というわけで、浅草キッドの玉袋筋太郎が、時と場合によっては、というか露出メディアによっては「玉ちゃん」とかいって出てくることについて、俺は憤懣やるかたない思いを抱いている。

そもそもこの芸名、ビートたけしから「蟻の門渡哲也」等々、有り難い候補を示されたあげく自ら選びとったとても有り難いものではないのか。バカにされさげすまれてもウケを狙う芸人根性の、その塊のようなこの芸名をなぜ粗末にするのか。そこそこ売れるようになれば「いやーw」とか言って照れるのもアリなのか。

むしろ旗よろしく正義を掲げた「言葉狩り」に、芸人が「まぁポリティカルコレクトネスというものもあるよねー」とかいって迎合していいのか。・・・ま、「アリだよね」ということなのだろうが、俺はなんか寂しいぞ。と、たまたまつけていたNHKの番組をみながら思う。