朝日新聞の連載企画「アロハで猟師してみました」が終わってしまったようだ。
例によってネット上ではカネを払わんと全文が読めないけれども、最終回の記事にいちおうリンクを貼っておこう。
で、オレもかねてから期待していたように、書き手の近藤康太郎記者は「ヒトは他の生物を殺めるという原罪を背負って生きていくしかないのダ!」というテーゼを強調して去っていったのでソコは大変結構である。あるけれども、この最終回はちょっとリクツが勝った感じで強引にまとめに入った感じもある。
推測するに上のほうのヒトから「ちょっと過激すぎるんじゃネ(怒」とか言われて――あるいは他のマスコミの記者を支局に招き入れて楽しく遊んでいるシーンとかあったのでそっちがマズかったのかもしらんが――とにかく終了したテイにせねばならず、そこでいわゆる「俺たちの戦いはこれからだ!」的なシメを強制された感もないではない。
それはちょっと深読みしすぎかもしらんが、なんかお上品な朝日新聞にアナーキーなテイストの記事が載ったのはなかなか痛快ではあった。二の矢、三の矢を待つ。
【追記】
その後、この筆者は「アロハで猟師、はじめました」という本を出したので、感想文を書いてみた→こちらへ
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