この辺境ブログ唯一の「キラー・コンテンツ」(笑)は小林朝夫氏の「予知」を検証するというエントリーである。

昨年の東日本大震災をズバリ当てたとか何とか言い募り、その後も有料ブログを設けてはさかんに「大地震近し」と騒ぎ立てて「有料会員の皆様」に有益な情報を伝えている(笑)小林朝夫さんという方がいるんだが、本当にこの人の予知は当たってるのか、過去のブログを検証したもので、けっこうたくさんの方々に見て頂けた。結論は「残念でした、何にも当たってませんでした」というもので、いわば既に死んだ古いネタなんだが、それがまたきょう一日で急にページビューが伸びた。一日で200ナンボ。当ブログでは画期的(笑)。

あれ~と思って調べてみると、この小林さん、きょうになって「猛烈な大地震発生前兆が出ています」「大地震発生の前兆である電磁波ノイズがバーストを繰り返しています」「今回の地震は311を遥かに上回る規模となります」などと、またぞろ煽りを開始したようなのだった。あぁそうか、それで不安になった人が検索かけて、ここにたどりついたんだなーと疑問氷解。

だ・か・ら~、皆さんな~ンにも心配することはありませんって。たとえばこの人、いろいろ煽るワリにこの「電磁波ノイズ」って、どういう場所で、何を使って測定しているのか、その単位は何か、とか一切教えてくれない。一事が万事。本当に世の中に警鐘をならしたいというんなら、自分のデータとやらを公開して学者サンにでも見てもらえばいい。そんなこともしない。「危ない危ない」といって危機を煽っているだけ。

もちろんこれから大地震が来る可能性はけっこう高いとは思ってますが、ソイツはこの人の「観測」でどんな結果が出たかとは全く無関係に来ますから(笑)。そういう意味ではケ・セラ・セラ。インチキくさい予知を気にするというのは文字通りの杞憂。