捕まりましたな。逮捕までするのは如何なものかという議論もありますが、まぁ残念ながら「リビア問題よりカンニング問題」というのが大多数の人たちの興味関心というわけで、ここまでおおごとになってしまいました。

しかし、逆にいうとそれだけ今回の問題が騒がれた背景には、「一流大学の入試が汚されるとは!言語道断なんたることか!」みたいな、一流大学にたいするある種の聖域信仰みたいなものがあるんじゃないか。

大学入試って、かんがえてみると通過儀礼みたいなところもあるしね。分離・過渡・統合みたいな段取りもあるし。イニシエーションのプロセスはきびしいけれど、いったん中に入ってみると、意外や意外、「なんてゆるいんだ!」ってとこもあるし。

結論。これだけ学歴は万能じゃないっていわれる時代になっても、大学信仰はまだまだ根強い。