2021年11月

さて、せっかくNURO光を引いたのに下り速度が100Mにもいかない件である。ひょっとしたら問題があるのは壁内のLANケーブルではなく、PC本体の設定関係ではないか。そう閃いたので、しばしググってみる。そっちの側でMAX100メガしか出ないように強制されてるンではないかという疑惑である。

その結果、このサイトに教えてもらったのだが、なんかの拍子でリンク速度が低速のままになってしまっている可能性もあるので、イーサネットのプロパティ→「詳細設定」→「速度デュプレックス」の値を「1.0Gbps全二重通信」にしてみたら良いという。実際そうしてみる。すると今度はすこぶる高速で繋がった。よろしい!




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・・・と、これで一件落着かと思いきや、話はまだあるのだった。


オレはふだん、「退役」した昔の無線ルータを有効利用しようということで、古いヤツをブリッジモードにしてPCの脇でスイッチングハブ代わりに使い、LANをPS4とかに振り分けていたのだが、「何か紛れがあってはイカン」と思って、ここまでの作業はこの代用ハブを通さずにPCに直にLANケーブルをつないでやっていたのだった。

然るに、「おわったおわった」といって改めて代用ハブ経由でPCにケーブルを繋ぎ直してみると、アレッ、さっきの「1.0Gbps全二重通信」状態だとネットにつながらない、リンクしない。

ここに至って文系脳のオレもようやくにして事態を理解した。そう、代用ハブのLAN端子はギガビットに対応していなかったのだ! だから100メガしか出なかったノダ! 直接壁のLANコンセントからつないでいたら、最初からちゃんと500メガとか出たのである(笑。

「壁内のLANケーブルが時代遅れなのだろう」だとか、いろいろトンチンカンなことを言った末にようやく真実発見。文系脳の限界であったが、ともかくNURO光の導入は無事一段落を迎えた。そして、とりあえずネットでギガビット対応の安物のスイッチングハブをポチるオレ。
(とりあえずおわり)



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さて、ようやく「NURO光 for マンション」の宅内工事が完了して光環境をゲットした。今回はその記録。

我がマンションは既にNURO光が導入済みであり、今回の宅配配線工事が終わればネットは即時利用可能となる。家人もいたが、せっかくなので本日は会社を休んで、工事に立ち会うことにした。

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ちなみに、これが工事前の電話回線まわりの状況である。これまではVDSLだったので、我が家は電話線経由でネットに繋がっていたのである。

さて、工事の人は午後1~3時の間に来るという話であったが、なかなか来なかった。3時前になって「前の工事が遅れた。間もなく行きます」との電話があり、しかし実際には3時20分頃になってやって来た(笑)。NURO光、工事に大忙し。

さて、その工事。見るとはなしにチラチラみていると、工事の人はこのコンセントのパネル部分を開けてイロイロやってるんだが、どうやら電話線の通っているパイプに「通線ワイヤー」=写真は借り物=を送り込んで通路を確保し、光ファイバーを引っ張り込む準備をしているらしい。
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家の外の配線作業とかもあるのだろう、行ったり来たりしていたが、やがて室内に光ファイバーらしきものが引き出されたようである。
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最後に結線作業みたいなことをして光アウトレットのついたパネルを嵌めこみ、これで線はつながったようだ。
*写真で電話線がつながってるのは既存のフレッツ光のVDSLはまだ生きており、今の電話用に使っているからである
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こうして出てきたケーブルをONU(光回線終端装置)につないだところで作業完了。今回作業のおじさんがもってきたONUは「HG8045Q」という機種であった。無線ルーターの機能も併せ持っている。実は「光でんわ」の取り付けも申し込んでいて、このONUと電話の間にかませるTA(テレフォニー・アダプター)も来るハズだったのだが、コロナのせいか機材が払底しているらしい。このTAは後日送ってくるというようなことを言っていた。
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この間、時間的には小一時間。割合スムーズに終了である。


さて、さっそくネットの速度はどれほど上がったか。ワクワクしながら測定サイトで調べてみる。
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ん?

工事前でも下りは80メガ近くまでぐらい出てた。全然変わってないじゃん。なによコレ?と思ったのだが、ここで「あ、そういうことだったのか!」と気づいて天を仰ぐ。

どういうことかというと、先のローゼット周りの写真を見ていただくと隣に灰色のナゾのボックスみたいなのがあると思うのだが、実はここには、オレのマンション内の別の部屋につながっているLANコンセントが2口あるのだった。ONUからの出力はこのLAN端子にぶっこんでおり、オレのPCもこの端子経由でLANにつながっている。

ということは、このマンションは中古で買ったのでよく分からなかったんだが、壁のLANコンセントにつながって宅内の壁の中を這い回っているLANケーブルはたぶん古いタイプ――おそらくは「CAT5」とかゆー時代遅れもはなはだしいヤツ――で、それ故に速度は「CAT5」の限界100メガで頭打ちになってンのではないか。

そこで念のため「HG8045Q」のWi-Fi機能をつかってスマホで速度測定をしてみると、うむ、フツーに400-500メガとか出るではないか!どうやら壁の中の古いケーブルがネックになっているのは間違いなさそうだ。

となると、壁の中に配線されているケーブルを取り替えれば一番スッキリしてイイのだが、これって、業者さんに工事頼めば(何十万ということはあるまいが)何万も取られてしまうだろう。既存のケーブルを引き出しつつ、新しいケーブルに取り替えるような作業にDIYで挑む手もあるが、そこは素人の悲しさ、引っ張ってる途中でどっかに引っかかったりしたら作業不能でゲームオーバーである。怖すぎ。

とりあえずは平べったいLANケーブル買ってきて、ONUから目立たぬように宅内各所に這わせるしかないのかな。みっともないけど仕方ないか。

*注:と、ここまで書いておいてナンだが、この「宅内LAN配線が古いのではないか仮説」(笑)はとてつもない勘違いだということが後に判明するのだった→つづく
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「UFO冬の時代」に苦吟しつつも、こないだの米当局のUAP報告書公開で若干息を吹き返したであろう全国3万5千人のUFOファンの皆様、如何お過ごしでしょうか。

さて、年に一回の刊行ペースを愚直に守り、今や国内UFO同人誌界の雄と目されるに至った「UFO手帖」が本年も無事刊行された(他にUFO同人誌なんてあるんかというツッコミはスルー)。実は小生も執筆陣の片隅に名を連ねているので、今回はPRも兼ねてその内容を簡単に紹介させていただく。

11月23日の「文学フリマ東京」にて世間サマにお披露目されたこの新刊であるが、今回はなんと全200ページ!  今号はとりわけ分厚い。と同時にアツイ。なんでそんなアツイのか。まぁ実のところそれは簡単な話で、ひと言でいえば今号の特集が「ジョン・A・キール」だからである。

熱心なUFOファンであればご承知かとは思うが、キール(1930-2009)というのはアメリカのUFO&超常現象研究家である。だがそのスタンスというのがちょっと変わっていて、もともとアメリカ辺りではネコも杓子も「UFOって宇宙人の乗り物だよねー」といっていた1960年代後半に「ちげーよ。UFOは宇宙船なんかじゃねーよ」と言いだして一躍注目を集めた変人である。

詳しくは今号を読んでいただければいいのだが、要するに彼は、UFO現象というのはこの地球に昔から住んでいる「超地球人 the Ultraterrestrial」が起こしているものであって、そいつらはUFOだけじゃなくていろんな超常現象を起こして人間をからかって遊んでるのだ、みたいな面白いことを主張したのである。

ヘンでしょ? ヘンなのだが、このUFO同人誌の名物編集長・秋月朗芳さんはこのヘンなユーフォロジストが大好きなのだった(そして執筆陣も総じてキールを好いている・・・と思う。たぶん)。で、まぁ好きなだけに、編集長はこの人物で特集を組むからにはちゃんとしたものを作りたいということで、なかなか踏ん切りがつかなかったのだとオレは推察するのだが、しかし今回思い切って「やってみよう」ということになった。だから自然、アツクて厚い本になってしまった。

さて、その特集である。上の写真は表紙であるが、窪田まみ画伯の筆になる有象無象に囲まれたジョン・キールがまずソソるではないか。で、ページを繰っていくと、キールの「理論」解説だとか精密なビブリオグラフィだとかがあって全200ページ中の80頁までが特集に費やされているのだった。これはとてもとても充実しているを言わざるを得ない。

中でもオレが一番気に入ったのは編集長自ら執筆した「いつかわかる話」という表題のキールの評伝である。なんで彼はUFOみたいなものに惹かれたのか。そのあたりをらせん状に辿っていく。そうやって彼の人生を辿っていくと何だか淋しくなってくる。UFOは寂しい。そういう話なのである(どういう話だ)。だから全国のキールファンは絶対読まないとダメなのである。


特集以外も充実している。UFOの出てくる漫画やアニメ、映画の紹介コーナー、それから漫画「フラモンさん」といった定番企画はむろんのこと、熊本・有明海にUFOの痕跡を追うルポ(!)なんてのまである。

それから今回非常にウケたのは「イーグルリバーのパンケーキ」を実際に作ってみましたという凄い企画である。これは「田舎の爺さんの家の前に宇宙人みたいな連中がやってきて、水ほしがったのであげたらお返しにパンケーキをくれた。食ったら段ボールみたいだった」というイーグルリバー事件に注目したもので、書き手の太田健さん(本誌初登場だ)は分析にかけられたことで判明したそのパンケーキの成分、つまりはソバ粉や小麦等をまぜて実際になんかそれっぽいのを焼いて食ってみようという暴挙に出たのだった。これはおそらく世界初の試みであり、いわば世界のユーフォロジーに対する大いなる貢献といえよう(笑)。ついでに事件の真相をめぐる推理みたいなのもあって、これも面白い。

あ、そだそだ、忘れてならんのは、UFO本の名著『何かが空を飛んでいる』の著者であるところの稲生平太郎さんが、1990年代初め、英国の有名な超常雑誌「フォーティアン・タイムズ」の記事をもとに雑誌「Az」に連載してた「アズ・フォーティアン・タイムズ」の記事で、これが3本再録されている。さすが稲生先生、手練れだよな~と感心するばかりである。

というわけで、まだまだいろいろと面白いのがいっぱい載っているのだが、いささか疲れたので、あとは通販で買って読んでください。近日中に版元の「Spファイル友の会」のサイトでアナウンスがあるでしょう(追記:そのご通信販売サイトが立ったようです→コチラ)。

とまれ、こういう同人誌はだんだん作り手もヨレてきて腰砕けになりがちなものであるが、どうです、第6号にしてページ大幅増量というのは! 編集長が新しい書き手を連れてきたりしてこの雑誌はスゲー元気である。 UFOシーンの未来に曙光が見えてきた(のならいいな)。

*なお、オレは今回キールの著作を紹介する「『UFO超地球人』読書メモ」というのを書いたが、実はこのブログに以前12回にわたって書いた記事をスゲー短くしたみたいなヤツである。ブログの記事は全部読むとダレるだろうから「UFO手帖」買って読んでいただくが吉(ステマ



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