ここンとこ素人のチラシの裏的PC改造メモの様相を呈しているが、然り、本人も備忘録替わりに書いているのでコレでいいのだ。

その後、CPUファンをMBが自動制御するPWM機能を生かすために、4ピン装備の「鎌風の風PWM」(12センチ)なるファンを購入、さっそく装着。一方、通販で頼んだGPUクーラー「TMG AT1」も届いたので、こっちも併せて作業進める。

SAPPHIREのX1950proであるが、まず裏面4カ所でネジ止めされているバックプレートを外す。しかるのちに、表を上にしてクーラー部をグリグリ小刻みに動かして取り去る。その状態がコレ。ちなみにGPUのグリスをふきとってキレイにしたあと。

あとは、四角いメモリ部(都合8カ所)にAT1付属のサーマルパッドをシールよろしく貼る。ちなみに貼ったパッドの表面は何かピンク色にコートされている。両面テープ式にはがすのかな、と思って爪でめくろうと試みたが、パッド本体の白いスポンジ状の部分にピッタリくっついていて、うまくはがれない。これでシンクとうまく粘着するのか疑問ではあったが、とりあえずそのままで先に進む。でもって、AT1本体のシンク部にはグリスがすでについているので、ネジ止め用の足を基盤の穴4カ所に嵌めたのち、裏返してバックプレートをネジ止め。意外に簡単である。

あとはPCのスロットに押し込み、PCI-E用電源(田の字のヤツね)、それからファン直結のペリフェラル4ピンを12V電源につなぐ。以上完成である。

横からみた図。TMG AT1、かなり出っ張っている。このケース(P150)はHDが4個入るのだが、2基あるHDは最上段と最下段に入れて干渉を回避した。MBはP5K。S-ATA端子、さらに下のヒートシンクにも干渉しそうだが、かろうじてOK。

以下は換装後の感想。まず、静かになった。ファンコンはないので、GPUクーラーのファンは12Vでフル回転状態だが、元のSapphireのチャチなファンに比べると静音性ではかなり勝っている印象。つぎ温度。これも改善された。ここんとこ室内はずっと20度後半ぐらいだったと思うが、GPUコアはアイドル時51~52度→45~46度といったとこ。3DMark05を立ち上げて、フリーでできるテスト一巡した時のマックスでも、70度チョイ→62度。

CPUクーラーにつけたPWMファンのほうは、アイドル時で400~500rpmぐらい。CPU温度も30度弱。唯一問題なのがHD。上段の日立の500Gは37~38度ぐらいでイイ塩梅だが、下段に入れた古いMaxtor250Gは(もともと高熱HDという評判ではあったが)アイドル時でも50度近くなってしまう。もう一段上に移動して、フロントファンによる冷却効果を上げるべきかもしれないが、AT1との干渉が案じられるところではある。