ここのところのニュースといえば、シンドラー社のエレベーターの欠陥報道。妙なもので、これまで「シンドラー」ときけば何と言っても映画「シンドラーのリスト」が頭に浮かび、どうかするとウルトラマンに出てくる怪獣のような名前が、何となく崇高な輝きを漂わせはじめたりしていたわけですが、いざこういう事件が起きると一転してホント悪役イメージに染められてしまう。

外人の名前ってなんとなくそういうイメージに絡めとられやすいような気がします。私が小さいころ、「超人バロム1」とゆーヒーローもののテレビ番組があって、その敵役はゾルゲといった。そう、例のゾルゲ事件の印象をひきずってまさに禍々しいイメージをかきたてるのにちょうどピッタリはまったんでしょうな(もっとも、そのあと遺族か何かの抗議があって「ドルゲ」と名前が変わった記憶がある)。

ヒトラーとかムソリーニっつー名前の人はそこそこいるんでしょうが、そんな名前きくとやはり一癖二癖ありそうだ、って思ってしまうし。あぁそうだ、その逆で、たぶん外人が「トージョー」って名前をきくと「悪そーやなー」、って思ってしまうんだろうなぁ…