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「じっと見続けるのよ。そうやって何か見えてきたなら、それはきっとイエス様よ」 ――1980年12月29日、テキサス州ニューキャニーでUFOを目撃したヴィッキー・ランドラムがコルビー・ランドラムにかけた言葉
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空想めいた噂、つまり「地震を起こす機械」だとか「半径2マイル以内の人間を爆発で滅し去るガス」といったものを除外した上で、なお考慮に入れるべき兵器は幾つかある。以下のようなものである。
- 細菌兵器
新種のガス
火炎兵器
グライダー爆弾、空中魚雷、無人航空機
長距離砲・ロケット
新型の魚雷、機雷、潜水艦
殺人光線、エンジン停止光線、磁気銃
SDIはインチキだった。迎撃のデモンストレーションは単なる手品だった。その効果を説得力のあるものに見せかけるため、ソビエトのそれに模したICBMは、SDIミサイルが近づいた時に自爆するための爆弾を搭載していた。問題は、最初の3つの迎撃ミサイルが目標を大きく外したため、それを自爆させたらおかしな風に見えてしまうことだった。4回目の「成功した」テストでは、性能不足の迎撃ミサイルでも狙える大きな標的となるよう、標的のミサイルは人工的に加熱され、レーダーのビーコンも取り付けられた。その際、迎撃ミサイルには熱探知センサーまで装備されていたのである。標的のミサイルは時速9,000マイルで飛行しているものの、ほぼ無防備な状態であった。