ヴァレの『コンフロンテーションズ』に出てくるフランスの社会学者(にして円盤学者)、ピエール・ラグランジュにはかねてから注目しているところであるが、肝心のフランス語が全然わからんので調査は全然進んでいないのである(笑)。せめてウィキペディア英語版あたりに何かないかと調べてみるが、1962年生まれのベルギーのファンドマネージャーというのが出てくるだけで、たぶんこれは別人。それでもググってみると断片的な情報は得ることができる。

たとえば『検証 予言はどこまで当たるのか』 の著者の一人で、小生も尊敬している山津寿丸氏 (sumaru)のサイト「ノストラダムスの大事典」にはこの人の略歴が書いてある。無断転載するといけないということなので各自ググって確認して頂きたいが、ひとつ発見したのは彼は1963年生まれだということ。なんだオレより年下ではないかオレも年を取ったものだと感慨を禁じ得ない。

まぁそんなことはどうでもいい。アマゾンのサイトをみると共著としてノストラダムス本を出していて、邦訳もある(『ノストラダムス―予言の真実』)。フランス語の円盤本も並んでおる。『La rumeur de Roswell』(ロズウェルの噂、というのだろう)とか。

例の「ベルトラン・メウーとは誰か」問題も未解明の状態であるけれども、こっちのラグランジュさんの業績紹介なども好事家の皆さんにぜひお願いしたいところである。