■1979年11月9日 スコットランド・ロージアン地方のリビングストン 目撃者:ボブ・テイラー
目撃者は61歳の森林作業監督官。ピックアップトラックで林地に乗り入れた彼は、木々の状態をチェックすべく新しいハイウェイの近くにある空き地に向け犬を連れて歩き出した。空き地に着いたのは午前10時半ごろだったが、そこで彼は灰色をした球体が地上に浮かんでいるのを目撃した。周囲にはへり状のものがついていて、その上には小さな窓が幾つかあった。テイラーは細部をよく見ようとしたが、その物体になかなかピントが合わない感じがした。目撃者が言うには物体は自らカモフラージュをしているかのようだった。
すると突然、その乗り物からビーチボール大の物体が2つ、すごい勢いで転がり出て、ザーッというような音を立てながらテイラーの方に向かってきた。テイラーの証言によると、その「ブツ」は「機雷」のように見え、「足」が6本出ていた。「機雷」はあっという間に彼の足下まで来た。とてもキツい刺激臭がし、そこで彼は意識を失ってしまった。
20分ほどして意識が戻ると、飼い犬が吠えているのが聞こえた。目撃者は濡れた地面に横たわった状態で、アゴはヒリヒリし、左の太ももには痒みがあった。二つの「ブツ」と物体は見当たらなかった。テイラーは脱力感と吐き気を感じ、ノドには焼けるような痛みを感じた。彼はどうにかこうにかトラックのところに戻り、無線で助けを呼ぼうとしたがつながらなかった。そこでクルマに乗っていこうとしたが、体が思うように動かなかったせいか、トラックはすぐさま泥にはまってしまった。最終的に彼はよろめきながら歩いて家に帰り着いた。出迎えた妻によれば、彼は疲れ果て汚れきった状態だった。そのズボンは引き裂かれていた。
テイラーは医師の診察を受けたが、一方で警察はこれを暴行事件とみて徹底的な犯罪捜査を開始した。現場では地面に走る線のほか、重量物が残したと考えられるギザギザ、トゲのついたボールがテイラーを「襲った」時にできた穴が見つかった。
懐疑論者の中には、テイラーは球電に遭遇したのではないかという者もいた。しかし目撃者を知る人々は、彼は誠実な人間だと証言し、これを自然現象だという説明を否定している。
SOURCE: Peter Jordan, "UFO Assault in
Scotland," Fate (June 1983): pp.68-74.
【コメント】たまたま先週テレ東で放送されたモキュメンタリー『UFO山』の作中でUFO研究家がこの事件に論及するシーンがあったばかりだが、この通称「ロバート・テイラー事件」ないし「リビングストン事件」は警察が調査に入った希有な事例として有名であるらしい(ただし傷害事件の疑いなのであるが)。ついでに想像図と現地に設置されているという記念碑の銘板の写真(redditの記事より)も貼っておこう。
しかしETのイラスト集という触れ込みで刊行されたこの本にコレを掲載するのは些かムリがあるだろう。どうみても機械だろコレはw


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