remote1.jpg学習リモコンなるものが好きで、昔からけっこういろいろ買い込んできた。このたびビクターのRM-A815を購入したのを機に、覚え書き的にその遍歴を振り返ってみた。
最初に買ったのはパイオニアのCU-AV100(集合写真=1番右)。いつ入手したのかも忘れたが、本来はAVアンプの付属品で、これを単品で注文したのではなかったか、と思う。ボタン数はかなり多い。だが如何せん個々のボタンがあまりに小さい。昔はこれでも「画期的!」と思ったのか。使い勝手が悪く、いつの間にかお蔵入り。


ビクターのRM-A1500(集合写真=右から2番目)。液晶画面がついているのが売りで、この画面に選択した機器が表示できる。ただ如何せんボタンの絶対数が少ない。HDD/DVDプレーヤーの編集系を割り振るとなると、ヒューマンインターフェイス的に(笑)かなり強引な配置を強いられることになるので、個人的に抵抗がある。結局、テレビ用のサブリモコン的な役回りに落ち着いてしまった。


remote2.jpgONKYOのRC-589M(集合写真=右から3番目)。。AVアンプ付属品。2ちゃんねるで存在を知り、ヨドバシで単品注文した。ボタンも多く、中心に4方向に倒れるスティックを配置した点は秀逸。かなり重いけれども質感もあり、一時期重宝した。が、欠点も少なからずある。小さな液晶マドがあって、ここに操作する機器を表示できるのだが、表示される文字は「AMP」「TUNER」とか固定されていて変更できない。なおかつ機器選択がワンタッチで出来ず、スクロールボタンをコロコロ回すなど手間がかかる。加えてHDD/DVDプレーヤーを2台使うために学習させたところ、最後は記憶容量オーバーで構想通りの設定が叶わなかった。インクジェットプリンタで印刷できるシールに印字してから切り抜いて貼ったり色々小細工したが、やはり汎用器としては限界があった。








ソニーのRM-PLZ510D(集合写真=右から4番目)。2ちゃんねる界隈では、目下ほぼ「定番」扱いされている。スタイリッシュでボタン数もまずまず。が、この手のリモコンは「どのボタンにどの機能を学習させたのか」が瞬時に分からないと使い勝手が悪い(というのが持論)。だからチマタでは、ボタン部分をくり抜いた粘着シートに印字して操作面に貼り付ける、など涙ぐましい努力を重ねている人もいるらしい。しかしこの手法は難易度が高すぎる。ここは印字したシートを切り抜いて貼り付けるのが常道だと個人的には思うのだが、このリモコンの場合、ボタン間が狭いのでこの手は使いづらい。というわけで、これまたテレビ用サブリモコン的位置づけに甘んじている。

remote3.jpgで、今回新調したのがビクターのRM-A815(集合写真=右から5番目)。。前述のソニーに比べると赤外線が弱いのか、たまに空押しすることがある。また、東芝のHDD/DVDレコのリモコンを記憶させてみたが、3度4度と試みてやっと成功するようなことが多くて釈然としない。初期不良なのだろうか? ボタンの感触や材質もややチープ。とはいえ、フリーで登録できる空きボタンが7ツ配置されているし、相対的にボタン間も広く、印字シートを切り抜いて貼り付けるのもそう困難ではない。というわけで当面はこれで行こうと思っている。

※なお、使用したシールはプラス「超耐水光沢フィルムラベル・ホワイト」(型番IT-324RF-H)

※目下のところ不満なのは、PS3を学習リモコンで操作できないこと。周知のように、PS3はBluetoothリモコンを採用しているので、赤外線リモコンでは操作できないのである。「LogitechからPS3用 Harmony IRリモコンアダプタ」なるものが出るという情報もあって、これを使えば何とかなるのかなぁと思うのだが、その後、続報がまったくないようだ。どうなるのか。