2015年01月

「ジャック・ヴァレ、UFOのコントロール・システムを語る」という、ジェローム・クラークがヴァレにインタビューした記事(雑誌「フェイト」1978年、とある)を翻訳して、いったん載せてみたんだが、いろいろ検索してみたら、どうやらそういう短い記事であっても勝手にネットにアップするのは御法度らしい。残念ですがそーゆーことなんで、こないだアップした『Passport to Magonia』の2014年版序文ともども削除しときますorz

しかしなぁ、ヴァレのUFO本の翻訳が全然出ないので、「日本にも彼の思想を広めねばならぬ&オレもちゃんと理解しときたいし」ということで勝手にいろいろとヴァレの本を翻訳するプロジェクトを進めてきて、一時期ネット上に置いといたりもしたンだが、そういうのも勝手に翻訳してブログにアップしてはいけないのだった(で、こないだ削除した)。

「不特定多数のヒトにみせるのがダメなら、パスワードつけてクローズドで見せりゃいーじゃん」と一瞬思ったのだが、調べてみると、実はこれもダメ。クローズドだろうが何だろうが、そもそもどっかにアップした時点でアウト、とか書いてある。

もちろん素人翻訳なんで怪しいとこは非常に多いんだけど、「人目に触れるトコに置いとけば少しは日本のユーフォロジーに貢献できんじゃねーか」と考えたオレの目論見はどうも甘かったようだ。いろいろ調べてみたんだが、どうもこういう「一人エバンジェリスト作戦」はどうやっても法的に封じられているらしい。

ま、「研究目的」なら個別に頒布するのはOK(なのかもしれない)ので、念のため興味のあるヒト向けに翻訳済みのヴァレの本を以下に列記しときますけどネ・・・
  • 『マゴニアへのパスポート』
  • ディメンションズ
  • コンフロンテーションズ
  • 欺瞞の使者
  • リベレーションズ』~但し邦訳書『人はなぜエイリアン神話を求めるのか』で割愛された「献辞」「結論」「補遺」のパートのみ






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というわけで、当ブログでもしばしば論及しているジャック・ヴァレのUFO本の名著「Passport to Magonia」が再刊されたとの由(畏友magonia00氏のツイッタで教示いただいた)。

この本はもともと1969年刊行なのだが、1993年の再刊本のまえがきには、ヴァレ自身、こんなことを書いている。

長い間、『マゴニアへのパスポートは絶版状態で、古本はコレクターたちが探し回っているような状態だった。私は古本屋で45ドルで売られていたと聞いたことがある。

で、その再刊本も当然絶版となり、1マンエンとかで売りに出ているとゆー実に憂うべき状況になっていたわけで、そういう中での再刊はUFOファンには朗報である。

今回はペーパバックとハードカバー両方出ているようだ。悪いことはいわん、ニューウェーブ派のユーフォロジーに関心のある向きは今回購入されるがよかろう。どうせ10年もしたら古本で1マンエンとかで売られるようになってしまうから。

ちなみに、オレも古本のペーパーバックを、それでも安いところを探してウン千円で買ったクチであるが、もう一冊ハードカバーを注文してしまいましタ。


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