さて、ネタ不足でなかなかブログの更新ができないのであるが、今回は円盤関係の昔の新聞記事を紹介してみよう。1947年7月10日の読売新聞朝刊から。
いわずと知れた「ロズウェル事件」の話である。
まぁ古新聞なので表記はいかにも古めかしく、「ロスウエル」には笑ってしまうが、加えてUFOファンの方ならとうにお気づきのように、ここで「ウオーレン・ホルト」とあるのは今日では 「ウォルター・ハウト」、「ラメイ代將」は「レイミー准将」と称されておる。時代を感じるぞ。
閑話休題。調べた限りでは読売ではこれがロズウェル事件の初報だったらしく、「マッチを擦った途端にポンプで消火」的な寂しい記事ではあるんだが、米国の円盤ブームは遙か極東の島国にもある種のインパクトを与えたのだなーという雰囲気は何となく伝わってくる。
なお、この記事は「みなさんご承知のように」という感じで書き起こしているので、これ以前に「飛び行く円盤出現」の記事が出ていないとおかしい。「空飛ぶ円盤」という呼称を生んだことで知られるケネス・アーノルド事件はこのちょっと前の1947年6月24日に発生しているので、その辺の記事も出てるんではないかと睨んでいるが、今ンとこ発見できていない。暇な時にチェックしてみたい。
「飛び行く円盤 “正体見たり”で大騒ぎ」
【ロスウエル(ニューメキシコ州)八日発AP】(共同)“飛び行く円盤出現”の報はその後メキシコ、オーストラリア、アフリカなどからも傳えられ世界的な話題を提供しているが、アメリカのニューメキシコ州ロスウエル陸軍飛行場の渉外係ウオーレン・ホート中尉は八日ロスウエル飛行場の第八軍五〇九原子爆撃隊の諜報部は昨日前週ロスウエル付近の農場に落ちた円盤を手に入れ司令部に引渡したと発表、ますますセンセーシヨンを巻き起した
第八軍司令官のラメイ代將もワシントンの陸軍航空本部に円盤はほとんど角のような薄つぺらな構造のひどく痛んでいるもので円盤の形をしていたかどうかということは出来ないがその品質は明かに錫箔の一種であると報告するとともにオハイオ州ライト飛行場の陸軍航空研究本部に送つたが、ほどなくこれは観測用氣球の残骸とわかり一同をがつかりさせてしまつた
いわずと知れた「ロズウェル事件」の話である。
まぁ古新聞なので表記はいかにも古めかしく、「ロスウエル」には笑ってしまうが、加えてUFOファンの方ならとうにお気づきのように、ここで「ウオーレン・ホルト」とあるのは今日では 「ウォルター・ハウト」、「ラメイ代將」は「レイミー准将」と称されておる。時代を感じるぞ。
閑話休題。調べた限りでは読売ではこれがロズウェル事件の初報だったらしく、「マッチを擦った途端にポンプで消火」的な寂しい記事ではあるんだが、米国の円盤ブームは遙か極東の島国にもある種のインパクトを与えたのだなーという雰囲気は何となく伝わってくる。
なお、この記事は「みなさんご承知のように」という感じで書き起こしているので、これ以前に「飛び行く円盤出現」の記事が出ていないとおかしい。「空飛ぶ円盤」という呼称を生んだことで知られるケネス・アーノルド事件はこのちょっと前の1947年6月24日に発生しているので、その辺の記事も出てるんではないかと睨んでいるが、今ンとこ発見できていない。暇な時にチェックしてみたい。