不定期掲載ながら楽しみにしていた朝日新聞・近藤康太郎編集委員の連載アロハで田植えしてみました」が、終わってしまつた。

いぜん書いたように、都会目線の朝日新聞のインテリ記者が田舎のしがらみだらけの人間関係=前近代的な集落共同体に屈服し、「嗚呼これが本来の人間の暮らしでアッタ、田舎の大衆=愚民という朝日伝統の大衆蔑視路線はマチガッテおりました~」みたいな「改宗」というか「回心」の物語になっていくのを期待しておったわけだが、そういう大転換もないまま終了してしまったのはいささか残念でアッタ。

ま、しかし、行間には「別に朝日新聞がつぶれよーがかまやしねーや」とゆーロック・スピリットが漂っており、つまり、ご当人にはこれからの朝日新聞を背負って立とうなどという気はさらさらなく、「オレって朝日的にはアウトサイダーだかんネ」とゆー立ち位置でもあるようなので、別に社長になりかわって頭を下げる必要もないのだとすればこれはこれで良かったのかもしれんナ(笑)