こないだヴァレのUFO分類法について書いたんだが、書き忘れたことがあった。つまり例の「接近遭遇」概念の生みの親であるハイネックは第一種接近遭遇、第二種接近遭遇、第三種接近遭遇の別は語っていたンだが、彼自身は「第4種接近遭遇」などと言ったことはない(らしい)。
にもかかわらず、後進の連中は「あぁそうだ、この枠組みを利用して第4種接近遭遇とか作っちまおーぜ」などと考えたらしく、その後になって結構「つけたし」があったようなのである。とりあえず英語のWikipediaのページを見てみると、次のようなことが書いてある。
うーン、何か混乱するゼ。前回紹介したヴァレの分類スケールでいえば、ここにも書いてあるように「第4種接近遭遇」というのは別にアブダクションではないンだが、一般にはすなわち誘拐事例ということになっているらしい。で、ヴァレのいう「第5種接近遭遇」はすなわちUFO現象によって傷害を負ったケースということになるのだが、そういう傷害・殺害ケースは「第6種接近遭遇」でアル、と言っている人もいるらしい。
グチャグチャである。ま、しかし、今思うことは、いくらなんでも「第7種接近遭遇」まで考案してしまうのは悪ノリではないのか責任者出てこい、ということである。ここまでいくと、泉下のハイネック翁も流石に嘆いておられるのではないか。おいたわしや。
にもかかわらず、後進の連中は「あぁそうだ、この枠組みを利用して第4種接近遭遇とか作っちまおーぜ」などと考えたらしく、その後になって結構「つけたし」があったようなのである。とりあえず英語のWikipediaのページを見てみると、次のようなことが書いてある。
【ハイネック・スケールの拡張版】
第4種接近遭遇
人間がUFOもしくはその搭乗者により誘拐された事例。このタイプはハイネックのもともとの接近遭遇スケールには存在しない。ハイネックのかつてのお仲間たるジャック・ヴァレは「サイエンティフィック・エクスプロレーション」誌で、第4種接近遭遇というのは「目撃者がその現実感覚の変容を体験した事例」だとしており、つまりはUFOとの遭遇にともなって不条理で幻想めいた、あるいは夢想のような出来事が生じた非誘拐事例をもここに含めている。
第5種接近遭遇
エイリアンと人間との間に直接のコミュニケーションがあったUFO事例。この種のタイプの接近遭遇にこうした命名をしたのはスティーブン・M・グリーア率いるCSETIグループで、地球外生命体に対し、意識のある状態で、かつ自発的に進んでコミュニケーションをとろうという意図のもとに行われた双方向的なコンタクトをさす。これは友好的なエイリアンたちと恒常的にコミュニケーションをとっていると主張した1950年代の「コンタクティー」を思わせるものがある。
第6種接近遭遇
UFOの目撃にともなって人間または動物が死亡したもの。
第7種接近遭遇
人類とエイリアンの配合種を作ることで、セックスによる生殖、人工的科学的方法による方法のいずれかによる。
うーン、何か混乱するゼ。前回紹介したヴァレの分類スケールでいえば、ここにも書いてあるように「第4種接近遭遇」というのは別にアブダクションではないンだが、一般にはすなわち誘拐事例ということになっているらしい。で、ヴァレのいう「第5種接近遭遇」はすなわちUFO現象によって傷害を負ったケースということになるのだが、そういう傷害・殺害ケースは「第6種接近遭遇」でアル、と言っている人もいるらしい。
グチャグチャである。ま、しかし、今思うことは、いくらなんでも「第7種接近遭遇」まで考案してしまうのは悪ノリではないのか責任者出てこい、ということである。ここまでいくと、泉下のハイネック翁も流石に嘆いておられるのではないか。おいたわしや。
【追記】
などと言っているところで、念のため日本語のウィキペディアで「接近遭遇」というのをみたら、さらに凄いことが書いてあったぞ。
むぅ、誰がこんなこと言ってるか知らんが、なんつーかもう、笑っちゃうぞ(笑)。そもそもハイネックがClose encounterとか言い出したのは、実際に報告された事例を分類するためのスケールだったハズなんだが、では「宇宙人による侵略」っつーのはどっかで報告されましたかネ? SFじゃないんだから。こういうバカをウィキペディアに書いてるから日本のユーフォロジーはいつまでたっても全然ダメなのだ(と上から目線で怒ってみるw) ヽ(`Д´#)ノ
などと言っているところで、念のため日本語のウィキペディアで「接近遭遇」というのをみたら、さらに凄いことが書いてあったぞ。
第八種接近遭遇は宇宙人による侵略。
第九種接近遭遇は人類と宇宙人とが公的に交流を行うこと。
むぅ、誰がこんなこと言ってるか知らんが、なんつーかもう、笑っちゃうぞ(笑)。そもそもハイネックがClose encounterとか言い出したのは、実際に報告された事例を分類するためのスケールだったハズなんだが、では「宇宙人による侵略」っつーのはどっかで報告されましたかネ? SFじゃないんだから。こういうバカをウィキペディアに書いてるから日本のユーフォロジーはいつまでたっても全然ダメなのだ(と上から目線で怒ってみるw) ヽ(`Д´#)ノ
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