子供の頃、ちょっと背伸びして大人向けの本かなんか読んでいたときだと思いますが、みょ~に気になることがありました。

なんかルビふるみたいにして、文章の横に(ママ)ってかいてある。ママ? ん? ママがどうしたのか? …しばらくこれは大きな謎でした。賢明な皆様はもうおわかりのことでしょうが、もちろんこれは、何かほかの本とかから文章を引用するとき、文法的におかしい箇所とかのワキにつける一種の記号です。「ここは文章ヘンですけど、もとの文章そのママということで、ここにはそのまま乗せときますからねー」という印ですな。

ああいうことは確か学校では教わらなかった気がする。人間はいろんな場所で思わぬものに出会いながら成長していくものなのですね。