自作PCを使っていると、たまにいろいろとシステムを弄りたくなってくる。ふとHDCP対応で1920×1200の大型ディスプレイが欲しいなぁと思った。サクサクっとネットで調べると、目に良くない劣悪激安パネルというのは幾らでもあるのだが、さほど目に負担がかからない、比較的高品質で値段もそこそこの液晶ディスプレイはあまりない。それでも三菱のRDT261というのはなかなかのスグレモノだと学ぶ。後継機の262の発売もリリースされたばかりで今なら実質7万円台で買えるらしい。

主観的にはかなり安い。欲しい。とはいえ常識人としては2年前に買ったばかりのディスプレイを脇に追いやる訳にはいかんので、とりあえず物欲を抑える。抑えるのだが、「最近はビデオカードの性能もずいぶん上がったようだし、とりあえずHDCP対応で安いのがあったら今のうちに替えておくか」と閃いてしまったのだった。

で、外排気仕様で静音性にも定評のあるHD4670ボード、H467QS512Pを買った。H467QS512P.jpg


1万ちょっと。電源は430Wとさして強力ではないので、電力消費が少ないエコボードというのもポイント高い。

さっそく入れ替え作業を開始した。ちなみにサイズ的には現行のX1950Pro+外排気クーラーTMG AT1より一回り小さい。ドライバはとりあえずCatalystのヴァージョン8.12を入れたが、29日深夜に9.1が出たので、さらに入れ替える。いずれもDriver Sweeperなるソフトを併用、とかくトラブルが多いと言われるCatalystドライバの入れ替えもとりあえず成功したようだ。

念のためベンチマークソフトを走らせる。いずれも一回やってみた時に出た数値。

【3DMark06 score】
X1950pro→5215  HD4670(Catalyst8.12)→7955  HD4670 (Catalyst9.1)→7799
【FFXI Bench 1.1.0】(ハイレゾ)
X1950pro→8102  HD4670(Catalyst8.12)→8149  HD4670(Catalyst9.1)→8276

む…HD4670はひと昔前のミドルレンジ級だと聞いていたので、X1650Proより相当格上だなとイメージしていたのだが、なんかそれほどでもなかった。描画性能が問われるPCゲームも今んとこやっていないし、体感的にどう変わったかもよくわからん。が、まぁいいさね。