けさの朝日新聞の紙面をみると、例の「誤報問題」で大反省大会である。
なんか、朝日取るのやめた家に中堅社員を派遣してご機嫌うかがいさせるとか、涙ぐましいぞ。

もとより、朝日新聞(オレの場合はとりわけ天声人語なンだが)のゴーマン体質を批判してきたオレにしてみれば「それみたことか」という気がしないでもないんだが、逆にいうと、こうあからさまに土下座作戦を展開し始めたのをみると、それはそれで気持ち悪いゼというところがある。

けっきょくブル新なんだから、それほど公明正大・清廉潔白とゆーわけにはいかんことなんか先刻承知でアル。前にもちょっと書いたけれども、各新聞が自分に都合のよい事実を拾い上げて、自分に都合のよい記事を書くのはアタリマエのことである。

そこでかなり我田引水の無理のあるロジックを展開しちまったところに発生したのが例の吉田調書の「誤報」であったわけで、朝日の編集は撤退すべきところで突撃してしまって結果「一個大隊全滅」みたいな、いわば戦略ミスというよりは戦術ミスを犯しただけの話なのである。

とゆーわけで、気持ちの悪い土下座作戦もいささか白々しいのでこれは適当に切り上げて、ゴーマン通常運転に早期に復帰されたら如何だろう。そっちのほうがオレ的にもネタができていいし(笑)