カテゴリ: ラーメン・そば
■スパイス・パクチー・ラー麺@卍力 西葛西店
■太肉麺@桂花ラーメン末広店
■らーめん大盛り@麺屋吉左右(江東区木場)
■排骨担々麺@支那麺はしご本店
■特選鶏白湯塩そば@「自由が丘 蔭山樓」有明ガーデン店

有名店の出店らしく、なかなかの美味。しかし「特選」かつ「大盛」を頼んだ結果、お値段はナントナント1683円! ナントの勅令!
ひところ「ラーメン千円の壁」ということが言われて「ラーメン一杯が大台越えるのは如何なものか?」という世論が盛り上がっていたのだが、近年の物価高騰によって有名店のラーメンは1500円の壁をもラクラクと乗り越えてしまった。
オレの昭和感覚でいうと1500円というのは長らく「とんかつ定食ライン」と認識されていたのだが、長年の盟友であったラーメンもオレを裏切っていつのまにか向こう側の住人である。ちなみにオレの中で2000円超はウナギゾーンであったのだが、この分ではラーメンが越境していくのも時間の問題であろう。恨めしや狂乱物価!
■中華そば いのたに本店
■小ラーメン@ラーメン豚山東京ラーメン横丁店

ガテン系B級グルメの雄「ラーメン二郎」というと一種独特の注文方法とか作法があるせいで何だか苦手である。従ってああいうのが食いたくなると二郎流の「鉄の掟」がいくぶんか緩い「二郎インスパイア系」「二郎クローン系」というような類似店舗に向かうことになる。
そういうインスパイア系の一つとして、むかし「ラーメン バリ男」の日本橋店があった頃にはソコが今は辞めた勤め先に比較的近かったのでたびたび通ったものであるが、そこもいつの間にか閉店してしまった。その代替という感じでたまに行くようになったのが東京駅地下街にできた「ラーメン豚山」である。チェーン店は各所にあるようだが、ココはラーメン屋が建ち並ぶ一角にあって昼の前後にはひときわ長い行列のできる人気店だ。
むろん「野菜マシマシで」みたいなジャーゴンはココでも飛び交っているのだがカウンターの前に注文方法のガイドみたいなのが貼ってあったりしてソコは初心者にも比較的フレンドリーである。
着丼するや否や太めの麺をワシワシガツガツ食らうのはいつもの通りだが、それでもだんだん年を取るにつれこういう脂っこいラーメンはあんまり食えなくなってきた。それはそれでたまに行くと「一期一会だよなあ」という感慨がにじんできたりするのでソコは頑張ってワシワシガツガツと食う。そういうのも、ま、悪くはない。次はいつ来られるのかな――などと考えつつ辞去。
PS 最近は天候不順とかでキャベツひと球が400円超とかになっているようで、そのせいか今回は若干キャベツの量が絞り込まれてモヤシでカバーされているような気がした。商売もなかなかタイヘンである。
■山形辛味噌らーめん大盛り@田中そば店ダイバーシティ東京店
■ざるそば中200g@そばの里 六助(長野県松本市)

いわゆる「新そば」というのはフツー秋に収穫されたそばを供するものであるが、たまたま立ち寄ったこの信州のそば屋では今夏に収穫されたばかりのものを「新夏そば」と称して出しておった。淡白な味わいではあるが美味。
ここでオレは考えてしまったのであるが、たとえば東京あたりでそこそこ名の知れたそば屋というのは例外なくペダンティックで気取っており、かつバカ高いのが常である。しかし、この店は市井の人々の生活に徹底して寄り添った感じで、たとえば信州B級グルメの「山賊揚げ」なんてものも平気で出しているし、平日ランチタイムには珈琲サービスなどもしている。にもかかわらずこのそばのクオリティというのは一体どういうことか。
かくてオレは「食文化の本当の豊かさとはいったい何だろう?」といったことをシミジミと考えてしまうのであった。
■蒙古タンメン大盛り@蒙古タンメン中本(船橋市)
■久々にチャーシューメン大盛り@大和(佐野市)
■味玉らーめん大盛り@麺屋吉左右(江東区木場)

下町の行列店。店名は「きっそう」と読む。前々から評判は聞いていたが昼営業のみ(かつ「食べログ」によれば水金日は休みらしい)なのでなかなか行く機会がなく、今回が初の訪問である。雨の平日ということもあって「ひょっとして一番乗り?」などと考えつつ開店50分前に着いたのであるが、そこには入店待ち用のイスが並んでおり、傘をさした男性がすでに3人座っていた。さすが超有名店。侮れん。
最初に券売機でチケットを買い、しばらくしてから表に出てきた店の人に渡す。さらに待っていると、雨の中の客をおもんぱかってか、店の人が本来の開店時間を若干早めて店内に案内してくれた。コレは嬉しい心配りだ。
さて、肝心のラーメンである。麺を口に運んだ瞬間どことなく甘みを感じさせるようなウマ味が一気に広がって「ん? これは未体験ゾーンや!」と感歎。フツーのラーメンに加えてつけ麺も供していることからも分かるように、この店のスープは魚粉のインパクトを前面に押し出したトロッとした感じのそれなのだが、その種のスープがともすれば陥りがちな野卑な感じが全くない。品がよくて深みがある。ツルツルシコシコの麺との相性はベストマッチ。チャーシューも口中でホロホロと崩れる絶妙の仕上がり。煮玉子もフワッと柔らかく仕上げており文句ナシ。
うまいうまいと舌鼓をうちながらスープ完飲。「ごちそうさま」といって立ち上がると、ご夫婦なのか何なのか知らんが店を取り仕切っているお二人が気持ちよく声がけをして送り出してくれるあたりも素晴らしい。行列必至の店なのでこれからもあんまり出向く機会はないとは思うけれども、死ぬ前にもう一度は行って食っておきたいと思わせる一杯であった。
















