アマゾンに「Passport to Magonia」が出てたので購入申し込んだ話をまえに書いた。その後、予想通りというべきか、「発送遅れてます。5月に送ります」みたいな連絡がきた。注文入れといてナンだが、「ぉぃぉぃ、30年前のパーパーバックが新刊で買えるわけねーだろ、常識で考えて」と突っ込みを入れたいところ(笑)。といーつつ、キャンセルはせず事態を見守ることにする。
それはそれとして、送料無料にするためにあわせて注文した「喪男の哲学史」(本田透)が意外な掘り出しもの。著者はサブカル・オタク系文化人みたいな人らしく、以前「電波男」とゆー本を出してたなという記憶はあるが、「電車男」ブーム便乗かよ、やだネ的印象で敬遠していたのだった。
しかし、どっかの書評で好意的に論じていたので買ってみたのだ。で、途中まで読んだとこではあるが、けっこうイイ♪。要するに人間社会への違和感から哲学は発生するみたいという話で、そこんとこを「もてない男」の実存的不安(?)と重ね合わせて「哲学はもてない男=喪男が作ってきたのだ!」と(強引にw)論じている。細かいことをいうとイーカゲンな理解とかもあろうが、現代における哲学の可能性を切り開いている…とまでいえば褒めすぎだけどね(笑)。
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