カテゴリ: Nice

何か世に対して拗ねたような人たちには、無条件で親近感を抱いてしまうのである。

そういう意味で最近注目しているのは、以前もチラッと触れたが、例の村上春樹の新作に対してAmazonレビューで毒づいてみせたことでネット界隈で注目(笑)を集めた「ドリーさん」。ホームグラウンドとおぼしき「埋没地蔵の館」というサイトをたまに巡回している。

いいではないか。

直近のエントリーでは、南直哉(坊さんである)の人生論に文句をつけている。自分探しなんてやめなさい、いまここにある「縁」を掘り下げていくことに幸せはあるのだ的な正論にたいして、「それができりゃあ苦労はねーんだよ、夢でもみなきゃ生きていけねーんだよ」(オレ的意訳)と青春の怒りをぶつけている。再び言う。いいではないか。

或いは「ぼっち」の悲哀を切々と語るエントリー。特に学校での「ぼっち」。わかる。実によくわかるぞ。

ただ、得てしてこういうサイトというのは、「しょせん蟷螂の斧か」という無力感にさいなまれたあげく、いつのまにか更新が滞って消え去ってしまう、ということになりがちなのである。頑張れ若者!世に出る迄オレは応援しているぞ(別に何ものでもないオレなんかに応援されてもメリットは全然ないのだが、まぁしかしちょっとだけ人生の先輩ヅラをさせていただければ、ということでw)。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

ダラダラとネットサーフィン(死語か?)していたら、「森で屁をこく」というところに流れ着いた。

素晴らしい! ちょっと斜に構えたよしなしごとエッセイ。全部読んでないけど。

こういうのを待っていた。ってか、2003年から更新してないじゃん orz

この世界では有名人だったりするのだろうか。たまにこういう発見があるからネットは好きだ。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

9e66bf53.jpg


WOWOWでやってたので、つい見てしまう。

やはり邦画屈指の名作である。

主人公・渡辺勘治に扮した志村喬の名演(あの目をカッと見開いてまったくまばたきをしない演技!)は勿論であるが、小田切みきの輝きったらどうだ! 自分の親とおなじぐらいの世代で既に鬼籍に入っている人に言うことではないけれども、AKBの隅っこにいるような小娘なんかには負けない魅力をはなっておるぞ。

もちろん、助役を演じた中村伸郎のクソ憎たらしさといったらないし、いつもながらの左卜全、鶴太郎がよくモノマネしていたことで知られる浦辺粂子をみられるのも素敵。

で、よくよく考えると、この映画に出てた主立った俳優で、存命なのは昭和元年生まれの菅井きんぐらいしかいないのではないか。昭和は遠くなりにけり。

まぁしかし画質ボロボロでもこうやって60年後にひとを感動させたりできんだから、やっぱ映画というのは凄いものである。関係ないけど、むかしから映画監督が美人女優と結婚しちゃったりするケースは多いわけで、これもまた映画というマジックの力なのであろう。以上、チラ裏であった。

(しかし、この映画ポスターはどうにかならんものか。中居正広みたいなのが笑いながらブランコに乗ってるし、隣りには何か野人みたいな生物の姿ハッケン。今みると何か悪い冗談っぽくて、引いてしまうぞw)
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

たまたまネットで教えてもらったマンガ『アンギャマン』というのをアマゾンで取り寄せて読んでみた。

アンギャマン リアル遠足伊勢巡礼編

アンギャマン リアル遠足伊勢巡礼編

  • 作者: 左剛蔵
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2010/01/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


作者は左剛蔵なる人。家のある大阪から伊勢とか出雲まで寝袋かついで徒歩旅行して、道すがら撮った写真を背景に、そこに自分の姿とセリフを書き込んで、といった独特のマンガを描き、その旅行記をネットで公開する活動を続けている人物らしい。今回買ったのは副題に「リアル遠足伊勢巡礼編」とあるとおり、大阪からお伊勢さんまで6日間を費やして踏破したときのことを描いた作品。昨年出た本のようだ。 

何か事件が起こるわけではない。道すがら、見かけた寺社仏閣には有名無名を問わず必ず立ち寄って参拝していくという私的ルールを堅持しているらしく、そのつど神仏に「ありがとうございました」と頭を下げてから先を急ぐ作者の姿にはしぜんと好感を抱くようになったりするのだけれども、かといってそこから壮大なドラマが始まるわけでもない。

道に迷いそうになったり、店の人と話をしたり、野宿の場所をさがしてウロウロしたり。ただそれだけ。作者はベジタリアンということもあってか食うものは常に粗末で、炒った大豆や干しイモをかじりながら歩いていたりとか、あるいは極度の貧乏旅行ゆえのいろいろな苦労などというものもあるのだが、それとてストーリーを大きく展開させる契機になるわけではない。

ただし。ひとつ「仕掛け」がある。当然作者は一人旅をしているはずなんだが、作品世界の中には「相棒」が出てくる。なんか鬼太郎の目玉おやじみたいな、体に布をまとったちいちゃな生きもの?で、こいつが常に一緒。説明がないのでこれが何者なのかは全くわからん。作中の主人公は「黒目」のない独特の風貌をしているので、やっぱりこれは主人公の目玉が抜け出したものなのだろうか、とかいろいろ想像をたくましくするわけだが、とにかく目玉おやじはあとになり先になり、ついてくる。時にはピョンピョン跳ねたり、主人公の頭の上にちょこんと載っていたり。で、主人公はコイツといろんな話をしながらひたすら歩いていくのである。

このへんが琴線に触れるんだろうな、と思った。

確か斎藤孝の本で読んだンだが、宮沢賢治は散歩が好きで、歩きながらいろんなことを考えたり着想を得たりしていた、みたいな話もある。「歩く旅」というのは確かに人を内省的にさせるのだ。何で俺はこんなことして歩いてるんだろ。何食おうか。今晩はどこで寝ようか。たとえそんなことでも、自分の中には時々刻々いろんな思いがわき上がるんであって、そこに自分でツッコミを入れたり、相づちを打ったりしながら人間は生きていくのである。その内的な対話のプロセスが、この目玉おやじとのやりとりの中で実にリアルなものとして再現されているのである。名刹に参拝して、よかったなーとか感心してる主人公にたいして、「うむ」とか頷いてくれる目玉おやじ。読んでくと、けっこう好きになってくるゾ。

我田引水だが、俺も友達がいないので、なんか街をフラフラ歩きながら頭の中で自問自答みたいなことをしている時間がたまにある。でも、たとえひとりぼっちであっても、こころの中にはやっぱり「決してウソはいわないもう一人の自分」「どこまでも自分に付き添ってくれる誰かさん」みたいなものとの対話というものが発生しているのであって、たとえば宗教の世界ではその種の「You are not alone!」という声は「弥陀の本願」とか、お遍路さんにおける「同行二人」みたいな言い方(つまり、アンタはひとりぼっちだと思っているかもしれないけど、実は弘法大師サンが一緒に歩いていて下さるんだゼという話だな)で語られており、つまりそれはそれでとても大事なことなのである。これを強引に絵にしてみると「目玉おやじとの対話」ということになるのかもしれない。そのように思わせるところが、このマンガにはある。深い。

ちなみにこの作者、「スカラムーシュ」と題したサイトでは「四国遍路」の連載を続けている。ということは、そのご、お遍路を敢行したということなのだろう。さきほど「同行二人」ということを言ったばかりだが、なるほど、歩き旅のひとつの完成形といえばお遍路。この展開はある意味必然だ。そして、流石にいろいろな人との出会いというのはお伊勢参りの時以上にいろいろあるわけなんだが、それほどの事件が起こるわけではないのはここでも変わりない。しかし面白い。決してメジャーにはなりえない表現かもしれないけれども、俺はこの試みをとてもすばらしいものだと思っている。頑張れ。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

都知事選である。

誰に投票すべきか迷っているのだが、個人的には、都知事選は愉快な政見放送を見ることのできる千載一遇のチャンスでもある。

今回はマック赤坂である。前回は外山恒一が出色であった。

いやバカにしているのではなく、勝敗度外視でこういうところに出てきて一席ぶてる人間というのは偉いと思っているのである。「語るべきこと」を持っている人間は偉いのである。そういう人々にとって都知事選は晴れの舞台なのである。

都知事選に限らず、そういう人々の声と姿を見聞きできる場として政見放送はまっこと重要なのである。

オカマの東郷健、「神軍」奥崎謙三、三井理峯のばーさん、といった人々のおもかげが脳裏によみがえる。機会あればYouTubeなどのぞいてみられるとよかろう。






このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

趣味というか、何というか、UFO現象にまつわる奇譚というのが昔から好きなのですが、こういう同人誌が産声をあげたとのことで、さっそく購入してみました。 続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

観客動員100万人突破の映画「電車男」、ようやく観て参りました。感想は、制作スタッフはさすがプロ、動きの乏しい話をいろいろカバーする手練手管を駆使してけっこううまいこと見せるな~、ってとこですね。で、いろいろ思ったことを以下に。 続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

「打撃の神髄 榎本喜八伝」という本が出ていますね。このまえ本やで平積みになっていたのをチラとみて、気になってはいたのですが、ブログなどでは相当高い評価を得ているようで、いろいろ教えて頂きました。 続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

で、ワシには2歳になる子供がいるですが、こいつがパソコン(ウインドウズですな)が好きで、オヤジがパソを立ち上げると飛んできてマウスをゴーダツしたりするわけです。 続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

おくればせながら、巷で話題の青春小説「夜のピクニック」、読んでみました。

なかなかよかったッス。 続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

↑このページのトップヘ