■1977年1月27日 ケンタッキー州プロスペクト 目撃者:リー・パリッシュ
ジープを運転して帰宅する途中の午前1時5分、19歳の目撃者は樹木の上に火のような色をした四角いUFOがいるのを見た。それは高さ約10フィートで、幅は40フィートほどもあった。すると突然、ジープは何者かにコントロールを奪われたかのように動き出し、ラジオも音がしなくなった。パリッシュが記憶しているのは、どの時点のことかはハッキリしないが自分が無音で浮かぶUFOの下にいたこと、そしてその乗り物が飛び去っていくのを見ていたことだけだった。ふだんなら自宅には7分で着くはずだったが、実際に着いたのはそれより35分も遅い時刻だった。
やがて催眠術をうけたパリッシュは、自分がわずらっていた目の痛みがどこから来ていたのかを悟った。それはUFOを目にしたせいだった。UFOの下にあったジープは空中に吊り上げられ、クルマのドアを開けてもいないのに、パリッシュは円形で大きな部屋の中へと強制移動されていた。
その部屋には機械のようなものが3体いた。一番大きいのは高さ20フィートほどで色は黒かった。その姿は墓石のようで、小さくてのっぺりした「頭」がついていた。「肌」はところどころザラついていたが、その他の部分は滑らかだった。関節が一つある「腕」が一本ついていたが、手はついていなかった。
一番ちいさいモノは身長6フィート弱で色は赤く、コークの自販機のように四角かった。これも手のついていない「腕」を一本持っていたが、こちらには関節はなかった。パリッシュはその存在がなんだか怯えているような気がしたが、ともかくそれはゆっくりと近寄ってきて彼の頭と肩に触れた。その際にはチクッと刺されるような冷たい感じがした。彼は後になってあれは身体検査だったのだろうと解釈するにいたった。
第三の機械体は色が白く、高さは6フィート。他のものより塊感が強かった。三角形の「頭」がついていて、「腕」は2本あったが、その腕を使ったりはしなかった。これは白くてまばゆい感じだったが、他と違って唯一音をたてた。それは歯磨きをするときの音のようだった。パリッシュは「これがこいつらのリーダーだ」という印象をもった。
それから3体は一つのものに合体した。最初に一番小さいのが白いモノの背後に回り(あるいは融合したのかもしれないが)、それから白いモノは背の高い黒い存在の背後に回り(あるいは融合して)見えなくなった。黒い存在は後ずさりしていったが、そのときパリッシュは温度が高くなっているような気がした。そのとき突然黒い存在が消失し、気づけばパリッシュはジープの中に戻っていたが、この存在たちはいつかまた接触してくるだろうという気がした。事件の調査者たちは目撃者の誠実さは折り紙付きだとしている。
なおこれと同様な「四角い搭乗者」は以前にも報告されたことがあり、一例としては1968年9月にブラジルで早朝に起きたUFO遭遇事件がある。
SOURCE: Carla L. Rueckert, "Kentucky
Close Encounter," Flying Saucer Review 23, no. 3
(October 1977): pp. 15-16, 19.
【コメント】これは「ケンタッキー版ぬりかべ」とでも言いたい案件である(イヤこういうのはぬりかべではないという「ぬりかべ警察」の抗議はこのさい黙殺したい)。ソースは例によってFSR。短いので全3ページを以下に添付。



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