今回は英文のスパムメールが来た。
笑わせてくれるスパムメールというと、「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」という伝説的な「作品」があって、そんなのに比べると全然ダメなんだが、まぁいろいろ突っ込みどころがあるという意味ではそこそこ楽しませてくれた。
とりあえず以下に全文。タイトルは「hello」。
あらかじめ言っておくと、オレは受験英語はそこそこ勉強したが、その後、別に英語がわからなくてもなんとかなる職業に就いたこともあり、とりわけ「英文の手紙」みたいな実用レベルの英語は全然わからんままここまで来た。したがって、以下では英語の堪能な人からみるとトンチンカンなことを書くかもしらんが、まぁその辺は許せ。
How are you?
よくわからんのだが、初対面の人に対していきなり「よぉ、調子どうだい?」と尋ねてきておるコイツ。ネイティブスピーカーだとこういう表現をする人間がいるのかもしらんが、少なくとも礼節を知る日本人としては「阿呆かこいつは」と断ぜざるを得ない。
My name is Katashi and you?
で、いちおう名前を名乗っている。「カタシ」だという。「オードリー」の春日が、食レポで「うまし!」とか言ってる場面を連想してしまうぞ。あとで出てくるがコイツは東京から来たとか言っており、つまり日本人だと思われるので、どんな字なのか考えてみるのだが、いずれ無理がある。一番無難なとこは「堅」だろうが、最近はキラキラネームとかいって、むりやり読ませる馬鹿名前が横行しているので「難」でいいかもしれぬ(笑)。
ま、いずれにせよ「カタシ」というのは日本人の名前としては常識ハズレの珍妙なものといってよく、いかにも外人がアタマの中ででっちあげた日本語っぽい名前。素直に「タカシ」にすれば良かったのに。
I am from Tokyo.
これも変。「オレ、東京から来てんだよね」という意味であるから、こいつはいま東京以外にいるハズである。しかし、オレはこいつがどこにいるのか知らない。そういう相手にいきなり「東京から来たんだよね」は無いだろう。馬鹿かコイツは。
As for me I am a sushi chef and I am interested in reading.
で、「あんたのプロフィール読んだよ」とか、なんか意味不明なことを言ったのちに「オレは鮨職人」だと言い出す。ああ、そうかい結構結構。が、細かいことをいうと、この「 I am interested in reading」というのが解せない。「読むことに興味がある」ってんだが、小説か新聞か旅行ガイドか。自己紹介の体をなしておらんぞ。ゆるい。
I hope that you will write to me on my email
これも単にオレの感覚にのみ頼って言うのだが、この「on my email」というのが気に食わん。「on email」なのか「by email」なのか知らんが、ともかくmy というのはヘンではないか。
あと、「カタシ」という名前と「鮨職人」という職業からして、コイツは男だというキャラ設定になっていると思うのだが、「お付き合いしたいので連絡してね」というスパムメールである以上、これは女に宛てて送られねばなるまい。しかし残念ながらオレは男なのだ(いや、しかし、よく考えると、女性をターゲットとした「お付き合いしてね」メールなどというものは効果があるのだろうか、という根本的なギモンがいまめばえたぞ)
ともあれ、英語として奇妙(あえていえば中華っぽい英語?)であるうえに、内容的にもキャラ設定が甘く、矛盾が露呈しておる。「カタシ」こと Andrewsca47c@ytayoga.com さんよ、人を騙そうとするのであれば、労を惜しまず、もうちょっと頭を使わねばならぬ。
笑わせてくれるスパムメールというと、「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」という伝説的な「作品」があって、そんなのに比べると全然ダメなんだが、まぁいろいろ突っ込みどころがあるという意味ではそこそこ楽しませてくれた。
とりあえず以下に全文。タイトルは「hello」。
Hello!
How are you? My name is Katashi and you?
I am from Tokyo. It was really interesting for me to read you profile. I want to keep company with you. I read your profile and I like that you wrote about yourself. As for me I am a sushi chef and I am interested in reading.
I hope that you will write to me on my email or hotmail ID, do you have such one?
Please write back!
Warm regards Katashi.
あらかじめ言っておくと、オレは受験英語はそこそこ勉強したが、その後、別に英語がわからなくてもなんとかなる職業に就いたこともあり、とりわけ「英文の手紙」みたいな実用レベルの英語は全然わからんままここまで来た。したがって、以下では英語の堪能な人からみるとトンチンカンなことを書くかもしらんが、まぁその辺は許せ。
How are you?
よくわからんのだが、初対面の人に対していきなり「よぉ、調子どうだい?」と尋ねてきておるコイツ。ネイティブスピーカーだとこういう表現をする人間がいるのかもしらんが、少なくとも礼節を知る日本人としては「阿呆かこいつは」と断ぜざるを得ない。
My name is Katashi and you?
で、いちおう名前を名乗っている。「カタシ」だという。「オードリー」の春日が、食レポで「うまし!」とか言ってる場面を連想してしまうぞ。あとで出てくるがコイツは東京から来たとか言っており、つまり日本人だと思われるので、どんな字なのか考えてみるのだが、いずれ無理がある。一番無難なとこは「堅」だろうが、最近はキラキラネームとかいって、むりやり読ませる馬鹿名前が横行しているので「難」でいいかもしれぬ(笑)。
ま、いずれにせよ「カタシ」というのは日本人の名前としては常識ハズレの珍妙なものといってよく、いかにも外人がアタマの中ででっちあげた日本語っぽい名前。素直に「タカシ」にすれば良かったのに。
I am from Tokyo.
これも変。「オレ、東京から来てんだよね」という意味であるから、こいつはいま東京以外にいるハズである。しかし、オレはこいつがどこにいるのか知らない。そういう相手にいきなり「東京から来たんだよね」は無いだろう。馬鹿かコイツは。
As for me I am a sushi chef and I am interested in reading.
で、「あんたのプロフィール読んだよ」とか、なんか意味不明なことを言ったのちに「オレは鮨職人」だと言い出す。ああ、そうかい結構結構。が、細かいことをいうと、この「 I am interested in reading」というのが解せない。「読むことに興味がある」ってんだが、小説か新聞か旅行ガイドか。自己紹介の体をなしておらんぞ。ゆるい。
I hope that you will write to me on my email
これも単にオレの感覚にのみ頼って言うのだが、この「on my email」というのが気に食わん。「on email」なのか「by email」なのか知らんが、ともかくmy というのはヘンではないか。
あと、「カタシ」という名前と「鮨職人」という職業からして、コイツは男だというキャラ設定になっていると思うのだが、「お付き合いしたいので連絡してね」というスパムメールである以上、これは女に宛てて送られねばなるまい。しかし残念ながらオレは男なのだ(いや、しかし、よく考えると、女性をターゲットとした「お付き合いしてね」メールなどというものは効果があるのだろうか、という根本的なギモンがいまめばえたぞ)
ともあれ、英語として奇妙(あえていえば中華っぽい英語?)であるうえに、内容的にもキャラ設定が甘く、矛盾が露呈しておる。「カタシ」こと Andrewsca47c@ytayoga.com さんよ、人を騙そうとするのであれば、労を惜しまず、もうちょっと頭を使わねばならぬ。
コメント