今日からWBCの日本戦が始まるというので、けさの「天声人語」はWBCの煽り記事である。尤もその出来は今回も些か苦しい。例によって冒頭部分とオチの部分を貼っておくが、文章表現上の稚拙さが目立つ。


ひと言で要約すると「1913年の大リーガー来日から110年を経て、今度は日本人大リーガーも参加してずいぶんとレベルの上がった日本代表が世界各国と戦うことになった。何とも晴れがましいことである」みたいなことを言っている。
ただしこのコラム、レトリックをハズしている。1913年の時は「大リーガーの場外弾で昼寝中のカラスも驚いたことであろう」みたいな記事がたまたま朝日新聞に載ったというので、最後を「今回の初戦ではカラスも驚くプレーが見られるか」と締めている。しかし残念でした、今回のWBCは国内ではもっぱら東京ドームで試合を行う。仮にあの辺にカラスの巣があったとしても場外弾でカラスが驚かされる事態は100パー起こりません(笑)。
些事といわれるかもしらんが、それぐらい調べて書いたほうがよろしい。コラムというのは、このシメがユルいといくら良いことを言っても全然心に響かないのである(今回も別に良いことは言ってないけれども)。


ひと言で要約すると「1913年の大リーガー来日から110年を経て、今度は日本人大リーガーも参加してずいぶんとレベルの上がった日本代表が世界各国と戦うことになった。何とも晴れがましいことである」みたいなことを言っている。
ただしこのコラム、レトリックをハズしている。1913年の時は「大リーガーの場外弾で昼寝中のカラスも驚いたことであろう」みたいな記事がたまたま朝日新聞に載ったというので、最後を「今回の初戦ではカラスも驚くプレーが見られるか」と締めている。しかし残念でした、今回のWBCは国内ではもっぱら東京ドームで試合を行う。仮にあの辺にカラスの巣があったとしても場外弾でカラスが驚かされる事態は100パー起こりません(笑)。
些事といわれるかもしらんが、それぐらい調べて書いたほうがよろしい。コラムというのは、このシメがユルいといくら良いことを言っても全然心に響かないのである(今回も別に良いことは言ってないけれども)。
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