは、米連邦議会調査局の科学技術アナリスト、マーシャ・スミスなる人物が同局の依頼を受けて作成したという調査文書「UFOの謎」(1976年3月)に高い評価を与えていることだ。


UFOを決して認めようとしない人だけでなく、UFO肯定派の人々も、スミスの文書を無視してきた。私には、このことが不思議でならなかった。UFOの歴史を偏りなく網羅したこの文書は、第一級の資料である。これを読めば、素人の読者もUFOについて客観的な見方を育てることができるだろう。(142ページ)


ここまでベタ褒めしており、実際に1981年にはGEPANとしてこの文書を仏訳したとか書いてある。恥ずかしながら、オレなんかもこの文書のことは知らんかったが、ネットにはそれらしきものが上がっている。「フランスからの視点」的なものが何か意味をもってたりするのかな、と思う。いつかこれも読んでみたいものだ。

あと、カール・グスタフ・ユングがNICAP(全米空中現象調査委員会)に入っていたというような話もあって、本の最後にはNICAPの首領、ドナルド・キーホーにユングが送った手紙なんてものまで出てくる。大西洋を超えたUFO史みたいなものがあったんかなぁなどといろいろ想像に誘ってくれるところも、この本の面白いところであろう。(おわり)


【追記】
なお、日本のUFOファンの間には、「このGEIPANというのは何と読めばいいのか問題」というのがあって、つまりフランス語に堪能なUFOファンというのはあんまり居ないというのがその背景にあるのだが、これについては「ジェイパン」説と「ゲイパン」説がある。

本書はいちおうフランス語に堪能な人が訳したと思われるのだが、ここでは「ジェイパン」としておる。ところが、やはりフランス語に堪能で現地に住んでいるとおぼしき人の書いたこのブログでは「ゲイパン」としている。

アメリカのイーグル・リバー事件における目撃者 Joe Simonton が「シモントン」なのか「サイモントン」かに次ぐ大問題といえる。

が、よく考えたら天下のNHKがたしか「幻解!超常ファイル」で、この部局の人の取材をしていた記憶がある。それを視聴すれば「天下のNHKがどういっているか」で、この問題はいちおうの決着をみることにいま気づいた。誰か見てきて。











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そもそも詩とか歌といったものには全然理解のない無粋なオレであるワケだが、強いていうと「見放された人々」系の作品は何故か好きである。石川啄木とか山之口貘といったあたりだね。

啄木といえばこのへんか。
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一度でも我に頭を下げさせし
   人みな死ねと いのりてしこと






山之口貘でいえば、ま、これかなぁ
この兄さんは
成功しようかどうしようか結婚でもしたいと思うのですcontent_1297152868
そんなことは書けないのです
東京にいて兄さんは犬のようにものほしげな顔しています
そんなことも書かないのです
兄さんは、住所不定なのです
とはますます書けないのです
(「妹へおくる手紙」より=部分=)


で、数日前の日経新聞の文化欄で、虫武一俊という歌人の存在を知ったのだが、これがまさにそっち方面の人であった。記事にはこういう歌が載っていた。

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三十歳職歴なしと告げたとき 面接官のはるかな吐息
(『羽虫群』より)





ええなあ。いたたまれなさ、切なさが胸に突き刺さってくるぞ。才能がキラッキラ輝いておるぞ。36歳のひと。

で、ついでというとナンだが、関連でいろいろググっておったら、この歌集、オレは平成の戯作者と勝手に命名しているのだが、詩の方面にも造詣のふかい一流ブロガー・馬場秀和さんがブログでいちはやく紹介されておった。さすがである。




先に出版された『UFO事件クロニクル』という本にほんのちょっぴり原稿を書かせて頂いた。その縁で、この本については時折いろいろググって評判など確かめておるのだが、その内容にかんして某UFO現象学者(という表現を使う人は限られているのですぐ誰かわかってしまうのだがw)がご自身のネットコラムで異論を唱えておられた。

問題となっておるのは、UFO研究の大先達といわれるアレン・ハイネックについての記述である。

曰く、この本には「若き日のハイネックは自然科学を好む一方でオカルトに魅了され」とあるけれども、彼はオカルト書やSFはほとんど読んだことがなかった、これはそっち系の好きなジャック・ヴァレの経歴と混同しておるのではないか――といったご指摘である。

で、アレ?と思った。以前ジェフリー・クリパルの『Authors of the Impossible』という本を読んだ時(いや実は拾い読みなのだスマン)、ジャック・ヴァレがハイネックと話していて、互いにオカルト好きであることが判明して意気投合――みたいな記述があったように記憶していたからだ。で、改めてそのページを開くと、ネタ元はジャック・ヴァレが自分の日記を本にした『Forbidden Science』であることがわかった。

日頃ヴァレ好きとか言っておきながら、こっちもいつも拾い読みしかしておらず、メンゴメンゴというところであるが、ともあれ手元にあるので該当ページを開いてみる。すると、227~228ページの「1966年11月13日、シカゴ」という項にこの話が出ている。

以下、お粗末な拙訳で申し訳ないけれども、そこに書いてある二人のやりとりを掲載してみよう。


ヴァレ あなたは天文学者になろうと心を決める前には、超常現象を研究していたのですね?

ハイネック 秘教に関する本を読むのに、ものすごい時間を費やしましたよ。もちろん仲間たちにはそんなことは言わなかった。気が違ってしまったと思われただろうからね。でも学生時代の僕はといえば、薔薇十字団やヘルメス哲学について書いてある、ありとあらゆる本を読んだものですワ。

ヴァレ 告白しておいたほうが良さそうだから言いますが、僕もそういう研究を数年間やっていました。最近まで薔薇十字団の組織に参加までしていたんですよ。

ハイネック どこの?

ヴァレ AMORC(Ancient Mystical Order Rosae Crucis)ですよ。サンホセに本部のある。

ハイネック 君も知っての通り、薔薇十字団を名乗る人々には幾つかの系統というものがあるよね。秘教についての書き手もいろいろいるが、若い時の僕にとってとりわけ印象に残ったのはマックス・ハインデル(注:20世紀初めの米国で薔薇十字団の一派を興したヒト)だった。ま、それもマンリー・ホール(注:前述ハインデルの弟子。出版事業でも当てる)の本に行き着くまでの間だったがネ。最後にはいよいよルドルフ・シュタイナー(注:20世紀初期に活躍した神秘思想家。人智学を提唱)までいった。僕の考えでは、こうした人々の中で一番「深い」のはシュタイナーだよ。


うむ。「薔薇十字団はオカルトではない」とか、あるいは「ヴァレはウソをついて話を捏造した」とかいうとまた別の話であるが、とりあえず結論はハッキリしとるんではないか。

Authors of the Impossible: The Paranormal and the Sacred
Jeffrey J. Kripal
University of Chicago Press
2010-05-30


Forbidden Science: Journals 1957-1969
Jacques Vallee
North Atlantic Books
1993-01-12



私家版としてつくったジャック・ヴァレ『マゴニアへのパスポート』が完売した(というか購入申し込みが予定件数に達した、というのが正確なところだが)。

印刷会社を替えたりして若干体裁は変わったりしてるが、これまでにあわせて約100冊を世に送り出したことになる。

いまさらUFO現象ではなかろうという世の風潮もあるし、50年近く前の本を「ニュー・ウェーブの原点だ!」などと持ち上げても仕方あるまいという気はするけれども、ま、「証文の出し遅れ」であってもいちおう証文を出しておくことは無意味ではあるまい。「一粒の麦、地に落ちて死なずば」と聖書も言っておる。

*なお、いま気がついたのだが、手垢がついてたりカバーが若干折れてたりして使用感はあるけれども、手元保存用に2冊残しているので、「どうしても欲しい」という方にはこのヘタった本1冊を販売する手もないではない。応相談。
  ↓   ↓   ↓   ↓
*と言っておりましたら、その最後の1冊も売れてしまいました。ホントに完売(2017/10/13)

今朝の天声人語はまた何とも痛々しい内容であった。

遺伝学における「優性」「劣性」という言葉が、このたび「顕性」「潜性」に言い換えられることになった――という話がフリである。

それから「翻訳の難しさ」という方向にもっていくのはやや苦しいが、まあそれはそれとして、「ソサエティー」という言葉についての話になる。この言葉については、かつては「人間交際」「仲間連中」といった翻訳語が提唱されたこともあったが、最終的にはピッタリはまる「社会」という翻譯語が定着するにいたった、というような事を言っている。

で、最後はこんなふうに締める。


最近はどうも翻訳の努力が足りないようだ。コミットメントやガバナンスなど、そのまま持ち込まれる例が目につく。意味をあいまいにし、ごまかすために使われるのでなければいいが。


うーん、結局「むかしの人はちゃんと外国語を咀嚼して翻訳語を作ったんだが、いまの人間はそういう努力を惜しんでカナ書きにして誤魔化しておる。嘆かわしい」という主張であるわけだが、だがしかし、こういう議論が成り立つ前提には「あらゆる言語・言葉は翻訳可能である」という考え方があるワケで、オレはそれは違うと思う。

端的にいって「ソサエティ」と「社会」は似て非なるものだと思う。日本における「社会」というのは相互監視・足の引っ張り合いといったシステムをビルトインしたもので、西洋由来の「society」とは相当違うのではないか。

「コミットメントやガバナンス」といった言葉だって、日本語にした途端、別種のものに変じてしまうのは必定。なんというか、結局、「西洋由来の民主主義・合理主義といったものは普遍的なものであって、それをこの日本に導入するのはいともたやすいことでアル」みたいな、つまり朝日新聞伝統の近代啓蒙主義のいやらしさが漂ってくる、悪しき天声人語の実例であった。



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この間、畏友magonia00さんに教えてもらったのだが、UFO事件の中でも渋い味わいのあることで知られる「ゲリー・アーウィン事件」をテーマとした本が、斯界の雄・アノマリスト・ブックスから出たようだ。

これはジャック・ヴァレの『マゴニアへのパスポート』でも取り上げられているのだが、小生の知る限りでは本邦ではあんまりメジャーな扱いをされてこなかった事件である。以下、ヴァレに拠って概略を紹介してみよう。


1959年2月28日、休暇を終えた上等兵のゲリー・アーウィンは、車でテキサス州エルパソにあるフォートブリスの兵舎に向かっていた。その途中――ハッキリとは書いてないが、夜間であったらしい――彼はユタ州のシダー・シティを超えた辺りで、輝く物体が空を横切って飛んでいくのを目撃する。山の尾根に消えた物体に、飛行機事故ではないかと考えた彼は、車の中に「飛行機の墜落があったかもしれないので調べに行きます」とメモを置いて現場を目指した。

その90分後、そのメモ書きを見た保安官たちが組織した捜索隊により、彼は記憶を失って倒れているところを発見された。入院した彼はその後、いったんは軍務に復帰したのだったが、キャンプ内で、そして3月15日にはエルパソの街中で気を失う体験を繰り返している。この3月15日に運び込まれた病院では、夜中に目を覚まして「生存者はいたのか?」と周囲に尋ねたという(つまり、意識が混濁して2月の体験を思い出していたということらしい)。

再び陸軍病院に入った彼は、4月になって退院した翌日、何故かは自分でもわからなかったものの、強い衝動にかられて「現場」のシーダー・シティに向かった。半ば無意識的に登っていった丘で、彼は事件の際に失った上着を発見する。ボタンの穴には、紙切れがきつく巻き付けられた鉛筆が差し込んであったという。だが彼は、何故かそれを取って焼いてしまった。彼が正気に戻ったのはその後だった。

ちなみにAPRO(全米空中現象調査委員会)のジェームズ・ロレンゼンは、その時点でフォートブリスに戻った彼に取材をしている。彼はその後も入退院を繰り返した。夏になると彼は軍務を放棄し、行方不明になってしまった。


何だかあんまり詳しいことが書いてないので隔靴掻痒だし、突然失踪してしまうという結末が唐突で奇妙な感じがするのだが、とりあえずこの事件、先のジェームズ・ロレンゼンがAPROの「フライング・ソーサー」誌28号(1962年11月)に「アーウィン上等兵はどこにいるのか?」と題して記事を書いているらしい。

今回の本は、おそらくそんな古い事件ではあるけれども、面白い話だし、ここは一つ改めて調べてみましよかという仕事なのであろう。ちなみにこの本で序文を書いているというヴァレは、『マゴニア』ではどうやらこれをヒル夫妻事件に先立つアブダクション事件だったのではないかと見ているフシがある。今回の本は、果たしてそのあたりをどのように論じているのか。

そのへんはUFO洋書マニアのmagonia00さんに報告していただければ一番良いのだが(笑)、ともかく1950年1960年代のUFO事件は、なんかこう、イマジネーションの広がるものがあってしみじみと感じいってしまう。いつの日か読んでみたい――と思わんでもない一冊。













このところUFO本系統で読むに足る本というのは私見ではほとんど出ておらず、そんななかで孤軍奮闘しているのが、在野の超常現象研究グループ、ASIOSの本ということになろう。

その最新の一冊が『UFO事件クロニクル』であって、ケネス・アーノルド事件70周年を記念する本でもある。もはや70周年とかいっても世の中的には全く盛り上がることない中で、実に頭の下がる企画である。

ひと言でいうと、この70年間の主なUFO(関連)事件/事象を簡便に紹介し、かつコンタクティーとか研究者とかいった関連人物の紹介コーナーも加えたことで、UFOにかかわるだいたいの流れがわかるという本である。

むろん、ASIOSという団体の「盲信せず極力客観的なデータを以って語らしむる」という方針がバックにはあるから、一部の職業研究者にみられるハッタリなどとは無縁であり、その意味では半可通のUFOファンには物足りないところもあろうが、そこそこモノのわかった愛好家にとっては実に有用な本であるといえよう(介良事件だとかザモラ事件だとかいった有名な事例についても、オレなどが知らなかった最近の研究の成果が盛り込まれていてタメになった)。

で、今回どういうワケか、一般愛好家に過ぎないオレにも「ジャック・ヴァレとベルトラン・メウーの紹介記事を書いてくれ」というお話が舞い込み、ごくごく短いものではあったが、執筆をさせて頂いた。機会があればゼヒお読みを頂きたい。





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最近「郡純とは何者だったのか」と題するエントリーを何本か書いたところであるが、ちょうどそのタイミングで、まさにその「郡純」を名乗る人がネット上に出現した。

郡純公式サイト」というのが拠点であるようだが、フェイスブックやツイッターにもアカウントを作っておられる。YOUTUBEにもこんなのが上がっておる。



声を聴く限りでは昔とだいぶ感じが違う。だが、新旧の画像でとりわけ個人差が大きいと言われる「耳の形状」を比較してみるとかなり似ている。1953年12月生まれと著書に書いてあるので、それが正しければ63歳で、だいぶ老けておられても当然である。同一人物の可能性は高いのかもしれない。

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だがしかし、このたびのサイトであるとかYOUTUBEとかを見ても、何をしようとしているのかは皆目わからない。

そもそもほとんどがでっち上げであることがわかってしまった1991年刊の『最新 異星人遭遇事件百科』についての釈明とか言い訳とかは一切無い。

にもかかわらず、いまここにきて、宇宙人についての「正しい知識と見方」を普及したいとかいって再び表舞台に出てきたというのは何なのか。韮沢さん的に「ツッコミを入れてもらってナンボのUFOおたく」的芸風で稼ごうとでもいうのか。Kindleで何だか小説みたいなのを売っておられるようだが、その辺が狙いなのであろうか。だがしかし、オレとしては、すべては26年前の総括をしてからの話であると思う。

さまざまな謎をはらんだ郡純問題。今後の展開に注目していきたい(笑)。





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私家版『マゴニアへのパスポート』の通販を開始してからほぼ一週間。30冊ちょっと用意していたのだが、これまでに半分ほど売れた。素人の作った本でもあり、客観的にみればけっこう高いのにありがたいものである。完売も夢ではない。

とまれ、北は北海道から南は大分まで、お求めをいただいた全国のUFOファンの方々には改めて御礼を申し上げます。念のため、申込みフォームへのリンクを再掲。


【追記】おかげさまで売り切れました。購入いただいた方々には改めて御礼申し上げます(2017年9月20日)

というわけで、一部の熱い要望(笑)を受けて増刷した私家版『マゴニアへのパスポート』ですが、夏コミ「Spファイル友の会」での頒布に続きまして、今回通販を開始することにしました。

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1冊2200円(送料込。前払い)。A5判・398ページ。こちらに申し込みページを置いておきますので、メールフォームにご記入の上、申し込み下さい。

なお、申し込みページにも書いておりますが、今回のバージョンは本の内側のとじ込み部分(いわゆる「ノド」の部分)が狭くなってしまったため、若干開きづらい&読みづらいかもしれません。その辺はご理解のうえ、申し込んでいただければ幸いです。

売り切れの際はご容赦ください。


【注】ツイッターをやっておられる方でしたら「申し込み」は住所(送付先)・氏名・連絡先など記入したダイレクトメッセージを飛ばしていただいても結構です。当方は「 @macht0412  」で運営中です。


【追記】おかげさまで売り切れました。お買い上げ頂いた方には改めて御礼申し上げます(2017年9月20日)



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