今週の「週刊ポスト」に「東京人気公園と関東沿岸海水浴場 放射能汚染量完全マップ」という記事が載っていて、都内各地の公園の線量調査をしている。「あまり過剰に放射線を怖がらないように」という、事故後の「ポスト」のスタンスは俺的にはけっこう評価しているのだが、この企画はキチンとしたデータをもとに「対策」を考えましょうネ、という狙いらしい。

日立TCS-151というちゃんとしたシンチレーションカウンターも使っているし、首都大学東京の加藤洋准教授の指導による測定だから絶対値としてもかなり信頼できるデータだと思う。

で、以下は江戸川ローカルの話になるわけだが、俺の家の近くの「葛西臨海公園(@バーベキュー広場)」と「江戸川総合レクリエーション公園(@虹の広場)」のデータが載っている。あんまり「ポスト」の商売の邪魔をしてもいけないのだが、以下抜粋。数字は「地表1m」「地表5cm」「最高値」の順。単位はμSv/h。測定日は7月2~3日とのこと。

臨海公園 0.21   0.26   2.10(駐車場脇のトイレの雨樋の下)
総合レク 0.23   0.29   0.80(プール脇の泥溜まり)

ともに都内の他の公園よりかなり高め。特に臨海公園の2.10μSv/hは断トツ。なんか、あまり積極的に遊びに行こうとは思わなくなる数字ではあるなぁ。こんなことになる前は、たまに子供と自転車でいって、ノンビリたこ揚げなんかしたんだけどなぁ。もう、ああいう日は帰ってこないんだ。やがては数値が下がるのかもしれないけど、その前に子供はとっとと大きくなっちゃうからね。

こういうこともあるから、積極的に放射線量調査して、なんか手が打てるものなら打ってくれ、というのが江戸川区への注文であるわけだが(もっとも臨海公園なんかは都立なのでコッチは都の責任だ。こういう広大な公園で「除染」とかいってもどう手をつけるべきなのか、俺なんかには見当がつかんけれども)、とにかく江戸川区のエラい人(ただし政治的低脳である可能性大というのはこの前書いたばかりだw)は徹頭徹尾馬耳東風。ということで、いつもながら落ちるべきところに話が落ち着いて(笑)お後がよろしいようで。きょうはこれでお休みなさい。

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