ネット通販で申し込んだPCケース「P150」と、ナナオ19型液晶モニタ「S1931-JSGY」(S1931-SEGY相当)が相次ぎ到着。以下、ざっと使ってみてのレポート。

★P150

第一印象
なかなか剛性感のあるスチールケース。フロントこそシルバーのプラスチックカバーだが、筐体真っ白。白もの家電みたい(笑)。いま使ってる611-SLTからボードなど取り出し、中味を移植。特にどうということもなく組み上げる。

電源

付属電源のantec NeoHE430は電源ケーブル着脱式。要するに電源供給に必要な本数だけ接続して使うしくみ。そのぶん、ケース内がケーブルでゴチャゴチャすることもなく、エアフロー的にも具合がいいという触れ込み。もっともこのケーブル、シールド線というのか何ちゅうのか、ぶっとくて取り回しがけっこう面倒。余った分は、5インチベイの空いたとこに無理矢理押し込むが、これはこれでけっこうゴチャゴチャ。

相性
NeoHEについては、Asusのボードとの相性問題が報告されており、旧世代ながらAsusのP4P800-SEを使っている身としてはいささか心配もあった。が、とりたてて問題はなさそうだ。

静音性
このケース、リアファンは付属してるが、2ちゃん情報など参考に「鎌フロゥ12cm超静音(1000rpm)」に換装。フロントファンは付属ナシ。9cmファン2個取り付け可能だが、9cmファンの取り付け穴に対応している「風拾超静音10cm(1000rpm)」1個のみ装着。かんじんの静音性だが、正直言うと611-SLTとそんなに変わらんかな~という感じ。まぁ611-SLTもそこそこ静音性能高かったし。てゆーか、相対的にうるさいのはCPUファンの音みたいだ。ということで、以下脱線。

クーラー周り
はたしてクーラーは今のままでいいのかナと思う(いわゆる静音スパイラル突入かw)。現時点の構成はペンティアム4の2.4GにアルファのヒートシンクPAL8942+シンルイリアンの80mmファンRDM8025S(2500rpm)。4年くらい前には2ちゃんでもこれが「定番」とされていたのだ(笑)。記憶が定かでないが、確か当時は本来12V駆動のファンを5Vで回すのが流行ったんでなかったか。計算上は1000回転そこそこで冷やすことになるんだが、危なくないのかそれで? それとも記憶違いかオレの? いまはAsusボードのファン制御機能Q-fanで回転落として使ってる。確かに1000回転近くまで落とすと静かだ。でも、やっぱり熱恐いよネというわけで、現実には2000回転ぐらいで回していたのだった。12cmファン使うクーラーが当たり前みたいな昨今の風潮からみれば改善の余地はありそうだ。

脱線してまた買い物
というわけで、またまた衝動買い。2ちゃんでは最近評判がいいらしいCPUクーラー「忍者プラス Rev.B」(12cmファン付き)をまたぞろネットで注文。バカでかいクーラーらしいが、ネットで調べる限りP150、P4P800-SEにも装着可能(の筈)。ついでに、478ボード用のリテンション「BM478P」も注文。「忍者プラス」は478ボードに元からついてるリテンションを使って取り付けるらしいが、リテンションはいま使ってるクーラーPAL8942をつける時に外して、たぶん捨ててしまった(とゆーか、取り付け用のピン自体ニッパーで切って外した記憶アリ)。これはこれで届いたら試してみよう。

その他
611-SLTとの比較でいうと、フロントにボード直結のマイク&スピーカー端子があるのが嬉しかった(いまどき当たり前だろうが)。フロント用IEEE1394端子もあるが、こちらはP4P800-SEにはオンボード機能未搭載で残念ながら使えず。光学ドライブのフロントベゼルはネズミ色でケースの配色にもそこそこマッチ。が、フロッピードライブは既に古びて相当黄ばんでいるため、なんか違和感アリまくりで、ここはチト残念。

とゆーわけで、あとは旧ケースをバラして、ゴミに出す作業が残っている。なかなか面倒。

★S1931-JSGY

液晶ディスプレイの実力やいかに…ということでさっそくDVI接続。

第一印象
あまり明るいと目に悪いそうなので、輝度はとりあえず30%にまで下げる。加えて画面保護のパネルを取り付けると、うーん、なんか画質がボヤーッとして締まりがない感じがする…。派手なツルテカ液晶と比べたら、明らかに「地味」だ。でも、長時間使うのならやたら映り込みの激しいツルテカよりベター、ということで選んだので、まぁ想定内。

ドット欠けは?
で、お約束のドット欠けチェック。フリーソフトを走らせてみたが、ぼーっと眺めてる限りではみつからず。よく見るとどっか欠けてるのかもしれないが、実用上問題ナシと判断。


画面
これまでのCRT17インチと比べると流石に画面は広々している。ただ、CRTとくらべると、筐体の奥行きの分だけ画面がより「遠く」になる。近眼が進んでいるので、この辺はやや違和感アリ。だがすぐ慣れるだろう。

残像
PC内の画像ファイルをちらっと見てみたが、これはさほど気にならない(というかよくわからなかった)。FFXIもやってみたが、もともと動きがそう激しいゲームでもないので問題なさそう。

ギラギラ感は?
ネット上ではこのパネル、「ギラギラして目が疲れる」という声も多いのだが、とりあえずそんな印象はない。輝度を下げていることもあるし、延々と見ているとまた違うのかもしれない。個人差もあろう。この辺は続けて使っていくうちにわかるかな。

とゆーわけで、とりあえずは納得。「液晶もなかなかやるじゃないか」といったところだ。