いまだにジャック・ヴァレの「Confrontations」を読んでいるんだが、ヴァレ自身がフランス人ということもあってか、ときおりフランスのUFO研究にかんする話がでてくる(10章、11章のあたり)。
たとえばいずれも社会学者なんだが、ピエール・ラグランジュ、 ベルトラン・メウーといった人たちの名前が出てくる。ラグランジュには『ロズウェルの噂』といった本があるらしい。
メウーのほうは、Confrontationsの記述に拠るとアブダクションと通過儀礼の類似性を論じたり、第二次大戦以前のSFに出てきたアブダクション類似のストーリーを蒐集するような仕事もしてるようだ。たとえば、エゲ・ティルム『ロドムール 無限の男』といった作品名が出てきたりするんだが、ヨーロッパのSFに詳しい人なら知ってるような作品なんだろうか?
そもそもConfrontationsじたいがもう20年ぐらい前の本だと思うんだが、にしても、このあたりのフランス社会学系のアプローチというのはいまだにほとんど日本では知られていないのではないか。考えてみると、フランスのGEPANとか、もっとわれわれが知るべきものはたくさんあると思うのだが、そのあたりがずっと放置されてきたというのは今さらながら残念である。やはりボルト・アンド・ナッツのアメリカ保守本流以外の議論は商業ベースには乗りにくかったのであろう。
せめて大学の第二外国語でフランス語でもとっておれば、もすこし突っ込んで調べることもできたであろうが、と一瞬思うが、実際に取ったドイツ語がモノになっていない現実をみれば無意味なイフであったか(笑)
たとえばいずれも社会学者なんだが、ピエール・ラグランジュ、 ベルトラン・メウーといった人たちの名前が出てくる。ラグランジュには『ロズウェルの噂』といった本があるらしい。
メウーのほうは、Confrontationsの記述に拠るとアブダクションと通過儀礼の類似性を論じたり、第二次大戦以前のSFに出てきたアブダクション類似のストーリーを蒐集するような仕事もしてるようだ。たとえば、エゲ・ティルム『ロドムール 無限の男』といった作品名が出てきたりするんだが、ヨーロッパのSFに詳しい人なら知ってるような作品なんだろうか?
そもそもConfrontationsじたいがもう20年ぐらい前の本だと思うんだが、にしても、このあたりのフランス社会学系のアプローチというのはいまだにほとんど日本では知られていないのではないか。考えてみると、フランスのGEPANとか、もっとわれわれが知るべきものはたくさんあると思うのだが、そのあたりがずっと放置されてきたというのは今さらながら残念である。やはりボルト・アンド・ナッツのアメリカ保守本流以外の議論は商業ベースには乗りにくかったのであろう。
せめて大学の第二外国語でフランス語でもとっておれば、もすこし突っ込んで調べることもできたであろうが、と一瞬思うが、実際に取ったドイツ語がモノになっていない現実をみれば無意味なイフであったか(笑)
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