2011年04月

朝日新聞の「天声人語」は名文の手本、みたいな神話を朝日が広めているのは周知の事実。毎日これを書き写せば国語力バッチリ、みたいな宣伝もよくみかける。俺は、そんなこたぁねぇだろ、何か偉ぶったジジイの偽善ぶりがにじんでて気色わりイ文章だ、こんなものお手本にすると妙に老成した訳知り顔のクソガキになるからやめろ、と常日頃思ってる。

ここでちと脱線するけれども、朝日というのは「庶民の味方」みたいなポーズをとっているけれども、「あ、いっとくけど俺たちは庶民を指導するエリートの側だから」的な尊大さがあって、気に入らん。

たとえば公教育は大事だ、貧乏人が行かざるを得ない公立小・中学校は何としても建て直さないといかん、みたいなコトは言うのだが、その実、ここの社員、そろいも揃って自分の子供はシッカリ「お受験」させてるじゃねーか、みたいな。庶民の味方面はやめてくれ。

閑話休題。そんなことを言いたいんではなかった。単にけさの「天声人語」が気にいらなかったのであった。英国の「ロイヤル・ウェディング」の絡みの話なのだが、こういう文章が書いてある。「民間から皇室に入られた皇后」云々。

この言い回しはマスメディアではすっかり定着したもので、スッと読んでしまうのだが、ここでいう「民間」って何なのだ、と考え始めると眠れなくなるのである(ウソだが)。だって、「民間」と「皇室」はホントに対比すべきものなのか?

広辞苑で「民間」をみてみる。
①人民のあいだ。世間。坊間。「―語源」
②公的な機関に属さないこと。「―活力」


この①のほうは、「名も無きそこいらの人々が住んでいるセカイ」みたいな意味だろうな。②のほうが一般的な用法のような気がするな。民間の反対側に、国家やら自治体にかかわる公的なものモロモロ、公務員とか役人とか役場みたいなものの総体があるとして、その「公的・官的」に入らないセカイ=民間、といったところだろう。

じゃ、天声人語でいう「民間VS皇室」はどうなんだ。②の意味での対比なのか? すると「皇室=公的機関」なのか? 戦前「天皇機関説」というのがあって、法学的には正しかったけれども、「天皇を機関扱いするとは何事!」という右翼の皆さんの攻撃で「政治的には正しくない」ということになった一件もありましたな。ま、皇室=公的機関でもいいんだが、なんかそういう解釈でいうと、皇室に入る→お役所としての皇室に就職する、みたいなニュアンスが出てきてしまって、意味が違ってしまうだろう。

するとここでいう「民間」というのは①の意味なんだろう。「人民のあいだ」から皇室に入る・・・ふむ、そう言い換えればかろうじて意味は通るような気もするんだが、人民という言葉は大和言葉ではないので、皇室と対比させるにはやはり違和感がある。隔靴掻痒、やはりここはどうしても言葉のセレクトが違うといわざるを得ない。「名コラム」と称するのであれば、このような表現を使うのは好ましくない(笑)。

で、結論をいいたいのだが、ここは「平民から皇室に入られた」というしかないのだと思う。そこを天声人語は無理に言い換えているのだ。だってそうだろう、仮に旧華族の子弟で、フツウに暮らしている人が皇室に入ったとしたら「民間から」というか? たぶん言わんだろう。ポリティカル・コレクトネスからいうと「平民」とは言えない、言いたくないので「民間」と言い換える。これが違和感の源泉であり、欺瞞なのである。そういう言葉狩りをすると、現実を見る目にフィルターがかかってしまって、むしろ人間はバカになってしまうのである。

「華族」と「平民」の間に格差はあるべきでないとしても、現実に皇室というフィールドにあっては、両者の間に「差異がある」。そこを見て見ぬふりをしてきたからこそ、たとえば雅子さんの問題なども出てきたのではなかったか。

というわけで、まぁこれは朝日に限った話ではなくて、たまたま天声人語でみかけたから書いてしまったが、「民間VS皇室」という表現はやめて「平民VS皇室」とハッキリいってほしい。それが俺の年来の希望である。

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さて、本ブログにとっては画期的な来客の嵐も過ぎ去り、再び独り言的備忘録モードに帰るのである。

で、何度も何度もわからんわからんと言っている放射線被曝の問題を蒸し返す。

今回の原発事故については、原子力問題にも詳しいという武田邦彦氏がさかんにブログで情報を発信しており、それなりに評価を得ているようでもある。で、このエントリーでは子供の被曝量には十分注意すべきであるという、しごく真っ当なことを言っているのだが、細部で若干引っかかる部分もある。

彼は次のようなことを言っているのである(適宜意訳のうえ要約)。

これまで政府は一般人の年間被曝限度量を1ミリシーベルトにしていた。なぜか? それは年間被曝量1ミリシーベルトだと、その影響でガンになるのは人口10万人あたり5人ていど。それぐらいなら「我慢ができる」と政府が考えたからである。

ん? そうなのか? 年間1ミリでガンが5人増えるというデータは本当にあるのか? 彼のこの文章には「年間被曝量100ミリシーベルトでガンになる確率は0.5パーセント増える=10万人中500人がガン」という例の話が載っていて、読む限りでは「この100ミリの100分の1だから、ガンになるのも100分の1=5人」という比例関係の存在が暗黙の前提となっているようだ。

だが、俺のニワカ勉強によれば、こういうことではなかったか?

「年間100ミリになるとガンになる率は0.5パーセント上がる。100ミリ以上ではこの関係は比例しており、つまり100ミリ増えるごとに確率は0.5パーセントずつ上がっていく」

「ただし年間100ミリ未満の場合、現時点では健康に影響がでるというデータは確認されていない。ひょっとしたら、50ミリ=ガン確率0.25パーセント増みたいな比例関係が成り立つのもかしれないが、今のところはわからない。あるいは何か閾値があって、何ミリシーベルト以下なら影響は出ない、というようなことがあるのかもしれない」

あるいは俺の読んだ資料が古くて、「比例関係がある」というのは実証されていたのか?

それからまたまた繰り返すことになってしまうが、「ブラジル・ガラパリでは年間の自然被曝量10ミリシーベルト、しかし健康被害ナシ」という、例の話はどうなってしまうのだろう? いつまでたってもこのナゾがとけない。

というわけで、武田氏のように「じゃぁ子供は大丈夫なのかい?」的な視点は重要だとは思うのだが、基本はわれわれ国民ひとりひとりが状況を正確に理解し、最終的には自分の判断で行動を律することだと思うので、その点、「年間0~100ミリシーベルトでも健康被害は明らかに生じる」というような話があれば、俺を含めて多くの人間にとって未知の重要な情報なのでハッキリソースとともに示していただきたいわけであり、つまりはこういう社会的影響力の大きい人には過不足なく、誤解を与えぬ正確な議論を展開していただきたいと思うのである。


【4月26日追記】

というようなことを書いていたら、すでに武田氏の発言内容についてツッコミを入れておられる方がいた。NATROM氏の「武田邦彦氏の過去の発言を検証してみる」で、このひと3.11以前はけっこう原発肯定的だったのに、何か最近言うこと違ってネ?といったことなどを書いておられる。

で、NATROM氏は、放射線による障害について、武田氏はさいしょ「閾値あり」仮説をとっていたのに、いつのまにか「閾値なし」仮説に転じてしまったことを指摘している。つまり、「これこれの数値以下なら何にも問題ないからね~」説から、「いや、いくら微少とはいえゼロでないかぎり放射線の影響はアルのだ!!」説に転じている、と。

ま、考えを改めるのは結構なんだけれども、じゃあその「転向」はいかなる事情によるものか、どんなデータに拠るものなのか、そのあたりはヤッパリ科学者を名乗る以上、キッチリ語ってほしいなぁ



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というわけで、4月20日までには原発が吹っ飛ぶという予知をされた小林朝夫先生、お元気でしょうか?

もう完全に旬をすぎたネタになってしまいましたが、地震予知研究家・小林朝夫氏の予知を検証するという記事をかいたら、こんなブログに突如何千人も来訪があって、小生ちょっと嬉しくなってしまいました。つい悪ノリしてしまい、小林先生をイジるネタをもう1回だけやることにしました。

ホント最後ですのでお許し下さい。

今回のネタは「小林朝夫氏はどうやって電磁波を観測しているのか?」。ネタは再び、小林氏の旧ブログ「小林朝夫のサンバルカンな夜」。この2010年4月9日の項に、彼が使用しているとおぼしき電磁波測定装置のメーター部分の写真が載っています。このページですね。


mag1.JPG


で、彼はこの機械を「トリフィールドメーター」と称しているので、この機械がなんなのか特定すべく、とりあえずググって調べてみました。

trifieldmeter100xe.jpg

うゎお、「トリフィールドメーター」って商品名かよ! いきなり通販ページが出てきました。画像をみると、小林先生のブログの写真とうり二つではないか。なんと小林先生、観測には2万円もあれば買える、この民生用の機械を使っていたのですねッ。なんかテスターに毛が生えた程度の、ちょっとショボい機械。でも「電磁場」「電場」「マイクロ波」をそれぞれ簡単測定できる、というスグレモノ。そういや小林先生、「電場」も測定してる、ってどっかで書いてた。なんだ、全部これ1台で済むじゃん(笑)。

【仕様】
形式/Trifield Meter Model 100XE
重量/250g
電池/9V角電池・連続使用30時間
サイズ/130×65×60mm

で、小林先生のブログには「40/100」とか「60/100」みたいな数字がよく出てくるわけですが、そのナゾもようやく解けた! このメーターの一番上にはMAX100の目盛りが入っておりまス。そう、おそらく彼は、この「0~100の目盛りのどこら辺まで針が振れたか」を一生懸命記録しているのでしょう。

ちなみに、このメーター、電磁波測定のモードを「電磁波ノーマルモード(0~100ミリガウス)」と「電磁波高感度モード(0~3ミリガウス)」に切り替えることができるようです。一番上の目盛りはノーマルモード、その下の目盛りは高感度モードに対応しているもののようです。

で、さっきのブログを読むと、彼は「高感度モード」にした状態で、メーターを監視しているようです。それでもって、「あ、100まで行った」「あ、急に下がったぞ」とか言っているのでしょう。なるほど、アナログの針の振れ具合を見ているのですから、「60/100って何の単位よ?」とか聞かれてもうまく答えられないのは道理。

小林先生がこの針の振れ具合をみながら、ブツブツつぶやいているのが見えるようです。「お、今でかく振れたな! こいつぁデカいのが来そうだ。規模はM8ぐらいじゃね? 振れ方が急だったから、そうだなー、今から72時間以内じゃね?」(笑)

しかし!! まだ大きなナゾが残っています。「場所」はどうやって予知するのかしら? うーん。ここは情報不足。しかし大胆に推理してみますか・・・・・・八ヶ岳の山麓に住む小林先生、おもむろにトリフィールドメーターを東南東に向けてみる。「お、振れた! じゃ、地震が来るのは関東だな」。続いて機械を南に向けてみる。「ふむ、こっちに向けても振れるぞ。これは関東・東海全域が危ない!」。念のため北東にも向けてみよう。「・・・反応なし。東北には来ないな」。

時価2万円ナリの家庭用電磁波測定器でこれほど楽しめるとは。楽しい趣味分野を開拓した小林先生。今回の一件で、「国語の神様」を称するにはやや国語力にアラがあることがばれてしまいましたので、これからはでんじろう先生の向こうをはって「理科の神様」への転身をめざしたら如何でしょう。トリフィールドメーターの魔術師、とか名乗ってネ (オシマイ)
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「最後だとわかっていたなら」 作:ノーマ・コーネット・マレック / 訳:佐川 睦


という詩がある。著作権の問題もあろうかと思うので、ググっていただくとよいのだろうが
俺たちも一所懸命(一生懸命ではなくて、ね)生きないといかんなーという気持ちにさせてくれる一編である。
とりわけこんな災害のあとは。
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ということで昨日、地震予知研究家(笑)の小林朝夫さんの予知がこれまで当たっていたのかどうかを検証したものを書いたら、通常一日4、5人くらいしか来ないこんな過疎ブログにもたくさんのアクセスがあった。

いまの状況を如何にみんなが恐れているか、よくわかろうというものである。たまたま小林氏は、きのうの23時までにデカイ地震が起きると予告していたものだから、半信半疑の人たちは心配だったということもあるのだろう。もちろんそんなデカイ地震は起こらなかった。たしかにいま俺たちは24時間、つねに余震等を警戒する必要はあるのだけれど、別にこのような人の予知に頼ることはないのである。

さて、昨日のエントリーのケツにも書いておいたのだが、小生の記事をコピペしたものを(短縮・編集した上で)自分のブログに貼り付ける人も現れた。最初みつけたときは、コメント欄でさもこれは自分で書いたものであるというような応答をしていたから、仰天した。

まぁ平たくいうと無断のパクリで、あまり気持ちのいいものではない。というか平時であれば怒るべきところかもしれぬ。だが事が事である。いま多くの人々が「予言」に惑わされている。このコピペ、好意で解釈すれば、現状を憂えての勇み足といえないこともない。ちっとも当たっていない「予言」の実態を広めるのが先、ともいえる――そう考えて寛容の精神を発揮することにした。件の記事は小生のブログからの引用であるという一文を入れるというから許すことにした。

夜になってチェックした2ちゃんの小林朝夫スレでは、コピペをした方のブログのアドレスが「心配な人はこれを読むといい」といって何度か紹介されていた・・・・・・そうか、この過疎ブログに驚くほどの人が来たなぁと俺は思っていたのだが、俺の書いたものはむしろパクっていただいた(笑)方のブログを通じて世に広まっていったのかもしれない。

なるほどなぁ、と思った。誰に知られることもなく、どこかで人を支える役回りを努める――俺はどうやってもそういう宿命のもとにあるのだろう、きっと。まぁいい。「大事なことは主流にならぬこと」なのだから。

・・・いやぁ、いま、ちょっと酔ってるから格好つけすぎちまったかな。おやすみなさい。今晩が地震のない、静かな夜でありますように。
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「人も通わぬ過疎ブログ」をモットーにやってきましたが、一時期、なぜかアクセスが増えた。なぜかと調べると、地震・原発予知研究家(笑)の小林朝夫さんのことを書いたエントリーが(俺のブログにしては画期的といえるほど)読まれていたのだった。

なるほど、世の中の人はこういうことに興味があるのか。よーし、パパ頑張っちゃうぞー。というわけで、今回は「小林朝夫氏の予知は本当に当たるのか」を改めて検証してみることにしました。

素材は、今回の震災直後まで彼が開いていたブログ「小林朝夫のサンバルカンな夜」(リンク先はこちら。追記:但し本日2012/10/12に確認したところでは2010年12月以降の分は何故か削除されてました)。なにやら要領を得ない予知も多いのですが、この方は「大地震警報を発令します」とか宣言しながら予知をすることが多いので、基本的にその「警報発令」に沿って予知をチェックしてみたいと思います。

むかし、高木彬光が「ノストラダムス大予言の秘密」 (角川文庫)という本で、「ノストラダムスって本当にあたるのかよ? 彼の予言詩の最初の50編ぐらい実際に翻訳してみて、あたりつけてみようぜ」という試みをやったのですが、そんな感じの試みです。あまりにも長いので退屈かもしれませんw(参考までに、高木彬光氏の本はどういう結論になったかというと、「訳してみたけどほとんど意味不明。こじつけばっかりじゃねーか」というものでした。ノストラダムスっつってもしょせんこの程度なんだよなーとウンチクを傾けたい方には一読をお勧めしたい本ですナ)。

以下、検証に最低限必要な個所はブログから引用させて頂きます。原文の日付は英語表記ですが、読みにくいので日本語表記に改めています。また適宜改行を省略するなどしています(あるいは引用部でタイプミスをしている箇所があるかもしれませんがご容赦下さい)。

なお小林氏は、個人経営の塾を開いていた時代に「国語の神様」というキャッチコピーで自己PRをしていたようですが、それを踏まえるとほとんどブラックジョークとしか思えない誤字脱字を以下のブログでも披露しております。以下、その愉快な誤字・脱字はそのままにしてありますのでご笑覧アレ。まぁフツウの神経なら恥ずかしくて山ごもりでもするトコですが、この方の辞書には「恥」という語彙はないようですナ(笑)。時系列順にしばし見ていきましょう。



★予知その1(2009年6月8日~7月8日)

【場所】「東海・関東・東北」→「東京」と変遷

【規模】M7。震度5~7

【時期】「6月12日まで」→「6月末まで」→「7月7日まで」と順次先送り

【結果】外れて謝罪する


2009年6月8日 12:14 am

■警戒情報です

緊急を要しますのでよくお読みください。東海、関東、東北で大地震への前兆が出ています。推定MはM7前後、震度5~7と思われます。時期は本日より6月12日までの期間。

コメント:これが彼がブログで地震予知をした最初のケースです

2009年6月12日  8:34 pm

大地震が迫ってきています。6月末まで警戒してください。

コメント:ここでさりげなく期間延長しました

2009年6月13日  8:58 pm

■■【大地震に警戒してください】■■

■東海・関東・東北地域のいずれかに大きな地震が発生する可能性があります。M7前後の大きめの地震です。

2009年6月29日  4:00 pm

大地震が迫っています

2009年7月1日  1:00 am

大地震警報継続!!

■大地震警報を7月7日まで継続いたします。

コメント:さりげなく二度目の期間延長をしてしまいました

2009年7月8日 3:01 pm

大地震警報解除

大地震警報を解除いたします。予想の7月7日までに大きな地震が起きませんでした。お騒がせして済みませんでした。

コメント:あっさり外れを認めました。こういう謙虚な姿勢を貫いて頂ければ良かったのですが…



★予知その2(2009年7月29日~8月11日)

【場所】日本およびその近辺

【規模】M8

【時期】8/8まで

【結果】8/9に東海道南方沖を震源とするM6.9の地震(最大震度4)、8/11に駿河湾を震源とするM6.6の地震(最大震度6弱)がありました。予知した日時に近接して地震が起きたことは事実ですが、規模は全然違いますし、そもそも地域を全く特定していない「予知」なので、当たり外れ以前の問題かもしません。もっとも当人は、この「予知」で8/11の地震を言い当てたつもりでいるようです(9/13の項参照)。


2009年7月29日 5:24 pm

【大地震警報発令】

大地震が起きる可能性が高まりました。場所は日本およびその近辺。規模はM8クラスと思われます。発生日時は今から240時間以内。みなさま厳重な警戒をお願いします。

2009年8月8日 8:24 am

大地震・事前警報

■とうとう大地震警報の最終段階になりました。

時期的には、今日発生してもおかしくありません。恐らく、ここ数日が「鍵」となるでしょう。

コメント:期日切れの8日になって、「今日発生してもおかしくありません」というのはヘンではないですか(笑)。事実上の期日延長でしょう。ただ、このあと2009年8月9日19時56分、東海道南方沖を震源とするM6.9・最大震度4の地震が発生しました。予知の期限からは1日遅れで、規模も全然違うので、さすがに「当たった!」と威張ってはいませんが、地震直後の以下の書き込みにみるように、「この規模の地震が連続して起きる」と、どさくさに紛れて論点をすりかえています。

2009年8月9日 8:08 pm

厳重警戒を継続してください

やはり、大きめの地震がきました。幸い深さ340km、東海南沖ということで被害はありませんでした。何よりです。しかし、これからこの規模の地震が連続して起きるはずですので、厳重な注意をしてください。

2009年8月10日 9:15 pm

■せっかくのお休みですが、連続的に災害が発生しそうな気配です。台風、地震と立て続けに被害が発生するでしょう。台風が先で地震がそのあとになると思われます。まだ正確にはわかりませんが、8月14日までに巨大地震が発生しそうです。もしかしたら、それより先になるかも知れませんが・・

コメント・さらに、このあと2009年8月11日5時7分、駿河湾を震源とするM6.6の地震が発生しました。最大震度は6弱。以下に見るように、この地震もすかさずブログで取り上げています。期限から3日遅れですが、後述9/13付けの記述からすると、小林氏はこの地震を「当てた」と考えているようです。

2009年8月11日 11:31 am

本日の地震について

■静岡地震と名付けられた今回の地震ですが、被害がそれほどではなくてよかったです。しかし、この地震は来たる巨大地震への序章に過ぎず、このクラスの地震が10回~30回起きて、最終的に東海地震・南海地震・東南海地震の発生に至ります。



次のM7クラスはすぐに続けて起きます。8月14日までに再びあると確信しています。
もう一度念を押しておきます。再び、大きな地震が数日以内に起きます。充分な警戒が必要です。

2009年8月11日 2:08 pm

今回の静岡地震とその前の静岡沖の深発地震で完全に東海大地震のスイッチがオンとなってしまいました。恐らく規模はM9前後となるはずです。今日の夜も、推定M6~M7程度の地震が起きると思われます。は所は静岡、神奈川、東京、千葉のいずれかになる筈です。本番の東海地震の発生時期で図化、まだはっきりとしたことは言えませんが、年内は確実でしょう。このままM7クラスの地震が続けば、早ければ9月の前半には発生すると思われます。

コメント:当たったとは言い難い結果となりましたが、なんかいろいろ理屈をこねて「外したわけじゃない」的な印象を与えようとしています。ともあれ、この辺の一連の地震に関東・東海地震への前兆という位置づけを与えて、彼の予知は次なるフェイズに進むことになります。上にもチラッと書いてますが、翌12日に具体的な予知をします。


★予知その3(2009年8月12日~9月13日)

【場所】「千葉・東京」→「東京直下または東京湾」

【規模】 M7.2。途中からM8

【時期】「8/14まで」→「8/14~25」→「8月末まで」→「8/31~09/15」と変遷

【結果】 該当する地震なし。外れ


2009年8月12日 1:13 am

再び大きな地震が起きそうです

データの解析が終わりました。8月14日までに再び大きな地震が今度は千葉・東京で発生しそうです。予想規模はM7.2と思われます。

2009年8月12日 9:45 pm

今後の地震について

■どちらにしても大きな地震が近々起きることはほぼ間違い有りません。
14日までに東京・千葉に大きな地震が来ると思いますが、もう少し先になるかも知れません。いつくるかを正確に予想するのは非常に難しく、多少の誤差が生じるかと思います。しかし、東京に直下型の地震がすぐそこまで迫っていることは間違いありません。確信しています。

2009年8月13日 12:56 pm

12時間以内

大きめの地震が発生すると思われます。関東・東海にお住まいの方々はくれぐれも注意をしてください。

2009年8月14日 12:55 pm

新関東大震災発生時期の確定

■関東に大きな地震が起きる予想時期を下記のように訂正いたします。

・2009年8月14日~8月25日

 震源地 東京直下または東京湾

 予想規模 M8

コメント:期限切れの当日に、11日間の延長ならびに予想マグニチュードの上方修正を行っています

2009年8月22日 11:17 am

大地震警報継続中!!

■本日、異様なくらいに静かです。

予測の関東大地震ですが、本日22日ピークとなっています。予測に変わりはありません。厳重な注意が必要と思われます。

2009年8月23日 8:37 am

大地震警報継続中!!

■22日に地震が起きませんでしたが、ピーク終了日の25日まで残り3日間あります。厳重な注意が必要と思われます。今月末まで、大地震警報は継続いたします。

コメント:期限切れ当日の8月25日6時37分に千葉県東方沖を震源とする小さな地震がありました。M4.1。ギリギリに起きたこの地震を踏まえて、小林氏は以下のような主張を展開します

2009年8月25日 9:04 am

幻の大地震

■25日、早朝、緊急地震速報がテレビ・ラジオ・携帯を通して一斉に警報を鳴らしました。

06時37分43秒 北緯35.4度 東経141.4度 6.6 10Km

千葉沖ですが、これがそのまま起きていれば東京は大惨事でした。しかし、実際は震度1程度の地震が起きただけで、誤報扱いとなりました。

■大地震の直前にP波が発生し、それをとらえて緊急地震速報を発令するのですが、P波は確実に大地震の起きる強さだったと思われます。けれど、偶然というか、運河よかったというか、実際に起きた地震は小さなものでした。このことは何を意味しているのかというと、どちらにしても、そう日数をおかずに大地震が発生する可能性があるということを意味しているように思います。

コメント:
意味の通りにくい文章ですが、彼の言いたいのは次のようなことでしょう。「この地震に先立って緊急地震速報があった。つまり初期微動の段階では確実に大地震となるべき地震だった。ところが、何らかの理由で大きな揺れは抑止された」。つまり、「自分の予知はほとんど当たっていた」との主張でしょう。真相は「気象庁の緊急地震速報が誤った予測を出しただけ」かと思われます(緊急地震速報がそれほど当てにならないのは今や国民誰もが知っているところです)。もっとも、当人は期限切れ当日の地震をご自分に都合良く解釈し、「外れ」判定を逃れ得たと解釈したようです。


2009年8月25日 10:55 pm

嫌な予感がします

何の根拠もありませんが、とても嫌な感じがします。ピークの25日は残り1時間程度で終わりますが、ここ数日、最大限の注意をされてください。

2009年8月29日 1:38 am

「生きていますか?」というメールをいただきましたので、慌てて更新します。大地震は、つかの間のひとときの静寂を保っています。恐らく、明日の29日あたりから目立つ動きが見られると思います。大地震警報は今月末まで継続いたします。

コメント:とはいいながら期限の25日まで大地震が起きなかったのは事実ですから、後ろめたいところがあったのでしょうか、ここでまたもや「月末まで」と伝家の宝刀の期限延長を繰り出します

2009年8月31日 11:10 am

100%来る!!

■すべての情報を付け合わせて大地震の可能性を検証したが、東京・千葉・神奈川を中心とした直下型大地震は100%来るとここに断言する。それも遠い未来の話ではない。2009/08/31~2009/09/15の期間に起きるはずだ。早ければ9月初旬ということになるだろう。

予想規模はM8前後。予想震源の深さは20キロ~40キロ。予想震度は東京全域で震度7と予測する。

さて、信じるも信じないも自由であるが、文句を言うのは9月15日過ぎにしていただきたい。

コメント:しかし、何も起こらないまま月末が来てしまいましたので、再び15日間の期間延長に踏み切りました。外れてから文句をいえ、と啖呵を切ったのは格好良かったのですが…。なお、自称「国語の神様」に失礼な物言いかとは存じますが、「すべての情報を付け合わせて」などと書いたら作文は零点。「付け合わせ」っつーのは、定食にオマケでついてくる
ポテトサラダとか、そういうのを言うのですね。ここは大衆食堂じゃないんだから(笑)。「突き合わせて」が正解でした。残念!


2009年8月31日 12:08 pm

大地震警報継続!!

■大地震の危険性がさらに高まってしまいました。

恐らくM8前後の大きなものになると予想されます。非常に危険な状態です。大地震警報を取り敢えず9月15日まで延長とします。予想震源は東京湾~千葉県沖と考えています。震源の真上では震度7の激震となることが予想されます。その他の地域でも東京全域で震度6強となるはずです。

2009年9月5日 8:59 pm

大地震警報は継続中です!!

現在のところ、ピークは9月6日になりそうですが、その前後5日は警戒が必要です。

2009年9月8日 2:00 pm

■非常事態宣言発令です

関東地方に大地震の起こる可能性が今までで一番高くなってきています。いつM8クラスの大地震が起きてもおかしくない状況です。

2009年9月12日 4:08 pm

■大地震警報は継続中です。

私は、もう10年以上に渡り、地震と取り組んでいます。歴史上、日本や世界で起きた大地震の詳細もすべて研究してきました。地震前に起きる不思議な出来事も細かく調べました。仕事柄、調べるのが習慣になっているため、とことん調べ尽くしました。

それらの経験や知識を踏まえ、現在の日本の状況は、すぐにでも関東地方に大地震が発生してもおかしくない状況だと確信しています。推定発生日9月15日期限、そろそろ真剣に備えをしてください。

2009年9月13日 3:42 pm

■さて、15日のピークまであと2日となりました。

第一回目の「大地震警報」では震度6の地震が発生し、第二回目の「大地震警報」では早朝に地震警報がテレビから流れ、結果揺れずという形になりました。

今回、第三回目の【大地震警報】は9月15日が最大のピークとなります。

コメント:

彼が「第一回目の大地震警報=震度6の地震が発生」といっているのは、上の「★予知その2」で8月11日の地震を当てたンだぞ、というアピールのようですが、先に言いましたように、これを当たったというのはかなり苦しい。ちなみに、「第一回目の大地震警報」は、ホントは冒頭で示した「★予知その1」の時に出しているのですが、何故かこの外れ予言のことはすっかり忘れてしまったようです。



つづいて、『第二回目の「大地震警報」では早朝に地震警報がテレビから流れ、結果揺れずという形になりました』と言っているのは、先に述べたように「8月25日の地震は最終的に揺れなかったけれども、潜在的には大地震になりうるものであったので、自分はこれを予知していたのだ」という言い訳です。ただし、流石に自分でも苦しいと思ったのでしょう、重ねて「9/15までには大きな地震が来る」と言っています


2009年9月15日 10:13 pm

本日ピークの15日

■大地震警報のピーク15日が残り数時間となりました。もしかしたら今日は無事に過ぎるかも知れません。それはそれでよいことなのですが、前兆ピークが収まらず、そのまま平行移動の状態が明日から続き、いつ大地震が発生するのかがわかりにくくなってきました。すべての地震予知グループが前兆のピークと断言している以上、いつ大地震が起きてもおかしくありません。取り敢えず、今日は無事に終わりそうですが、くれぐれも警戒態勢を解除しないようにしてください。

みなさま、15日発生ピークの件、お騒がせしてすみません。しかし、これから、大きな地震が関東地方・東海地方に発生すると考えています。

コメント:あれだけ啖呵を切ったのにもかかわらず、期限の15日までに大地震が来ることはなく予知は外れました。「100%来るとここに断言する」といっていましたが、この人の100%はずいぶん安っぽい。もっとも、このときはまだ、「すみません」と言うだけの謙虚さと「羞恥心」がかろうじてあったようです。



★予知その4(2009年9月18日~10月10日)

【場所】 関東

【規模】 M8

【時期】 9/18~10/7

【結果】 該当する地震なし。外れ


2009年9月18日 3:20 pm

■第4のピークに突入しました。

■本日、関東巨大地震発生の第4のピークに突入しました。本日18日~10月7日までの期間、関東地方に巨大地震が発生するピークとなります。

非常に危険なピーク期間であり、相当地下でのエネルギーが蓄えられているので、地震が発生した場合にはM8前後の巨大地震になると考えられます。

2009年10月7日 4:10 pm

本日、予想日ピーク

■大地震発生予想日のピークは本日7日。しかし、台風18号による猛烈な低気圧により、日本列島の地震活動は抑えつけられています。台風が通り過ぎる9日あたりまで警戒を続けてください。

コメント:大地震がないまま予告最終日を迎えました。しかし、念のためということでしょうか、お得意の期限延長をすることになります。この時は1日だけの延長でしたが

2009年10月8日 11:52 pm

【【【 緊急大地震警報 】】】

■明日10月9日午後23時までに日本の関東・東海地方に巨大地震が発生する可能性があります。
 厳重な警戒をしてください。

2009年10月10日 1:13 am

■大地震警報を解除いたします。

大地震警報の期間中、日本の南側でM7超えの大地震が10回以上発生しました。しかし、日本での発生はありませんでした。不幸中の幸いだと考えています。(実際に大地震に見舞われたスマトラ・サモア等のみなさまには少しでも早い復興を願っています)

コメント:明白な外れでしたが、「外国では地震が起きていたのでまんざら外れでもない」とでもいいたげな発言は、如何なものかと思います。それならば最初から「世界のどこかで地震が起きる」といえばいい。何でわかりもしないのに「関東」などと場所を絞り込んで書くのか?



★予知その5(2009年10月17日~2010年1月8日)

【場所】 当初は関東・東海(のち南海・東南海などにも言及)

【規模】 M9.0

【時期】 当初明示せず。

【結果】 該当する地震なし。外れ


2009年10月17日 1:54 am

大地震警報発令

今回は控えめに大地震警報を発令いたします。

今まで発令して、すべて海外の大地震でしたので、今回も日本で発生するかどうかわかりませんが、念のために発令いたします。

コメント:10/17に発令された「警報」は最終的に翌年1/8まで継続していたようです。よってこの間の予知は一括して考えるべきかと思い、一つの項目にまとめました。長期にわたる警報となったこともあり、この間、場所・時期などは微妙に変化し続けました。

2009年10月22日 9:21 pm

【【【 巨大地震警報発令 】】】

関東から東海にかけて巨大地震の発生の可能性がここ数十年で一番高いピークにさしかかっています。どれほどの時間、プレートが耐えられるかわかりませんが、とにかく非常に危険な状態です。みなさん、覚悟と準備をしてください。予想されるマグニチュードは9.0です。

2009年10月28日 10:45 pm

巨大地震発生カウントダウンとなりました

■関東・東海・南海地域における巨大地震の発生が近づいています。

みなさん、防災準備をされてください。いよいよかと思われます。

2009年10月29日 9:48 pm

巨大地震・大地震警報を発令中です。

巨大地震はM9以上、大地震はM8以上を意味します。

「いつごろ大地震が発生するのですか」というお問い合せをいただきました。さすがに何日に発生するということは超能力者ではないので決定的なことは言えませんが、それほど遠い日の出来事ではありません。逆に言うと、近いわけです。けれど、それがいつなのかは正確にはわかりません。

このブログで大地震警報を発令すると必ず大地震が発生しています。しかし、今までは日本から少し離れた外国での発生となっていました。恐らく、今度は、日本に大地震が発生すると考えています。11月7日まで警報を持続します。

コメント:「警報を発令すると外国で必ず大地震が発生してきた」との記述は、いささか真摯さを欠くものと言わざるを得ません。これは前にも指摘しましたが、「任意の期間に全世界のどこかで大地震が起こるであろう」というに等しく、外れた言い訳としてこのような論法を用いるのはかなり無責任。


2009年11月8日 8:46 am

大地震警報

◆ただいま、大地震警報を解除するかどうか検討中

伊豆で昨夜の気温が14度からいきなり1時間で19度に上昇したという他の掲示板での書き込みがありました。それが事実ならば、東海震源域のマグマの活動が活発になっていることが考えられます。もう少し、検討して、警報解除へ移行したいと考えています。

コメント: なんと、地下のマグマ活動が活発化すると地表部の気温が急変するですか! 私が高校の地学で学んだ知識で総合的に判断すると、そういう気温の急激な変化は前線の通過のせいじゃないかなーと思うのですが。この方、明大の文学部を出たようですが、どうも高校じゃ地学とか物理とか一切選択しなかったフシがありますナ。それでもって地震予知、ですか。なんか戦後日本の科学教育の結果がこれか、と思うと悲しくて泣けてきますなぁ

2009年11月14日 4:12 pm

巨大地震警報継続中!!

■巨大地震警報の解除を検討してきましたが、解除不可能との結論に達しましたています

いつ、その日が来るかは断言できませんが、そう遠くない日であることは間違いありませんています

本日東京湾を震源とする震度3の地震がありましたが、何やら不穏な雰囲気が漂っていますています

引き続き、厳重な注意が必要かと思われますです

コメント: 「達しましたています」「ありませんています」ってオイ(笑)。「国語の神様」とか言うんでしたらね、最低二回は読み返してアップしてくださいよお願いいしますヨ

2009年11月28日 11:52 am

■大地震警報を継続したまま、長い日々が続いてしまいました。

しかし、前兆的には、大地震が今起きてもおかしくない状態です。それがすでに数ヶ月続いているわけで、やはりこれは東海地震・南海地震・東南海地震の同時発生を懸念すべきではないかと思います。

2009年12月18日 3:35 pm

■大地震警報を継続します。

2009年12月18日 3:56 pm

あと少しで再び震度5~6が発生しそうです。恐らく千葉・神奈川あたりではないでしょうか。

2009年12月18日 4:23 pm

震度6でしょうか

■猛烈な圧がかかり始めています。

規模としてはM7前後、震度にして6程度の地震の発生が間近にせまっているものと思われます。

2009年12月23日 1:07 am

■大地震警報と巨大地震警報を強化します!

非常に危険な状態と判断し、関東・東海地方に大地震・巨大地震の起きる可能性が極端に高まったことをここに警告いたします。

2010年1月3日 3:26 pm

■大地震発生予想を発表します

72時間以内、関東地方震度6の地震の発生を予想します。大地震発生予想を公表するのは初めてとなります。

コメント:曖昧な予知が続いてきましたが、この時点で「関東」「震度6」「72時間以内」との具体的内容が示されました。ただし「大地震発生予想を公表するのは初めて」というのは意味不明です。これまで何度も何度も繰り返し繰り返し言ってきたことは何だったのだろうか、と理解に苦しみます

2010年1月4日 8:49 pm

大地震前夜

最大限の警戒をしてください。

あくまでも、私の観測途上の警戒発令であり、個人のブログから発信するものです。公式な発表や地震関係の個人研究者からのデータ等は全く警戒を呼びかけていません。このように立て続けに大地震警報を発令しているのは私だけかと思われますが、60時間以内に発生しなければ、1月20日まで注意が必要です。

コメント:関東での地震を予知した前日の内容を踏まえたものと思われます。期限が最長で1月20日まで延長されました

2010年1月5日 8:47 pm

大地震警報を強化します

■1月3日より大地震警報を強化してきましたが、さらに最終段階となったため、非常事態宣言を発動いたします。関東地方に大地震の発生が迫っていると思われます。

2010年1月6日 8:29 am

大地震警報を継続中。48時間以内。震度6以上と予想。関東。

コメント:関東震度6以上としました。期間は最長で「1月20日」まで延びるといったばかりですが、この日はとりあえず期限を1月8日に設定しています。ちょっと自信が出てきたののかな、と思うところですが、そのわりに、このあとすぐ「撤収」してしまいます

2010年1月8日 12:13 pm

■大地震警報を解除し、注大地震注意報に変更いたします。

去年の暮れから大地震警報を発令していますので、オオカミ少年のようになってもどうかと思い、少し、様子見ということで、お願いしたいと思います。

コメント:最終的に外れ。あれだけ煽ったのにこんなにあっさりした撤退宣言でオシマイかよ、といささかガッカリします。自分でも「これだけ来る来る言ってこないのは、オオカミ少年呼ばわりされても仕方ないかなー」という自覚はあったようです。なおここでは「去年の暮れから大地震警報を発令しています」とあるが、先にも見ましたように、ブログをみる限りでは「警報」は前年10月17日以来ずっと継続してきたようにみえます



★予知その6(2010年1月15日~4月11日)

【場所】 日本

【規模】 M8.0。震度7

【時期】 当初明示せず。2/28時点で日本の海溝付近?で「7日以内」

【結果】 該当なし。外れ


2010年1月15日 8:27 pm

大地震警報を強化し、最高ランクとします。

発生場所 日本

規模M8

震度7

発生時期 わかりませんが、差し迫っています

コメント:前回の「撤収」から一週間で、早くも警告再開です

2010年1月17日 3:23 pm

■次のようなメールをいただきました。

「1年中、大地震警報を出していれば、いつか当たるのでは」

残念ながら、この方は、このブログを毎日チェックしていないようです。私は、大地震警報を、まだ4回しか出していません。期間は、それなりに長いときもありますが、警報を出して2週間以内に大きな地震が発生しています。外国のときもあります。もちろん、何も起きなかったときもあります。それについては、ごめんなさい。人騒がせです・・

コメント:

何度も何度も指摘しますが、日本国内を対象とした予知を公表してきたのですから「外国の地震を当てた」というのは意味不明。少なくともこの時点で明確に国内の地震を言い当てた例はないので、上記のような返答は不誠実だったといえるでしょう。なお、「大地震警報は4回出した」とありますが、警報継続中に「改めて警報発令」みたいなことを書いたりもしているので、どれのことを言っているかはハッキリしません。



いや、そもそも通して読むと、「警報発令」は明記していても「解除」がハッキリ書かれていないケースがかなりあります。いったん「発令」したあと、何も地震について書いていない時期があって、再び「発令」が明記されるようなケースです。



意地悪な見方をすると、この「発令中か解除中かハッキリしない」グレーゾーンの時期に大地震がおきたとき、「本当は警報は継続中だったんだ。解除って書いてないだろ!」と言いたいがための作戦にも思えます。



一方で、「いつも警報出しっぱなし」との批判に対しては、地震についての記述がとだえるこのグレーゾーンの時期について「地震のことは書いていないんだから、明記してないけれど警報解除中だったんだ、そんなに長いあいだ警報を出しているわけではないんだ」と抗弁できる仕組みになっている。実はかなり計算されているような気もします。



というわけで、「このブログを毎日チェック」していたら「1年中、大地震警報を出している」と思うのが当たり前。この発言は逆ギレというしかないでしょう。


2010年1月29日 12:31 am

大地震警報・最高レベル発令中

2010年1月29日 12:37 am

想定震度6~7

★これから来る大地震では津波が発生する可能性があります。

2010年2月6日 9:14 pm

トリフィールドメーターをいただきました。電磁波・高周波・電気エネルギーを計測するものです。

コメント:

本論とは直接関係ありませんが、この電磁波測定器=トリフィールドメーターが、このあと予知のために「大活躍」することになります。針が振り切れる動きをみせる、あるいは数値がゼロに急落する、といった現象が地震の前兆になる、といった主旨のことが書かれています。読んだ限りではハンディタイプのようです。個人が家庭内で保有している測定器の針の振れ具合で、全国(あるいは全世界?)の地殻異常を検知できる、というのは、かなり苦しい理論であるように思われます。



とゆーか、じゃあこの機械を手にいれるまではどういう方法で予知してたのかナ、という疑問も浮かびます。やっぱり水筒の蓋についてる方位磁石だったのかな? それとも、この人はのちに「実は俺には予知能力があるんだ」とか突然言い出しましたので、そっちの力で? ま、いずれにせよ何にも当たってないんですが。



【追記】この「トリフィールドメーター」とはどんなものか、別のエントリーに書きましたのでよければご覧ください。


2010年2月28日 6:29 pm

大地震警報最高レベル

■電磁波観測に異常値が出ました。

大陸側のプレートの歪みにかかる圧力がMAXに達しており、どうかんがえても、日本の海溝付近で巨大地震の発生が間近に迫っています。

いつ、どこで、巨大地震が発生するかはっきりわかりませんが、非常警戒に入るべきだと判断します。みなさま、念のために大地震に対する備えを強化してください。ここ7日以内が危ないと思われます。

2010年3月30日 3:24 pm

大地震警報を発令いたします。いつも、この大地震警報を発令すると海外に大きな地震が起きますが、今回は、日本付近だと思われます。

コメント:この日、「大地震警報発令」と言っていますけれども、これが先にいいました「すでに発令中の警報の上書き」なのか、「いつの間にか解除されていた警報の再発令」なのか、ハッキリしないケースの実例です。そして、「これまで予知した地震は国内では発生しなかったけれども、海外には該当する地震があったのだ」という、すでに皆さんおなじみのロジックが語られています。

2010年4月9日 12:30 am

【【大地震警戒宣言】】

■大地震に警戒してください。

電磁波計測器の針がブンブン振り切れています。まだ観測を続けて日は浅いですが、ここ数ヶ月、この状態が現れると、ほぼ間違いなく大地震が太平洋プレート沿いのどこかで発生しています。そろそろ日本で起きてもおかしくない状況です。

2010年4月11日 8:27 pm

大地震警報解除

■さきほどソロモン諸島でM7.1が発生しました。再び外国の地震でした。お騒がせいたしました。電磁波メーターの反応が急速に減少いたしましたので、ひとまず大地震警報を解除いたします。

コメント:やはり、というべきでしょうか、このたびも「外国の地震を拾ってしまった」とのロジックで外れたことを正当化しています。しかし、仮に電磁波の異常で地震を予知できるとしても、この方が所有されている(おそらくはハンディ型の)電磁波測定器が、何千キロも離れた土地の電磁波など検知できるものなのでしょうか? 測定器の針の動きと外国の地震が同期したように見えたとしても、それは単なる偶然だと思うのが正常な感覚だと思いますが。ちなみに電磁波の強さというのは距離の二乗に反比例するワケですが、この明大文学部卒のおじさんはそのことを知っておいでなのだろうか、とホント老婆心ながら心配してしまいます



★予知その7(2010年4月16日~5月4日)

【場所】 不明

【規模】 不明

【時期】 不明

【結果】 外れ


2010年4月16日 12:58 am

■0時57分、電磁波メーターが振り切れ始めました。計測不可能です。

再び大地震警報を発令します。

これはあくまでも私の今までのデーターから判断するものであり、絶対的な根拠はありません。どこに大地震が起きるか、いつ起きるのかもわかりません。

2010年4月21日 11:08 pm

■大地震警報を解除しようと思いましたが、あと数日様子を見ます。

2010年4月29日 12:07 am

大地震警報、長い間、継続していますが、まだ前兆が強いままです。八ヶ岳では圧がかかったまま低下していません。電磁波レベルも高いまま推移しています。

このことを考慮に入れると、相当大きな地震の前兆を捉えているとしか思えません。いつ、その結果が出るのかはわかりません。しかし、関東・東海、非常に危険な状態であると思っています。

2010年4月30日 9:33 pm

■大地震警報・最高レベル

大地震が切迫しているようです。今までの地震観測に基づき、大地震警報を最高レベルのまま維持します。

2010年5月4日 9:01 pm

■アイスランドの噴火が再びありました。

さらにバヌアツ周辺M6.3発生いたしましたので、大地震警報を解除いたします。

コメント:予想通りの結末となりました。この方の予知は日本国内を対象にしたものではないのでしょうか? 「どこで起こるかわからないが世界のどこかで起こる」というのは予知というのもはばかられる、床屋談義ぐらいの意味しかないのでは、とつくづく思います



★予知その8(2010年5月26日~6月17日)

【場所】 当初は「日本もしくはその周辺」。6/13時点で「東北から関東・東海にかけて」

【規模】 M8

【時期】 当初は「数日内」。6/13時点で「72時間以内」

【結果】 外れ


2010年5月26日 7:18 pm

★大地震警報を発令します★

日本、もしくはその周辺において大地震が発生する恐れがあります。

予想規模はM8程度。場所は特定できませんが、数日以内に発生すると思われます。

2010年5月30日 11:46 pm

大地震警報は明日の夜まで何もなければ解除します。電磁波と電場計測値も少しずつ下がっています。やはり、今回も海外の地震と噴火に反応していたようです。距離がずいぶん離れているので、自分としては信じられないのですが、いつも同様なケースとなっています。

コメント:ここを読むと「遠隔地の電磁波を拾う」不自然さはご自身でも理解はしているようではあるのですが…。しかし改めて物理学の教科書を見て勉強してみよう、といった向学心がないのはいかにも残念

2010年6月1日 8:07 pm

■大地震警報を解除しようとしたのですが、本日、電磁波・電場数値MAXです。非常に危険な状態だと思われます。数値が低下した場合、様子を見て解除いたします。

2010年6月13日 1:17 pm

カウントダウン★厳重警戒★

大地震発生直前現象と思われる、電磁波・電場のMAX値から観測値0への急変動が13:18に発生しました。このことから、日本での大地震の発生がカウントダウンに入ったと思われます。予想規模 M8前後。予想発生日時 72時間以内。予想発生地 東北から関東・東海にかけての地方。

2010年6月17日 2010, 10:54 pm

大地震警報ですが、M6~7が3回ほど連続でインドネシアで発生し、電磁波レベルは安定したようです。再び海外でした。お騒がせしました。

コメント:お読みの方も、「またか」と呆れられておられるのではないでしょうか。ちなみにこのときも「警報解除」とハッキリは言っていませんが、6/19に警報解除中と取れる表現があるので、この時点で解除をしたということのようです。



★予知その9(2010年6月20日~7月29日)

【場所】不明

【規模】不明

【時期】不明

【結果】外れ


2010年6月20日 10:05 pm

【【【 超巨大地震警報 】】】

超巨大地震の発生する観測レベル結果と体感、パソコンの誤作動、携帯の突然の電源落ちなどなど、今日1日で発生しています。人々のイライラもMAX状態のようです。数日中に大きな地震が発生する可能性がありますので、最大限の警戒をされてください。

コメント:イライラしているのは予知がぜんぜん当たらないからではないですか、と半畳を入れたくなってきます

2010年7月5日 6:53 pm

24時間以内に大きな地震が発生する可能性があります。電磁波・電場とも数値が上昇しています。

2010年7月24日 2010, 9:51 am

最大級:大地震警報発令中

体感MAX。電磁波レベルMAX。電場レベルMAX。カラスの鳴きMAX。

コメント:言い忘れましたが、この方はその後、電場測定器も入手されたようです。それから「カラスがよく鳴くかどうか」も予知の裏づけになるとお考えのようです(笑)

2010年7月29日 12:25 pm

■大地震警報をいったん解除します。数値も下がり、前兆的なものが弱まりました。

コメント:このあたりになると、もはや予知も惰性で出し続けているように見受けられます。何か投げやりなものが感じられます。



★予知その10(2010年8月16日~20日)

【場所】 日本

【規模】 M7前後

【時期】 72時間以内

【結果】 外れ


2010年8月16日 12:36 am

【【【 大地震警報発令 】】】

日本に災害をもたらす大きな地震が発生する可能性があると判断して大地震警報を勝手に発令します。

予想M7前後。予想発生時期:72時間以内。

2010年8月20日 1:06 am

■大地震警報を一旦解除します。大地震の発生する可能性は低下していませんが、直前ではないと判断し、一旦解除いたします。

コメント:引き続き投げやりな感じです。まぁでも、その気持ちはわからんでもない。「ここまで大地震近し、と言い続けてきたんだから、警報解除とかいってる間にホンモノきちまったらまずいしなー。ま、インタバル入れながら警報発令とかたまに言っときゃいいんじゃね。そのうち何か起きるだろ。ま、いちいちハズレを指摘する暇人もいねーだろーし」。おあいにくさまでしたw



★予知その11(2010年8月22日)

【場所】 不明

【規模】 不明

【時期】 24時間以内

【結果】 外れ


2010年8月22日 3:13 pm

緊急大地震警報

■電磁波・電場レベルが昨夜の増加から一転して、0レベルにまで急降下しました。24時間以内、大地震の発生の可能性があります。みなさま、厳重な警戒をされてください。

コメント:このときは24時間たっても何もフォローがありませんでしたし、警報解除にかかわる記述も見あたりませんでした。言いっぱなしで、外れても素知らぬ顔、というわけですかー。ますます投げやりです。なお9/1段階で警報解除中と読み取れる記述があったため、この時点で警報は取り下げたものと思われます



★予知その12(2010年9月30日~10月3日)

【場所】 日本

【規模】 M7~8。震度6前後

【時期】 48時間以内

【結果】 外れ


2010年9月30日 10:33 pm

大地震警報を発令します

大地震前兆の急激な電場変動を観測しました

警戒が必要です

48時間以内に発生の予想

2010年10月1日 8:44 pm

大地震警報を継続します。

24時間以内に大きな地震が発生する可能性があります。震度は6前後。Mは7~8。場所はわかりませんが、日本です。

2010年10月2日 9:37 pm

大地震警報継続中

48時間過ぎましたが、電磁波反応と電場反応が振り切れています。想像以上の大地震が発生するものと思われます。

2010年10月3日 10:28 pm

さて、長い間、地震についていろいろな角度から観測をしてきましたが、とうとう近づいてきたという感じです。福島にも新潟にも大きな地震はきません。来るとしたら、関東・東海だと思います。

コメント:「福島・新潟には大きな地震はきません」と断言しておられるところが注目されます。大外れ。なお、このあと大地震警報についての記述が途切れます。48時間経過して予知は外れ、警報も自動的に解除されたのでしょう。もはや言い訳もしていませんネ。



★予知その13(2010年12月19日~25日)

【場所】 関東

【規模】 不明

【時期】 不明

【結果】 外れ


2010年12月19日 12:38 am

■電磁波レベルと電場レベルが急上昇しています。

関東に大きめの地震が来ると思います。

2010年12月23日 8:35 am

危険レベル

電磁波及び電場レベルが激しい変化を示しています

日本に影響のある大地震発生の可能性があります

厳重な警戒が必要です!

2010年12月25日 11:56 pm

バヌアツ、M7.6があり、電磁波、電場れべるがさがりました

海外でした

コメント:この時は「警報発令」ナシの予知でしたが、異常にゆるい予知をしていた例として挙げてみました。またもや「外国で…」という言い訳です



★予知その14(2011年1月8日~2月17日)

【場所】 当初は不明。のち日本国内

【規模】 不明

【時期】 1/27時点で「72時間以内」

【結果】 外れ


2011年1月8日 5:12 pm

大地震警報発令

電磁波と電場レベルが振り切っています。パソコンの動きもとても鈍く、iPadも同様に鈍いです。これは、スマトラ直前以来の動きであり、厳重な警戒が必要かと思われます。

コメント:PCの動きと地震が関連があるという新説を打ち出しておられます。その前にデフラグとか、デスクトップの整理などをすることをおすすめします。

2011年1月13日 6:30 pm

《 大地震警報継続中 》

今朝、小笠原手M6.6が発生しましたが、電磁波・電場レベルは下がっていません。イタリアのエトナ火山が噴火したようですが、インドネシアでも噴火が始まっています。恐らく、日本でも、富士山の活動が活発化するものと予想されます。

コメント:このあと、特に「警報解除」とも書いてないのですが、次の1/27の記述では「警報発令」とか言ってます。前にかいたように、こういうところがズサンなのです

2011年1月27日 5:11 pm

【【【 大地震警戒警報・最高レベル発令】】】

さきほど、電磁波・電場計測値が急速に跳ね上がり、振り切れています。72時間以内に、日本のどこかで被害級の大地震が発生する恐れがあります。

2011年1月30日 8:20 pm

■大地震警報を発令してから72時間が経過しましたが、とても解除できるような状況にありません。

2011年2月5日 12:04 am

大地震警報・継続+最大限の警戒をお願いします

前兆異常感知しました

電磁波メーターMAX振り切れです、、

大地震の発生または火山の大噴火の可能性があります

2011年2月17日 11:07 pm

大地震警報→大地震注意報へ

■16日を過ぎましたので、大地震警報を一時解除し、大地震注意報に移行します

しかし、前兆レベルはMAXに達しており、いつ大地震が起きてもおかしくない状態です

コメント:今や外れても何の感興もありません。しかし、なぜ「16日を過ぎたから警報解除」なのか。この方が2月16日生まれだからでしょうか? よくわからないひとです



★予知その15(2011年2月27日)

【場所】 「日本国内」から「関東・東海」へ

【規模】 M8前後

【時期】 今年夏まで

【結果】 現時点では当たっていない


2011年2月27日 1:21 am

大地震警報!!

大地震警報最高レベルに引き上げます

電磁波、電場レベルがバーストしました

緊急事態と判断します

大地震の発生に警戒してください

2011年3月1日 12:03 am

■すでに15年近く、自信の予知を研究していますが、現在、感知されている数値は、大地震の前兆と判断できるものと思われます。何時間後に大地震が起きるということまではわかりませんが、夏までには来ると思います。

2011年3月9日 3:47 pm

■本日昼頃より三陸沖で地震が続いていますが、これは来る東海地震の前兆地震と判断しております。
東海地震のような大きな地震が発生する前には、古い震源を刺激しながら本震に至る現象が見られます。ここ半年ほど、古い震源の傷跡を刺激し、関東~東海地方の中心部での巨大地震の発生へと至るものと考えています。いつ、どれくらいの期間で発生に至るかは道のものなのでわかりませんが、今年の夏までには発生するのではないかと考えています。

厳重な警戒が必要です。東北の地震については、M6前後を繰り返しながら収束に至るものと思います・・

2011年3月10日 6:52 pm

大地震警報継続中

■三陸沖で地震が続いていますが、私の判断では、ほぼ間違いなく関東~東海にかけての大地震の前兆だと考えています。規模的にはM8前後の非常に大きなものとなることが予想されます

コメント:

これが、「この人は当たる!」などと一部の方々から注目を浴びた問題の予知です。しかし、すでにいたるところで指摘されていますが、これを東日本大震災の予知とするならば「M8クラス」「関東・東海」といった時点で外れていますし、「東北はM6クラスの地震はあるが収束する」といっているのも外れです。彼の言葉を過不足なく受け取るならば、これは「これから起きる地震」のことを言っていると判断するしかありません。しかしながら、ここまで忍耐強くお読み下さった方であればおわかりでしょうが、日本国内の地震を予知しているはずなのに、遠い海外で地震が起きても「あれはこのことを言っていたんだ」という無敵のロジックを駆使して当たっていたことにしてしまうこの方にしてみれば、大当たりの部類ということになるのでしょう。もっとも、東北と関東・東海の区別がつかない予知などというものは、はたして意味があるのでしょうか?



その後、この方は有料ブログに拠点を移して地震、さらには畑違いの原発の動向さえも!いろいろと予知されているようです。しかし賢明なる読者の方であればおわかりのように、この余震起こりまくりの今の日本にあっては、地震については素人が適当な予測をしても「当たってしまう」ような状況です。この方の「実力」をはかるには、過去の予知を検証するのが一番だと思うのですが、その答えはすでに出ていると俺は考えております



追記(2011/4/14よる)

そのご、ネットサーフィンしていたら、小生の文章を構成しなおしたと思しきエントリーを掲載しているブログをみつけました(こちら→そのご閉鎖)。お書きになっているいたのはpapagunmanあるいはpapamamoruないしはgunpapaと名乗っておられる方。まぁこういう情報を広めていただくのはそこそこ世の中のためになるかもしれないので嬉しいのですが、おしむらくはご自分でお書きになったようなようなそぶりをしていらっしゃいます。

まぁこれなんかも単なる手すさびなので、いろいろいいたくはないのですが、せめて (原案macht) とでも書いてアドレス併記でもしていただきたかったですねぇ。

さらなる追記(2011/4/14よる)

なお、papagunmanさんに連絡をとったところ、本ブログからの引用である旨、先方のブログに明記いただけることになりました。ので、もう先方には何もいいません(笑)

もいちど追記(2011/5/16)

まだ訪ねてくれる人がいるみたいなので、ちょっとサービスして(笑)テキストに色つけたり、ちょっぴり言い回し変えたりしてみました。

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謎は深まるばかりである。何がかって? 放射線被曝量とがん発生確率の問題である。

「年間に100ミリシーベルトの被曝をすると、がん・白血病になる率は0.5パーセント上がる(らしい)」。これが、このたびのニワカ勉強の結果、俺が得た暫定的な結論であった。で、この前のエントリーで、「生涯累計で100ミリシーベルト」みたいな線引きは無意味じゃないか、って書いた。ところが、「生涯累計で100ミリシーベルトには意味がある」っていう専門家の発言にでくわした。

「文芸春秋」5月号に「本当は一年かかる原発処理」という対談が載っているのだが、ここで放射線治療の専門家だという石川正純・北海道大学大学院教授がこんなことを言っている。

そもそも被曝線量というのは、その日どれだけ被曝したかではなく、これまでの人生でどれだけ浴びてきたか――という「積算」で評価しなければなりません。現時点で統計的にはっきりしているのが、積算で被曝量が100ミリシーベルトを超えると、1シーベルト(1000ミリシーベルト)あたり5パーセント発がんの確率が高まる――ということ。つまり、生涯で積算100ミリシーベルトを被曝した人がいて、生涯のがんの発生率が五〇パーセントであったとすると、それが五〇・五パーセントになるわけです。

なんと、100ミリシーベルトは生涯積算の閾値である、と言っておる。うーむ。だが、たとえば日本人は年間に1.4ミリシーベルトを自然に浴びているという。仮に80年生きると生涯積算で1.4×80=112ミリシーベルト。ん? この時点でもう100ミリシーベルト超えてるじゃん。

するってぇと何かな、80歳ぐらいになった日本人はひとりのこらず100ミリシーベルト被曝ラインに到達しているってこと? それ以降の被曝は、即、がん確率アップに直結するってこと? でもおかしいんだ。一方で石川先生はこんなことも言っているんだ。

世界的に見れば年間10ミリシーベルトの被曝量がある土地もありますし、そこに住む人に健康被害が出ているという報告もありません。

例のブラジル・ガラパリの話らしい。でもつじつまあわなくなるんだ。だって、ここで80年暮らしたとすると、生涯累積は10×80=800ミリシーベルト。すごい多いじゃん? 10年暮らしただけで、もう生涯積算100ミリシーベルト越しちゃうじゃん? それでなんでがん増えないの? 石川先生ッ!!

それとも、この積算100ミリシーベルトっていうのは「自然放射線以外に浴びるもの」って意味かな? でも自然放射線も人工放射線も人体への影響は変わらない、って教わったぞ。 

うぅ、よくわかんねぇ。ここは放射線医学界の池上彰みたいな人に出てきてもらって解説してもらわねーと、納得できん。とりあえず、暫定的に「年100ミリシーベルト」を意識していこうとは思っているんだが、どうもスッキリしない。

俺たち一般市民が情報リテラシーを磨かなきゃらならんのはもちろんだが、専門家ももっと明快な説明をしてほしいぞ。
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ネタがないので、また小林朝夫さんのこと(笑)。

7日深夜に強い余震がありましたが、これでまた「小林さんの予知が当たった!」とか騒いでいる人がいるらしい。

だ~か~ら~、今度も当たってないんだって! 

小林さんは「7~10日のあいだに原発が吹っ飛ぶ。ただし地震によるものかどうかはよくわからない」というような事を言っていました。わかりますか? 「地震が起きる」といってるわけじゃない。予知の本筋は「原発爆発」です。とりあえず外れてます。小学生レベルの文章読解力があればわかることなのにな~。信者の方々、ホントに彼のブログ(大部分有料。笑)読んでるのかなぁ?

ほんと、こういう人たちって「振り込め詐欺」なんかでもすぐ相手を信用しちゃうタイプかな、ってちょっと心配になっちまう。

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このたびの原発事故にかんして、個人的には「年間100ミリシーベルトの被曝なら甘受できる」、というか「俺は甘受する!」と考えていたのだが、「がんのリスクが微妙に上がりはじめる閾値としての100ミリシーベルト」というのは、とりあえず「年間累計」としての数字でいいんだよね?

というのも、けさの読売新聞を読んだら、ちょっと気になる表現があったから。

「基礎からわかる原子力」という解説記事なのだが、こういうくだりがある。

国際放射線防護委員会(ICRP)では、一般住民が1年に浴びて良い人工の放射線量を1ミリシーベルト以下と設定している。原爆被爆者の健康調査などから、被曝量が100ミリシーベルト以上になるとがん発症が増える可能性があるとのデータに基づき、「80歳まで放射線を浴び続けたとしても、80ミリシーベルト以下に抑えられる」量と考えたのだ。

このくだり、「自然放射線以外に余計に浴びる放射線が生涯累計で100ミリシーベルト以上になるとまずい」っていう風にも読める。本当にICRPは「80歳まで放射線を浴び続けたとしても、80ミリシーベルト以下に抑えられる」から年間1ミリシーベルトは一つの目安になる、というようなことを言ってるのだろうか?

じっさい、自然被曝量年間10ミリシーベルトのブラジル・ガラパリの場合、ここで80年生きた人の生涯被曝量は800ミリシーベルト。しかしここは決してガン多発地帯ではないというのだから、「生涯累計で100ミリシーベルト」みたいな線引きはまったく無意味だと思うのだが。

ちなみに記事ではそのすぐあとにこうも書いている。この箇所は、ストンと腑に落ちた。

ICRPは2007年、「非常時には、一般住民の限度の目安を年20~100ミリシーベルトまで引き上げても良い」と勧告。

こういう時節である。われわれも情報リテラシーを磨いていかないといかんなぁ、と思うきょうこのごろ。

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今年の阪大の卒業式で、総長の鷲田清一さんがなかなか心にしみいる式辞をしているのだが、そのなかにこんな言葉がある。

昨年亡くなられた文化人類学者の梅棹忠夫さんは、亡くなられる直前のインタビューにおいて、いつも全体を気遣いながら、自分にできるところで責任を担う、そういう教養のあるフォロワーシップについて語っておられました。そしてその話をこんな言葉で結ばれました。——「請われれば一差し舞える人物になれ」。

うーむ、いいねェ。

請われれば一差し舞える人物になれ、か。


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と、小林さんの「地震の予言」について若干皮肉っぽいことを書かせて頂いたのだが、そのご、この方のツイッターを拝読してみた。

おぉ~、これは凄い! 各地の人々から次々に「この場所は大丈夫でせうか?」と質問が寄せられ、逐一「大丈夫」とか「避難の用意を」とかありがたい託宣をお下しになっておられる。一連の応答を読んでいくと、どうやら原発で新たな爆発でも起きて「福島近辺はマズイことになる」というイメージが小林氏の脳裏に浮かんでいるらしい。

うーん、と唸ってしまった。

確かにこんなとき、不安になって何かにすがりたいという心理はわかる。わかるのだが、先にも書いたように、この方、少なくとも阿鼻叫喚の事態を引き起こしたこのたびの東北大震災については全くその予知能力が働かなかった。あの、テレビの映像を見ているだけでもトラウマになりそうな恐るべき大津波の恐怖は、この方の予知能力の網をまったくスルーしてしまったようなのですね。

であるにもかかわらず、今この時点でこの方に「これから起こることを教えてください!」と頭を垂れるというのは、いったいどうなのよ?という気がしてならない。

いや、私も「予知能力」というのはほんとにあったら凄いよね、あったらいいよね、と思っている人間のひとりである。ところが、ノストラダムスやエドガー・ケイシー、ジーン・ディクソンといった有名どころでさえ、精査していくとボロボロボロボロアラがみえてくる。「やっぱり予言なんてそうそう当たるわけねーよなー」と嘆息してしまうのが現実であり、ある意味、裏切られ又裏切られ、の繰り返しが市井のオカルトファンである小生のこの数十年でありましたw。

ここは冷静になるべきでしょう。汚染水を垂れ流している東電は確かに問題ではあるけれども、それは原子炉の冷却を最優先にしているがゆえの苦渋の選択であり、信頼を失っている東電ではあっても、格納容器の全面的破損のような事態だけは何としても阻止しようと必死の努力を重ねている。そこは我々も信じていい。7~10日のあたりにある種のカタストロフが起こると小林氏はお考えのようですが、おそらく、ダラダラと冷却しダラダラと汚染水が流れ出る、そういう状況が(いささか切ないことですが)しばらく続いていくことでしょう。

長年のオカルトファンであり、ノストラダムスにさえも裏切られた私です。小林氏の言葉になんでそんなに過敏に反応するのか、不思議でならないのです。カタストロフが決定づけられている、などと考える必要は一切ありません。これが結論。いやぁ、酔って帰ってきた勢いですみません、妄言多謝(笑)。
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畏友penpal_pfm氏がつぶやいていた「予言」の話が気になったので、ググってみた。

小林朝夫という方が、地震の予言をしていたという話らしい。元俳優でいらっしゃるとのこと。

で、この方の「地震予言」が出ているブログを見る。

なるほど、「March 9, 2011, 3:47 pm 三陸沖の地震について」の項にこうある。

・三陸沖の地震は「来る東海地震の前兆地震と判断」している。
・これは「関東~東海地方の中心部での巨大地震の発生へと至るものと考えています」。
・その巨大地震は「今年の夏までには発生するのではないか」。
・ただし「東北の地震については、M6前後を繰り返しながら収束に至るものと思います」。

大地震前日の「March 10, 2011, 6:52 pm 大地震警報継続中」でもこう言っておられる。

・三陸沖の地震は「ほぼ間違いなく関東~東海にかけての大地震の前兆」である。

うーむ。一連の前震が導いたかたちになった、あの東北大震災については全くふれていない。というか、むしろ東北の地震はこのまま収束していくといっている。彼が予知しているのは、そうではなくて「これから来る関東・東海大地震」のようだ。

そういう文脈とも関係があるのか、ツイッターで「7日前後に大変なこと」があるともいっておられる。けれども、まぁ東北大地震を予知していたとでもいうなら気持ちも悪かろうが、そういう話でもないので、まったく案ずるには及ばないだろう。

というか、あの前震を素直に受け止めていれば、「予言者」としては「相当な規模の津波を伴う地震が三陸沖である」と言明することはそう難しくなかったと思うのだが。
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杉良太郎が支援のため石巻に入ったようだ。(ソース)

20トントラックやタンクローリーまで引き連れての石巻入りらしい。そして、「売名行為では?」といった声に対してはこう切り返したらしい。

『ああ、偽善で売名ですよ。偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。私のことをそういうふうにおっしゃる方々もぜひ自腹で数十億出して名前を 売ったらいいですよ』(ソース)

これまであまり意識したことのなかった芸人であるが、改めて思った。この男、ビッグである。

芸人といえば、江頭2:50。彼も震災直後に物資を買い集め、自ら2トントラックを運転していわき市まで救援物資を運んでいたという。しかも身元を隠して。彼はこんなことを言っている。「ほかの芸能人はお金をもの凄い金額で募金してるじゃない。オレはお金ないからさ。体で払ってきただけなんだよ」(ソース)

もともとちょっと好きな芸人だった。でももっと好きになった。
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敬愛すべきUFOフリークの方々が良い本だと褒めていたので、久々にUFO本を読む。『ロズウェルにUFOが墜落した』(ドナルド・シュミット,トマス・キャリー著、学研マーケティング)。

気象観測気球だとかモーグル気球だとかマネキンだとかを人々が誤認した事例だとされているロズウェル事件について、「いやあれはそんなもんじゃなかった」という証言を(伝聞含めて)片っ端から集めまくった労作である。

もう軍関係者が実名でガンガン出てきて、「実は・・・」みたいな話をたたみかけるように積み重ねている。言い方は悪いがこれ、すべて真っ当な取材によるものだとしたら、けっこう説得力ある。マック・ブラゼルも「遺体」を見ていたらしい、なんて話も初耳だったし。

もひとつ、これは確かシュミットの前作にも書いてあったと思うが、ブラゼルが事件後一時軟禁されたとか、目撃者が口止めされたり脅迫されたり(しゃべったら家族皆殺しだぞw)したとか、その辺の情報管理の徹底ぶりが実にリアルに書き込まれておって、「うーん、たかが気球だったらここまではやらんだろ」的心証が形成される。個人的には、個々の証言の信憑性以上にこの「当局のあわてふためきぶり」が謎なんである。懐疑派は「いや、モーグル気球は当時は国家の最高機密であったのだぞ。このぐらいの脅しは当然」といっているのでしょうか?

だがしかし。回収されたという所謂エイリアンについては、本書ででてくる話もほとんどが「チラ見」。物証としての「シート状の形状記憶合金」だって、そんなものが本当にあったとしたら(いかに米軍が有能かつコワモテであったとしても)誰かこっそり持ち出したものが残っていて当然のような気もする。

いったいどういうことなのか。ともあれ、すっかりケリがついたと思っていたロズウェル事件にはまだまだスッキリしない謎がある、そこまではわかった。良書である。

ロズウェルにUFOが墜落した

ロズウェルにUFOが墜落した

  • 作者: ドナルド・R・シュミット
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2010/09/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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都知事選である。

誰に投票すべきか迷っているのだが、個人的には、都知事選は愉快な政見放送を見ることのできる千載一遇のチャンスでもある。

今回はマック赤坂である。前回は外山恒一が出色であった。

いやバカにしているのではなく、勝敗度外視でこういうところに出てきて一席ぶてる人間というのは偉いと思っているのである。「語るべきこと」を持っている人間は偉いのである。そういう人々にとって都知事選は晴れの舞台なのである。

都知事選に限らず、そういう人々の声と姿を見聞きできる場として政見放送はまっこと重要なのである。

オカマの東郷健、「神軍」奥崎謙三、三井理峯のばーさん、といった人々のおもかげが脳裏によみがえる。機会あればYouTubeなどのぞいてみられるとよかろう。






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