駐車違反取り締まりの民間委託がいよいよ本日始まりました。アタシは基本的に路駐しないヒトなので、まぁ委託先が警察官の天下り先になるのでは、といった新たな利権の臭いもしないではないけれど、とりあえずは大歓迎デス。出勤する途中、いつもだったら結構クルマが止まってる駅前が相当広々してまして、たまに停まってるクルマもすべてハザードランプ点滅させてました。「あくまで緊急事態で停まってるのであってすぐ戻りますよ」という涙ぐましい意思表示です(笑)。


ま、こんな冷淡な態度をとるのも、ひとつには、(前にも書いたけれど)ワタクシ昨年末に不覚にも事故を起こしたわけですが、その時に路駐がまかり通ってる状況の理不尽さを改めて痛感したのです。つまり荷下ろし作業で停まってるトラックのわきを通過しようとした時、ドアのわきにいた運転手さんが(未練たらしく責任転嫁することが許されるならw)うしろもみずにドアを開けてきまして、ワタシのクルマのフロントガラスにドアが激突する、という事故が起きた。で、示談の結果では小生の責任が8割でした。まぁ現行の道交法では「停まってるクルマと動いてるクルマ」がぶつかったら、何はどうあれ動いてる方が悪いことになるのでしょう。
ただ釈然としなかったのは、天下の公道を自分の都合で占有しておいて、いわば「この場所はオレのなわばりだから回避義務はオマエラのほうにあるんだぞ。そっちいけシッシッ」というような、なんか逆立ちした論理がそこにあるように思った。


もちろん社会的なインフラが乏しい日本では、道路が絶対的に狭かったり、荷さばきスペースなんかどこにもない状況下で路駐しなきゃ世の中が回っていかないんだろうし、そこでとりあえず事故を減らすためには「動いてるクルマに何とか泣いてもらうしかない」という理屈もありうるンでしょう。まぁしかし筋からいえば、違法駐車にも相応の責任はあるはずなんです! だから駐車取り締まりはビシビシやっていいンです! …それが本日ただいまのワタシの魂の叫びなのでした。