「インプレッサで遊ぶシリーズ」の一環として、今回はドラレコ周りの工作をしてみた。
ドラレコで撮った画像を見ていて一つ気になったのは、画面下にクルマのダッシュボードが盛大に映り込んでいることである。フロントガラスが斜めなので、そこにちょうど直下のダッシュボードが反射して映ってしまうのである(下の写真参照)。まぁどうでもいいっちゃあイイんだが、気になりはじめるとイカン。何だか気に入らん。


だが、ネットで調べると、これは工夫次第で防げることが分かった。
要するに「偏光フィルム」(ないしは偏光フィルター)なるものをドラレコのレンズの前につけると縦横の一方のみの光のみを通すようになり、逆にいうと、この余計なフロントガラスからの反射をブロックすることができるというのだった。
…と書きながらも、実は今ひとつこの偏光板なるものの性質をよく理解していないのだが、ともかく自分でも細工をしてみることにした(こういうDIYに取り組んだLAYZさんという方のサイトをみて基本的にマネした。改めて御礼申し上げます →ココ)
【準備】
まず材料と道具をそろえねばならない。アマゾンで一式頼んだ。
この前しらべたら、オレの買ったインプレッサの純正カーナビにはパイオニアの「CA-DR03TD」のカメラがついている事が判明した(写真左)。どっかに寸法図とか転がってないかと探したが見当たらん。なので実測の必要がある。すでに実装されているカメラなのでいまさら外すワケにもいかず、面倒であるが仕方あるまい。
とりあえず、前の方に若干突き出しているレンズ鏡筒の直径をノギスで測る。フロントガラスのすぐ近くにあるので手を伸ばして測定せねばならず、ちゃんと測れているかリアルタイムで目視できない。そのせいか測るたびに数字がバラバラである。ちょっと怪しいが、最終的には22.0mmぐらいかと思われた。
さて、このあとの作業としては
①厚さ3mmのゴム板をドーナツ状にくり抜く
②そのドーナツの一方に、丸く切り抜いた偏光フィルムを貼り付ける
③ドーナツをカメラの鏡筒部にはめこむ
――という段取りを考えた。
まずはドーナツ。嵌めこむ時、少しキツめのほうが具合が良いのではないかと考え、設計上の内径は鏡筒の実寸22ミリ(?)より若干小さめの21ミリ、外径はかなり余裕を取って31ミリにする。
この設計に従い、コンパスカッターでゴムを切り出す。最初に直径31ミリ(すなわち半径15.5ミリ)の円盤を切り抜き、二度目はその円盤の内側を直径21ミリ(すなわち半径10.5ミリ)でさらに切り抜く。


*が、実際やってみて思ったが、コンパスカッターでそんなに精密なカットできるのかというと、ちょっと疑問である(けっきょく寸法はテキトーになってしまったと思う)

偏光フィルムもカット。この写真は、ゴム板同様にコンパスカッターで丸く切り抜いたものだが、よく考えるとこれだと真ん中に穴が開くので画質が損なわれてしまう。最終的にはハサミで丸く切り抜いた。
とりあえず完成したゴム製のドーナツをクルマのところに持っていき、ドラレコのレンズ部にちゃんとハマるかチェック。しかし、ちょっと引っ張って伸ばさないと嵌まらない感じで、けっこうキツかった。偏光フィルムをつけたゴムを嵌めてからグルグル回し、偏光フィルムが適正な装着角度になるよう微調整する――みたいなことは難しそう。
なので、当初の方針は変更して以下のような段取りでやってみた。
①両面テープを片面に貼ったゴムをレンズの鏡筒にとりつける
②現場でドラレコ画像をリアルタイムで画面表示しつつ、その前に偏光フィルムをかざして効果のある向きを確認
③正しい向きで両面テープに偏光フィルムを貼り付ける
*なお、両面テープは手元にあった適当なヤツを使ったら「紙用」ということなのか、ゴムにくっつかず使い物にならなかった。さらにゴソゴソ探したら「スコッチ 外壁面用強力両面テープ」いうのが出てきたので、これを使ってみたらどうにかくっついたようであった。基本的に「ゴム用」と書いてあるのを使うのが無難であろう


写真左は両面テープを貼り付けたゴムドーナツをクルマに持ち込んで、レンズの鏡筒に嵌めこんだ状態。このあと剥離紙をはがして偏光フィルムを貼り付けたのが写真右。いずれもピンボケ写真で申し訳ないが、写真右をよくみるとゴムの脇から両面テープのブヨブヨが若干はみ出しているのが分かる。苦労がしのばれるw
ということでいちおう工作終了。念のためドラレコ映像から切り出した写真を以下に貼っておくが、フロントガラスからの映り込みはあまり気にならなくなった(まったく無くなったワケではない)。

とりあえず、前の方に若干突き出しているレンズ鏡筒の直径をノギスで測る。フロントガラスのすぐ近くにあるので手を伸ばして測定せねばならず、ちゃんと測れているかリアルタイムで目視できない。そのせいか測るたびに数字がバラバラである。ちょっと怪しいが、最終的には22.0mmぐらいかと思われた。
さて、このあとの作業としては
①厚さ3mmのゴム板をドーナツ状にくり抜く
②そのドーナツの一方に、丸く切り抜いた偏光フィルムを貼り付ける
③ドーナツをカメラの鏡筒部にはめこむ
――という段取りを考えた。
まずはドーナツ。嵌めこむ時、少しキツめのほうが具合が良いのではないかと考え、設計上の内径は鏡筒の実寸22ミリ(?)より若干小さめの21ミリ、外径はかなり余裕を取って31ミリにする。
この設計に従い、コンパスカッターでゴムを切り出す。最初に直径31ミリ(すなわち半径15.5ミリ)の円盤を切り抜き、二度目はその円盤の内側を直径21ミリ(すなわち半径10.5ミリ)でさらに切り抜く。


*が、実際やってみて思ったが、コンパスカッターでそんなに精密なカットできるのかというと、ちょっと疑問である(けっきょく寸法はテキトーになってしまったと思う)

偏光フィルムもカット。この写真は、ゴム板同様にコンパスカッターで丸く切り抜いたものだが、よく考えるとこれだと真ん中に穴が開くので画質が損なわれてしまう。最終的にはハサミで丸く切り抜いた。
とりあえず完成したゴム製のドーナツをクルマのところに持っていき、ドラレコのレンズ部にちゃんとハマるかチェック。しかし、ちょっと引っ張って伸ばさないと嵌まらない感じで、けっこうキツかった。偏光フィルムをつけたゴムを嵌めてからグルグル回し、偏光フィルムが適正な装着角度になるよう微調整する――みたいなことは難しそう。
なので、当初の方針は変更して以下のような段取りでやってみた。
①両面テープを片面に貼ったゴムをレンズの鏡筒にとりつける
②現場でドラレコ画像をリアルタイムで画面表示しつつ、その前に偏光フィルムをかざして効果のある向きを確認
③正しい向きで両面テープに偏光フィルムを貼り付ける
*なお、両面テープは手元にあった適当なヤツを使ったら「紙用」ということなのか、ゴムにくっつかず使い物にならなかった。さらにゴソゴソ探したら「スコッチ 外壁面用強力両面テープ」いうのが出てきたので、これを使ってみたらどうにかくっついたようであった。基本的に「ゴム用」と書いてあるのを使うのが無難であろう


写真左は両面テープを貼り付けたゴムドーナツをクルマに持ち込んで、レンズの鏡筒に嵌めこんだ状態。このあと剥離紙をはがして偏光フィルムを貼り付けたのが写真右。いずれもピンボケ写真で申し訳ないが、写真右をよくみるとゴムの脇から両面テープのブヨブヨが若干はみ出しているのが分かる。苦労がしのばれるw
ということでいちおう工作終了。念のためドラレコ映像から切り出した写真を以下に貼っておくが、フロントガラスからの映り込みはあまり気にならなくなった(まったく無くなったワケではない)。

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