今はこの文庫版は絶版になっているようで、増補新装版というのが出ている。しかし、いま振り返ると、どーしよーもない(と自分が思う)ヤツを思いっきり粛正してやりてーという思いは、ある意味、00年代に登場した「デスノート」を先取りしていたのかもしれぬなあ。まぁギャグなので、そっから先、「でもマジそういうのアリ?」みたいな問いかけは全くない(笑)。なおこの作者が高名なエロ小説家だというのもよく知られた話。

ケンペーくん (幻冬舎アウトロー文庫)

ケンペーくん (幻冬舎アウトロー文庫)

  • 作者: ならや たかし
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 1999/12
  • メディア: 文庫

 現代に甦った憲兵が、軟弱な若者、暴走族などを殺戮してまわるというギャグ漫画です。最初は自費出版された作品だそうで、話には聞いていたんですが、このほど文庫本になってようやく入手することができました。

 オジサンとしても、電車の中でしゃがみこんでいるような性根が腐った?ワカモノには「なんだかなー」と思うこと、しばしばあります。だから、ギャグと思えば、けっこうカタルシスがあって痛快…なんですが、なにか作者の方はマジで「大日本帝国万歳」系の人のようなんですね。ちょっとシャレになんないよ、という気もするんですが。

 まあ、でもオススメ。(99/12/25記)