カテゴリ: 身辺雑記
■日本郵便を騙る詐欺メール
日本郵便を騙る詐欺メールが来たので晒しておく。
そもそも「荷物に不備があり、受取人と連絡が取れませんでした」という箇所からしておかしい。この文脈だとオレが「受取人」という設定になっているわけだが、フツーの客商売であれば荷物を受け取っていただくオレを「受取人」などと第三者的に呼び捨てにすることはありえない。日本語がヘンなのである。まぁしかしイロイロ欠点を指摘すると詐欺師に知恵をつけることになってしまうのでやめるけども。
【日本郵便】お届け時ご不在のご連絡
日頃より日本郵便株式会社をご利用いただきありがとうございます。
そもそも「荷物に不備があり、受取人と連絡が取れませんでした」という箇所からしておかしい。この文脈だとオレが「受取人」という設定になっているわけだが、フツーの客商売であれば荷物を受け取っていただくオレを「受取人」などと第三者的に呼び捨てにすることはありえない。日本語がヘンなのである。まぁしかしイロイロ欠点を指摘すると詐欺師に知恵をつけることになってしまうのでやめるけども。
【日本郵便】お届け時ご不在のご連絡
日頃より日本郵便株式会社をご利用いただきありがとうございます。
重要なお荷物が届きましたが、荷物に不備があり、受取人と連絡が取れませんでした。
お客様がこの荷物の受取人であるかどうかを確認したく、ご連絡させていただきました。
そのため、下記をご覧いただき、受取情報をご確認ください。
できるだけ早く、再度の配送を手配いたします。
→確認はこちら
お客様にはご不便、ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。
ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
48時間以内に確認が取れない場合、お荷物は返却されますのでご注意ください。
■ご注意
・日本郵便を装った不審なメールが送られています。
お心当たりのない不審なメールは、ウイルスを含む可能性もありますので、削除いただくようお願いします。
・交通事情、災害等により予定通り配達できないことがございます。あらかじめご了承ください。
・ご利用の端末によっては本メールに記載のURLに接続できない場合があります。
・本メールは送信専用アドレスで送信しております。
本メールに返信されましても回答いたしかねますのでご了承ください。
■よくあるご質問
http://www.post.japanpost.jp/question/index.html
■メールでのお問い合わせ
https://www.post.japanpost.jp/question/contact_us/inquiry.html
■電話でのお問い合わせ
固定電話から 0120-23-28-86(通話料無料)
携帯電話から 0570-046-666(通話料有料)
日本郵便株式会社
http://www.post.japanpost.jp/index.html
■ハトよけテグス大作戦3
さて、これまで割り箸を活用してハトよけテグスを張る作業を続けてきたところであるが、やはり割り箸を支柱にするのは耐久性からいってちょっとツラいのではないか。じゃあ支柱には細長い金属板を使ってみましょうかということで、前回までに一部試験導入をしたところであるが、今回改めて割り箸を全廃、金属板に全とっかえをすることにした。短い割り箸文明の時代は終焉し、ここに金属器文明が到来したのである!
今回使ったのは「KONTEC キレイ曲る板 500」という商品で、要するに長さ50センチほどの細長いステンレス板である。これは折り曲げが可能なので、クニャクニャした手すりに極力フィットするよう人力で押し曲げ、これをScotch強力両面テープ、それから今回購入したゴリラ強力補修テープ、さらには結束バンドなどを適宜用いて手すりにムリヤリ結びつけることにしたのである。
ちなみにこのステンレス板には穴がたくさん開いているので、テグスはこの穴に結びつければヨロシイ。釣り糸を結ぶのに用いられるというクリンチノットとかいう方法を試してみたが、なんかよく締まってるのかわからんので結び目にはエポキシ系接着剤をチョンチョンとつけておいた。

最終的にテグスを張り回してピンと張ったあとの終端部も、釣り人にならってキッチリ結ぶのが良いのだろうが、最後めんどうくさくなってしまい、ゴリラの補修テープでその辺に貼りつけてオワリにした箇所もある。手抜きである。
さて、今回の作戦には若干の懸念もある。
写真でもお分かりだろうが、このステンレス板にはテグスによってかなりのテンションがかかっているので、若干たわんでいる。たわんでいって変形するとテグスが緩んでしまう。そういうことになると定期的に手入れをしなければならないのだ。しかし、ワレワレ市井の人間はありあわせの手段や道具でなんとかその場をしのいでいくしかないのである。レヴィ=ストロース言うところのブリコラージュ。頑張れオレ。
まぁそんなことはともかく、今回のテグス・プラスアルファの作戦として、こないだダイソーに行って「びっくりスネーク」というヘビのおもちゃも買ってきた(しかも4つw。適宜ローテさせればバカなハトも騙されるのではないかというアイデア)。これも適宜その辺に転がしたりしているので相乗効果が期待できよう。
*蛇足ついでに言っておくが、ググってみるとこの「びっくりスネーク」というのはハト害対策にずいぶんと活用されているらしい。ひょっとしたら誰かをビックリさすとゆー本来の役割よりもコッチのほうがメインになっているのではあるまいか。ともかく、病原菌をばらまく害鳥を敢えて保護し、ハトを殺傷したら人間に刑罰を課すという日本のキチガイ行政のせいで皆さんずいぶんお困りなのであろう。ご健闘を祈ります!
ということで今回のテグス作戦はコレでとりあえずオシマイ。また何か問題がでてきたら後日談でも書いてみよう。(おわり)

ベランダ正面の手すり部分は、布団干しに使われることも想定してバネをつけて取り外せるようにした。ちなみにこのバネは、「ミツギロン」という会社が出しているハトよけテグスセットに入っていたヤツ(メルカリで安く出てたのでダメモトで「テグスコーナーバー」というのを買ったのである。手すりにはうまくつかなくてガッカリしたがバネは活用させていただいた)

壁面にはテグス折り返し用に割り箸片を貼っていたのだが、これも今回はずし、ダイソーで売ってた木片を切り出して代わりに壁に貼りつけてみた
ちなみにこのステンレス板には穴がたくさん開いているので、テグスはこの穴に結びつければヨロシイ。釣り糸を結ぶのに用いられるというクリンチノットとかいう方法を試してみたが、なんかよく締まってるのかわからんので結び目にはエポキシ系接着剤をチョンチョンとつけておいた。

最終的にテグスを張り回してピンと張ったあとの終端部も、釣り人にならってキッチリ結ぶのが良いのだろうが、最後めんどうくさくなってしまい、ゴリラの補修テープでその辺に貼りつけてオワリにした箇所もある。手抜きである。
さて、今回の作戦には若干の懸念もある。
写真でもお分かりだろうが、このステンレス板にはテグスによってかなりのテンションがかかっているので、若干たわんでいる。たわんでいって変形するとテグスが緩んでしまう。そういうことになると定期的に手入れをしなければならないのだ。しかし、ワレワレ市井の人間はありあわせの手段や道具でなんとかその場をしのいでいくしかないのである。レヴィ=ストロース言うところのブリコラージュ。頑張れオレ。
まぁそんなことはともかく、今回のテグス・プラスアルファの作戦として、こないだダイソーに行って「びっくりスネーク」というヘビのおもちゃも買ってきた(しかも4つw。適宜ローテさせればバカなハトも騙されるのではないかというアイデア)。これも適宜その辺に転がしたりしているので相乗効果が期待できよう。
*蛇足ついでに言っておくが、ググってみるとこの「びっくりスネーク」というのはハト害対策にずいぶんと活用されているらしい。ひょっとしたら誰かをビックリさすとゆー本来の役割よりもコッチのほうがメインになっているのではあるまいか。ともかく、病原菌をばらまく害鳥を敢えて保護し、ハトを殺傷したら人間に刑罰を課すという日本のキチガイ行政のせいで皆さんずいぶんお困りなのであろう。ご健闘を祈ります!
ということで今回のテグス作戦はコレでとりあえずオシマイ。また何か問題がでてきたら後日談でも書いてみよう。(おわり)

ベランダ正面の手すり部分は、布団干しに使われることも想定してバネをつけて取り外せるようにした。ちなみにこのバネは、「ミツギロン」という会社が出しているハトよけテグスセットに入っていたヤツ(メルカリで安く出てたのでダメモトで「テグスコーナーバー」というのを買ったのである。手すりにはうまくつかなくてガッカリしたがバネは活用させていただいた)

壁面にはテグス折り返し用に割り箸片を貼っていたのだが、これも今回はずし、ダイソーで売ってた木片を切り出して代わりに壁に貼りつけてみた
■ハトよけテグス大作戦2
さて、ベランダの手すりにハトよけテグスを張る作業の第二弾である。
まずはベランダの両端を片づけてしまおうということで前回は右端の作業をしたのであるが、今回は反対の左側にチャレンジである。
今回のベランダ左側には壁がないので、まずはテグスを張るための木製器具を自作し、隣家との間をへだてるパネルにテープで貼り付けてみた。今回も主な素材は割り箸で、基本的には木工用ボンドでペタペタ組み立てた。もっとも割り箸だけでは強度が不安だったので、100均で買ってきた木材をノコギリで三角形に切り出し、取りつけてみた。

ということでコチラが完成したところである。
どれぐらいもつかは不明です(笑)。


あとはベランダ正面の左右約5メートルほどの手すり部分を何とかしなければならんのだが、布団を干す時に外したりできるよう、バネを仕込んで随時外せるような仕掛けにしたいと考えている。それらの部材が揃うまでは放置……と考えていたのだが、実はちょうど今朝、衝撃的な事件があった。
ベランダ中央部に大量のハトのクソが落ちていたのである。
単なる偶然ではあろうが、こんな大量のフンを見かけたのは久方ぶりであった。しかもこっちがちょうど対策を練っている時期であるだけに「やってみなよフフフ」と挑発されたようで怒髪天である。なんだこのクソハト野郎ふざけやがってゼッテー許さんからなということで、とりあえずの応急措置として手元にある部材だけでとりあえずこの部分にもテグスを張ってみた。前回にもちょっと論及した細長い金属板が届いていたのでコレを手すりに貼り付けて、テグスを張るベースにしたのである。

「これでどうだッ!」というところであるが、実際には作業に疲れてしまい、手すりがカギ状にカクカクと曲がっている幅20センチほどの部分はテグスを張っていない。手抜きである(苦笑)。その辺から侵入される可能性もあるがどうか。とまれ、ハトよけ作戦はなお続く。(つづく)
まずはベランダの両端を片づけてしまおうということで前回は右端の作業をしたのであるが、今回は反対の左側にチャレンジである。
今回のベランダ左側には壁がないので、まずはテグスを張るための木製器具を自作し、隣家との間をへだてるパネルにテープで貼り付けてみた。今回も主な素材は割り箸で、基本的には木工用ボンドでペタペタ組み立てた。もっとも割り箸だけでは強度が不安だったので、100均で買ってきた木材をノコギリで三角形に切り出し、取りつけてみた。

ということでコチラが完成したところである。
どれぐらいもつかは不明です(笑)。


あとはベランダ正面の左右約5メートルほどの手すり部分を何とかしなければならんのだが、布団を干す時に外したりできるよう、バネを仕込んで随時外せるような仕掛けにしたいと考えている。それらの部材が揃うまでは放置……と考えていたのだが、実はちょうど今朝、衝撃的な事件があった。
ベランダ中央部に大量のハトのクソが落ちていたのである。
単なる偶然ではあろうが、こんな大量のフンを見かけたのは久方ぶりであった。しかもこっちがちょうど対策を練っている時期であるだけに「やってみなよフフフ」と挑発されたようで怒髪天である。なんだこのクソハト野郎ふざけやがってゼッテー許さんからなということで、とりあえずの応急措置として手元にある部材だけでとりあえずこの部分にもテグスを張ってみた。前回にもちょっと論及した細長い金属板が届いていたのでコレを手すりに貼り付けて、テグスを張るベースにしたのである。

「これでどうだッ!」というところであるが、実際には作業に疲れてしまい、手すりがカギ状にカクカクと曲がっている幅20センチほどの部分はテグスを張っていない。手抜きである(苦笑)。その辺から侵入される可能性もあるがどうか。とまれ、ハトよけ作戦はなお続く。(つづく)
■ハトよけテグス大作戦1
オレはマンション住まいなのだが、ときおりベランダにハトのハネだとかフンだとかが落ちているのを見かけることがある。要するに各地で頻発しているハト害というヤツなのだが、ともかく勝手に侵入してきてひとさまの家を汚していくヤカラは不愉快である。無職でヒマなせいか(笑)最近コレがちょっと気になってきた。
ホントなら火器を用いて侵入次第射殺してしまいたいところだが、残念ながらヤツらは鳥獣保護法だか何だかに手厚く守られていて殺傷するとコッチがタイホされるらしい(泣)。フンと一緒に病害菌をまきちらしとるハトが保護対象というのはどうにも解せないが、まぁ日本というのは大昔から人間を差し置いて「生類憐れみの令」を出したりするおかしな国なので仕方が無い。殺傷せぬまでも連中に恐ろしいトラウマを与えるような攻撃方法はないかと思案しているのだが、そもそもヤツらはトリアタマなので「トラウマ」という概念はないのかもしらん。やむを得んので、とりあえずは連中を近寄らせないための対策を考えることにした。
さて、ハトの行動を監視していると、マンション一帯に飛来したヤツらはその習性としてまず第一にベランダの手すりにとまり、周囲を観察する。そして「どうやら安全そうだナ」となれば中に侵入するなりフンをするなりして(勝手に)縄張り宣言をする。ここでつけ上がるせると中にはベランダに巣を作り出す図々しいヤツもいるらしい。やはり水際作戦が重要ということのようだ。
さて、そこで一番有効な対策というのはネットでベランダ全体を囲ってしまうことらしい。しかしそんなことをするのはあまりに辛気くさいしウザい。そこでソコソコ効果があるらしい「テグスの張り回し」作戦というのを試みることにした。手すりの上にテグス線を張り、ハトをとまれなくする。そうやってお帰りいただく。これならそんなに目立たないしスマートではないか。
そこでいろいろ調べたところ、テグス張り回し用の商品は市販もされていた(→たとえばこんなの)。しかしよくよく考えてみると、オレのウチのベランダの手すりはオシャレのつもりなのか何かしらんが妙なアールがついていて、平らになっていない。それ故にこのテの器具はうまく装着できそうにないのだった。
しょうがないのでさらにググると、自作ツールでテグス張りをしている人もいた(→こことか)。マネしてみようかと思ったが、この方の細工もやっぱり手すりがある程度平坦でないとうまくいかない。万策尽きかけたのだが、たまたま大阪府のサイトで「テグス張る土台に割り箸とか使ってもエエよ~」みたいなことが書いてあったので、その線でちょっと挑戦してみることにした。
ちなみにウチのベランダの柵は凸状に出っ張った形になってンので、とりあえずその右端の部分だけ試験的にハトよけをつけた。手順は以下の通りだが、材料は基本的に家にあったものを使っている。
①支柱代わりの割り箸の真ん中あたりにテグスを結びつける。次いで、この支柱を「3Mスコッチダクトシールテープ」でムリヤリ手すりに貼り付ける。これだけだとちょっと頼りないので30cmぐらいの結束バンドでさらに手すりにしばりつけた
②テグスを張り渡す壁側には「3Mスコッチ強力両面テープ外壁面用」で割り箸を2本貼り付け、その背後にテグスを回して割り箸の支柱に戻す(なおこの壁面部の割り箸もスコッチダクトテープで補強)
③割り箸の支柱まで引いてきたテグスを割り箸上部にぐるっとまきつけ、ピンとさせてからスコッチダクトテープで固定(スコッチダクトテープに頼りっきりの男w)


ということで、ご覧の通り「やっつけ仕事」である。とりわけデコボコした壁面部にテープでムリヤリ貼り付けた割り箸には常時「引っ張り力」がかかっているので、剥がれたり浮いたりしてくることが考えられる。支柱にした割り箸だって曲がったり折れたりするかもしらん。それでもしばらくはこんな運用でハトの出方をみる所存。
【追記】
なお、先に記したように家のベランダは凸状に出っ張った形になっているのだが、近々左端の部分にも同様に割り箸細工でテグスを張ろうと考えている。構造的には今回の右端部と若干違っているので若干アタマをヒネらないといけない。が、まぁ何とかなるだろう。
問題は中央部である。ここは横幅が5、6メートルほどもあるので脆弱な割り箸ではテグスを支えきれないだろう。そこでいろいろ考えているのだが、とりあえずこちらのサイトの方の作戦が参考になりそうだ。
要するにこの方も市販の器具は手すりに装着できないというので自作をしているのだが、その際に「クロームフリープレート」というのを使っておられる。要するに軽量で細長い金属板なのだが、コレは薄っぺらいため、ある程度曲げることができる。これを手すり部分にうまいこと貼り付けてテグスを張る支柱にした――というのである。
ウチの場合、グニャッと曲げて手すりの柵にそわせつつ、結束バンドで取りつければうまくいくのではないか。(つづく)
ホントなら火器を用いて侵入次第射殺してしまいたいところだが、残念ながらヤツらは鳥獣保護法だか何だかに手厚く守られていて殺傷するとコッチがタイホされるらしい(泣)。フンと一緒に病害菌をまきちらしとるハトが保護対象というのはどうにも解せないが、まぁ日本というのは大昔から人間を差し置いて「生類憐れみの令」を出したりするおかしな国なので仕方が無い。殺傷せぬまでも連中に恐ろしいトラウマを与えるような攻撃方法はないかと思案しているのだが、そもそもヤツらはトリアタマなので「トラウマ」という概念はないのかもしらん。やむを得んので、とりあえずは連中を近寄らせないための対策を考えることにした。
さて、ハトの行動を監視していると、マンション一帯に飛来したヤツらはその習性としてまず第一にベランダの手すりにとまり、周囲を観察する。そして「どうやら安全そうだナ」となれば中に侵入するなりフンをするなりして(勝手に)縄張り宣言をする。ここでつけ上がるせると中にはベランダに巣を作り出す図々しいヤツもいるらしい。やはり水際作戦が重要ということのようだ。
さて、そこで一番有効な対策というのはネットでベランダ全体を囲ってしまうことらしい。しかしそんなことをするのはあまりに辛気くさいしウザい。そこでソコソコ効果があるらしい「テグスの張り回し」作戦というのを試みることにした。手すりの上にテグス線を張り、ハトをとまれなくする。そうやってお帰りいただく。これならそんなに目立たないしスマートではないか。
そこでいろいろ調べたところ、テグス張り回し用の商品は市販もされていた(→たとえばこんなの)。しかしよくよく考えてみると、オレのウチのベランダの手すりはオシャレのつもりなのか何かしらんが妙なアールがついていて、平らになっていない。それ故にこのテの器具はうまく装着できそうにないのだった。
しょうがないのでさらにググると、自作ツールでテグス張りをしている人もいた(→こことか)。マネしてみようかと思ったが、この方の細工もやっぱり手すりがある程度平坦でないとうまくいかない。万策尽きかけたのだが、たまたま大阪府のサイトで「テグス張る土台に割り箸とか使ってもエエよ~」みたいなことが書いてあったので、その線でちょっと挑戦してみることにした。
ちなみにウチのベランダの柵は凸状に出っ張った形になってンので、とりあえずその右端の部分だけ試験的にハトよけをつけた。手順は以下の通りだが、材料は基本的に家にあったものを使っている。
①支柱代わりの割り箸の真ん中あたりにテグスを結びつける。次いで、この支柱を「3Mスコッチダクトシールテープ」でムリヤリ手すりに貼り付ける。これだけだとちょっと頼りないので30cmぐらいの結束バンドでさらに手すりにしばりつけた
②テグスを張り渡す壁側には「3Mスコッチ強力両面テープ外壁面用」で割り箸を2本貼り付け、その背後にテグスを回して割り箸の支柱に戻す(なおこの壁面部の割り箸もスコッチダクトテープで補強)
③割り箸の支柱まで引いてきたテグスを割り箸上部にぐるっとまきつけ、ピンとさせてからスコッチダクトテープで固定(スコッチダクトテープに頼りっきりの男w)


ということで、ご覧の通り「やっつけ仕事」である。とりわけデコボコした壁面部にテープでムリヤリ貼り付けた割り箸には常時「引っ張り力」がかかっているので、剥がれたり浮いたりしてくることが考えられる。支柱にした割り箸だって曲がったり折れたりするかもしらん。それでもしばらくはこんな運用でハトの出方をみる所存。
【追記】
なお、先に記したように家のベランダは凸状に出っ張った形になっているのだが、近々左端の部分にも同様に割り箸細工でテグスを張ろうと考えている。構造的には今回の右端部と若干違っているので若干アタマをヒネらないといけない。が、まぁ何とかなるだろう。
問題は中央部である。ここは横幅が5、6メートルほどもあるので脆弱な割り箸ではテグスを支えきれないだろう。そこでいろいろ考えているのだが、とりあえずこちらのサイトの方の作戦が参考になりそうだ。
要するにこの方も市販の器具は手すりに装着できないというので自作をしているのだが、その際に「クロームフリープレート」というのを使っておられる。要するに軽量で細長い金属板なのだが、コレは薄っぺらいため、ある程度曲げることができる。これを手すり部分にうまいこと貼り付けてテグスを張る支柱にした――というのである。
ウチの場合、グニャッと曲げて手すりの柵にそわせつつ、結束バンドで取りつければうまくいくのではないか。(つづく)
■漆にかぶれる(2024)
2年前にも金継ぎをやっていて漆にかぶれたことがあるが、またやってしまった。ちょっとグロいかもしらんが自分用に写真入りでその経過を記録しておく。
■初日 6/24
この二日前に金継ぎ関係の作業をしていて漆が若干手に付着したものと思われるのだが、明け方に左右の手指関節のあたりが痒くなってきたため「あ、やってもうた~」という感じで起床。2年前に処方してもらったステロイドの塗り薬クロベタゾールの残りをペタペタ塗る。それでも痒みがおさまらないので冷凍庫に入っていた冷却剤を押しつけるなどして様子をみる。
■2日目 6/25
就寝中も痒み止めのため氷枕などで手指を冷やす(この後も連日継続)。しかし夜中から明け方にかけて痒みが酷くなり、あまり寝られず。手指のポツポツに加えて、顔にも赤い発疹が。しょうがないので近所の皮膚科に行く。塗り薬として顔用に「リドメックス」、手指用に「アンテベート」を出してもらう(いずれもステロイド剤)。そのほか痒み対策で「フェキソフェナジン」、腫れ対策で「トラネキサム酸」の飲み薬も朝晩二回。
■3日目 6/26
手指のポツポツに加えて、へその左右にポツポツが大量に出てくる(左右それぞれハガキ大のスペース)。顔のほうも部分的に赤らんで腫れたようになり、酷い日焼けをした人のようだ。しょうがないので飲み薬&塗り薬で様子をみるが、手も腹もなんだか患部がどんどん広がっていくような。
■4日目 6/27
手指のポツポツが赤みを増し、ところどころ水疱状に。まだまだ悪化しているような感じ。腹のほうも改善せず。
■5日目 6/28
皮膚科に通院。顔の赤みと腫れは徐々におさまってきたが、腹の広大な患部域をみて、お医者さんが「うーん、これはかなり来ているのでステロイドの飲み薬を出しましょう」と言う(この「ブレドニゾロン」というステロイドの飲み薬はかなり強力なため、取り扱い注意のクスリらしい)。従来の薬に加えて朝一回20mgを飲むことになる。この5、6日目あたりが症状のピークという感じだったかもしらん。あまりの惨状に左手の写真を定点観測的に毎日スマホで撮ることにする。

■6日目 6/29
ポツポツと痒みはいぜん引かない。指が腫れているためニギニギしても関節が十分に曲がりきらないというか、グローブでもはめてるみたいな感じ。

■7日目 6/30
変わらず痒い。それでも水疱状になっていた患部が「かさぶた」風に茶色くなってきたりして、何となく収まってきたような気がしないでもない。

■8日目 7/01
再び皮膚科へ。これまで何もなかった手首の内側とか手の外側あたりに新たにポツポツが出てきたような感じもあり、なかなかしぶとい。それでも腹のポツポツの赤みは薄くなってきたようで、お医者さんも「少しよくなってきたのでは」と。ただし、ステロイドの飲み薬は順々に減らしていかないと体に悪影響があるということで、「あと1ヶ月は通ってもらうことになる」とのこと。ヤレヤレ……

■9日目 7/02
手指の腫れはかなり引いてきた。就寝中の冷却剤作戦はなお続けているが、この日の朝は割とよく寝られた。

■10日目 7/03
前夜は冷却剤を寝床にもちこむのを止めてみたが、痒みで起きてしまうようなことはなかった。時間差的に後になってでてきたポツポツは痒みを伴うものの、それほど酷くはない。手指の腫れもほとんど収まってきたようだ。


とりあえずコレでおしまい。
■初日 6/24
この二日前に金継ぎ関係の作業をしていて漆が若干手に付着したものと思われるのだが、明け方に左右の手指関節のあたりが痒くなってきたため「あ、やってもうた~」という感じで起床。2年前に処方してもらったステロイドの塗り薬クロベタゾールの残りをペタペタ塗る。それでも痒みがおさまらないので冷凍庫に入っていた冷却剤を押しつけるなどして様子をみる。
■2日目 6/25
就寝中も痒み止めのため氷枕などで手指を冷やす(この後も連日継続)。しかし夜中から明け方にかけて痒みが酷くなり、あまり寝られず。手指のポツポツに加えて、顔にも赤い発疹が。しょうがないので近所の皮膚科に行く。塗り薬として顔用に「リドメックス」、手指用に「アンテベート」を出してもらう(いずれもステロイド剤)。そのほか痒み対策で「フェキソフェナジン」、腫れ対策で「トラネキサム酸」の飲み薬も朝晩二回。
■3日目 6/26
手指のポツポツに加えて、へその左右にポツポツが大量に出てくる(左右それぞれハガキ大のスペース)。顔のほうも部分的に赤らんで腫れたようになり、酷い日焼けをした人のようだ。しょうがないので飲み薬&塗り薬で様子をみるが、手も腹もなんだか患部がどんどん広がっていくような。
■4日目 6/27
手指のポツポツが赤みを増し、ところどころ水疱状に。まだまだ悪化しているような感じ。腹のほうも改善せず。
■5日目 6/28
皮膚科に通院。顔の赤みと腫れは徐々におさまってきたが、腹の広大な患部域をみて、お医者さんが「うーん、これはかなり来ているのでステロイドの飲み薬を出しましょう」と言う(この「ブレドニゾロン」というステロイドの飲み薬はかなり強力なため、取り扱い注意のクスリらしい)。従来の薬に加えて朝一回20mgを飲むことになる。この5、6日目あたりが症状のピークという感じだったかもしらん。あまりの惨状に左手の写真を定点観測的に毎日スマホで撮ることにする。

■6日目 6/29
ポツポツと痒みはいぜん引かない。指が腫れているためニギニギしても関節が十分に曲がりきらないというか、グローブでもはめてるみたいな感じ。


■7日目 6/30
変わらず痒い。それでも水疱状になっていた患部が「かさぶた」風に茶色くなってきたりして、何となく収まってきたような気がしないでもない。

■8日目 7/01
再び皮膚科へ。これまで何もなかった手首の内側とか手の外側あたりに新たにポツポツが出てきたような感じもあり、なかなかしぶとい。それでも腹のポツポツの赤みは薄くなってきたようで、お医者さんも「少しよくなってきたのでは」と。ただし、ステロイドの飲み薬は順々に減らしていかないと体に悪影響があるということで、「あと1ヶ月は通ってもらうことになる」とのこと。ヤレヤレ……

■9日目 7/02
手指の腫れはかなり引いてきた。就寝中の冷却剤作戦はなお続けているが、この日の朝は割とよく寝られた。

■10日目 7/03
前夜は冷却剤を寝床にもちこむのを止めてみたが、痒みで起きてしまうようなことはなかった。時間差的に後になってでてきたポツポツは痒みを伴うものの、それほど酷くはない。手指の腫れもほとんど収まってきたようだ。


とりあえずコレでおしまい。
■健康保険料未納を騙るスパムメール
奇妙なスパムメールが届いたので晒しておこう。岸田のアホウが「増税」はしないけど社会保険料はガッパリ取らせてもらうかんなという方針を打ち出しているご時世なので、こういうスパムも或る意味時宜にかなっているとは言えよう。
もっとも、これ読んで「よし払おう!」と思ったアホがいるとして、どこに連絡をすればいいのかわからない。あまりにもズサンである(笑)。それから、これだけAIが進歩したというのにいまだに全然日本語がお上手になってこないのは不思議である。(以下引用)
【厚生労働省】重要なお知らせ、必ずお読みください
★ホーム|厚生労働省
もっとも、これ読んで「よし払おう!」と思ったアホがいるとして、どこに連絡をすればいいのかわからない。あまりにもズサンである(笑)。それから、これだけAIが進歩したというのにいまだに全然日本語がお上手になってこないのは不思議である。(以下引用)
【厚生労働省】重要なお知らせ、必ずお読みください
★ホーム|厚生労働省
催告書
国民健康保険料が未納です
まだおさめられていない国民健康保険料がありますので、催告書を お送りしました。
保険料は医療費を賄う大切な財源です。納付されないと国民健康 保険事業の運営に重大な支障が生じてしまいます。
また、このまま納付されない場合には、信用情報機関のブラックリストに登録され、クレジットカードが作れない、ローンが出来ない、本人と家族の国民健康保険が解除される措置があります。
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[ 支払い期限 ] 2024年4月26日 (支払期日の延長不可)
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[ 未払い金額 ] 40,000 円 (税込)
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▼▽ 支払いの詳細リンクエント▽▼
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〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
法人番号6000012070001
ご返信いただいても対応は致しかねますので予めご了承ください
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Copyright © Ministry of Health, Labour and Welfare, All Rights reserved.
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■あけおめことよろ

本年もよろしくお願いいたします。
■そうそう、会社を辞めるにあたってもうひと言(笑
一度でも
我に頭を下げさせし
人みな死ねと
いのりてしこと
――啄木『一握の砂』より
我に頭を下げさせし
人みな死ねと
いのりてしこと
――啄木『一握の砂』より
■退職準備
退職準備を始めたのである。
会社にはこれまで都合38年間ほども勤めてきた。在職中は散々悪罵を投げつけてきた会社であるがいざそこから離れてしまうとなると何となく心細くなってくるのは我ながら何だか情けない(笑)。実際これまでは健康保険料とかも半額は会社持ちだったりしたワケで何やかやいってこの世には「寄らば大樹の陰」というところがあるのだと改めて思う。
より具体的にいえば年金が出る迄は貯金を取り崩して生活していかねばならない。だがこれも自由とのバーター。致し方ナシ。
だがしかし今はあんまり退職についてイロイロ考えているヒマもないのである。
というのは以前娘用に組んだ自作PCに今度ビデオカードを取り付けてやったのだがそのプロセスでデバイスをつなぎ替えたりイロイロしていたら何故かOS(Windows10)が行方不明になり結果起動不能になるという奇っ怪な事態が起きているので、EaseUSのソフトなどを駆使して調査する仕事をせねばならぬし、それが不調ならSSDに新しくOSを入れてそこから立て直しを図らねばならない。ま、そんな作業に追われてちょっと気を紛らせているというところもないではない。
PS なおPCの「故障」はSATAケーブルがちゃんと刺さっていなかったせいだったようだ。なんだ大騒ぎしといてこの結末は(笑)。
会社にはこれまで都合38年間ほども勤めてきた。在職中は散々悪罵を投げつけてきた会社であるがいざそこから離れてしまうとなると何となく心細くなってくるのは我ながら何だか情けない(笑)。実際これまでは健康保険料とかも半額は会社持ちだったりしたワケで何やかやいってこの世には「寄らば大樹の陰」というところがあるのだと改めて思う。
より具体的にいえば年金が出る迄は貯金を取り崩して生活していかねばならない。だがこれも自由とのバーター。致し方ナシ。
だがしかし今はあんまり退職についてイロイロ考えているヒマもないのである。
というのは以前娘用に組んだ自作PCに今度ビデオカードを取り付けてやったのだがそのプロセスでデバイスをつなぎ替えたりイロイロしていたら何故かOS(Windows10)が行方不明になり結果起動不能になるという奇っ怪な事態が起きているので、EaseUSのソフトなどを駆使して調査する仕事をせねばならぬし、それが不調ならSSDに新しくOSを入れてそこから立て直しを図らねばならない。ま、そんな作業に追われてちょっと気を紛らせているというところもないではない。
PS なおPCの「故障」はSATAケーブルがちゃんと刺さっていなかったせいだったようだ。なんだ大騒ぎしといてこの結末は(笑)。
■謹賀新年
■「鎌倉殿の13人」
我が家では例年、NHKの大河ドラマをちゃんと観ていなかった。というか、最初一、二回観ても「なんかパッとしねーなー」といって視聴を止めてしまうというのが常であった。
が、本年の「鎌倉殿の13人」はコレ、最後までちゃんと完走した。思うに、いつもの大河ドラマというのは予定調和というか何となく知ってることを「おさらい」するような感じが否めず(あるいは渋沢栄一みたいによく知らん人の場合もあるけれども「なんだ戦闘シーンねえのか。まぁ商人だししょうがねえな」といって止めたりする)けっきょく「もうええわ」となってしまったのだった。
然るに今回のヤツは、まぁ源平合戦のあたりの話はけっこうメジャーだけれども後半の北条氏支配に絡むいろんな話は(40年以上前の大河ドラマ「草燃える」では採り上げたようだけれども)オレもよく知らんかったし、そういう意味ではとても新鮮だったのだ。
と同時に、今回のはやはり三谷幸喜の脚本が良かったのだろう。
観てた人はご存じであろうが、このドラマの中ではバタバタと人が死んでいく。しかもその多くは謀殺である。殺伐としている。フツーに描いたら陰々滅々。視聴者としても「なんでそんな簡単に殺すワケ?」とかいってなかなか感情移入できないところだろう。が、三谷はそこんところを巧妙に脚色している。
とりわけ主人公の北条義時は、この作中においては最初は気のいいノンキな兄ちゃんとして描かれていたのだが、身内に源頼朝を抱え込んじまったもんだから行きがかり上、いろいろ非情な決断もせにゃならんくなってくる。しまいにゃ都合の悪い人間を陥れねばならなくなる。一ミリまた一ミリという感じで極悪非道の悪人に変身していくわけで、我々もそんなに違和感なく極悪非道ぶりに納得し、さらなる暴走を期待して画面に見入ったのだった。
が、オレが考えるにモノホンの北条義時というのはたぶんこんなんじゃなかった。もともと「スキあらば殺す!」みたいな男で、それがたまたまうまくいってのし上がったンでないか。というか、そもそもこの時代の東国武士なんてものはスゲー殺伐としていて、義時だけじゃなくて誰だって「スキあらば殺す!」の人たちだったのではないか。
当時の常識はおそらく今の我々とは全然違っていた。だからそのまんまのストーリーをリアルに描いたら現代人には理解共感不能。だからそこを展開の妙でうまいことアジャストしてみせたのが三谷幸喜だったという話なのだろう。
考えてみれば日本の文化だとか日本人のモノの考え方なんてものはスゲー大きな変化をしてきたハズである。これは余談であるが、オレなんかも昔は「日本文化論」みたいな話が好きだったンだが、だんだんと「そんな大昔から連綿と続いてる日本文化なんてものはねえんじゃねえか?」と思うようになった。
たとえば「日本文化は集団主義的だ」みたいな話があって、まぁそういう風に見えないことはないんだが、社会心理学者の故山岸俊男氏の一連の著作読んだりしたら、実は日本人は集団主義が好きなわけじゃなくて勝手な行動すると周囲からよってたかって虐められる仕組みができてるからしょうがなく集団に従ってるンだ、みたいなことが書いてあった。
じっさい、昔はサラリーマンがおんなじ職場の連中でいく慰安旅行などというイベントがあり、みんな不思議に思うこともなく参加していたのであるが、今はそんなものはない(たぶん)。それどころか職場の連中で酒飲みにいくなんてのも今ではほとんどなくなっているのではないか。当たり前と思われてた意識や行動も環境が変われば過去の遺習になってしまうのである。終身雇用もこれからは決して当たり前ではないようだし、少なくとも会社における集団主義というのは確実に掘り崩されていく。
ちょっと話が脱線したけれども、そういう意味でいえば、この大河ドラマというのも徐々に変わっていかざるを得まい。たとえばであるが、おそらくこれからの日本人は「忠臣蔵」に感動するというようなこともなくなり、大河ドラマではスゲーやりにくくなる。なんとなれば「それってテロじゃん!」という今風のひと言で忠臣蔵の美学は一蹴されてしまうからである。
むろん、そこに第二・第三の三谷幸喜が出てくれば話は違う。「あぁ、そういうことなら分かるワ」といって若い世代とかも頷くような忠臣蔵。それはそれで観てみたいような気もする。

が、本年の「鎌倉殿の13人」はコレ、最後までちゃんと完走した。思うに、いつもの大河ドラマというのは予定調和というか何となく知ってることを「おさらい」するような感じが否めず(あるいは渋沢栄一みたいによく知らん人の場合もあるけれども「なんだ戦闘シーンねえのか。まぁ商人だししょうがねえな」といって止めたりする)けっきょく「もうええわ」となってしまったのだった。
然るに今回のヤツは、まぁ源平合戦のあたりの話はけっこうメジャーだけれども後半の北条氏支配に絡むいろんな話は(40年以上前の大河ドラマ「草燃える」では採り上げたようだけれども)オレもよく知らんかったし、そういう意味ではとても新鮮だったのだ。
と同時に、今回のはやはり三谷幸喜の脚本が良かったのだろう。
観てた人はご存じであろうが、このドラマの中ではバタバタと人が死んでいく。しかもその多くは謀殺である。殺伐としている。フツーに描いたら陰々滅々。視聴者としても「なんでそんな簡単に殺すワケ?」とかいってなかなか感情移入できないところだろう。が、三谷はそこんところを巧妙に脚色している。
とりわけ主人公の北条義時は、この作中においては最初は気のいいノンキな兄ちゃんとして描かれていたのだが、身内に源頼朝を抱え込んじまったもんだから行きがかり上、いろいろ非情な決断もせにゃならんくなってくる。しまいにゃ都合の悪い人間を陥れねばならなくなる。一ミリまた一ミリという感じで極悪非道の悪人に変身していくわけで、我々もそんなに違和感なく極悪非道ぶりに納得し、さらなる暴走を期待して画面に見入ったのだった。
が、オレが考えるにモノホンの北条義時というのはたぶんこんなんじゃなかった。もともと「スキあらば殺す!」みたいな男で、それがたまたまうまくいってのし上がったンでないか。というか、そもそもこの時代の東国武士なんてものはスゲー殺伐としていて、義時だけじゃなくて誰だって「スキあらば殺す!」の人たちだったのではないか。
当時の常識はおそらく今の我々とは全然違っていた。だからそのまんまのストーリーをリアルに描いたら現代人には理解共感不能。だからそこを展開の妙でうまいことアジャストしてみせたのが三谷幸喜だったという話なのだろう。
考えてみれば日本の文化だとか日本人のモノの考え方なんてものはスゲー大きな変化をしてきたハズである。これは余談であるが、オレなんかも昔は「日本文化論」みたいな話が好きだったンだが、だんだんと「そんな大昔から連綿と続いてる日本文化なんてものはねえんじゃねえか?」と思うようになった。
たとえば「日本文化は集団主義的だ」みたいな話があって、まぁそういう風に見えないことはないんだが、社会心理学者の故山岸俊男氏の一連の著作読んだりしたら、実は日本人は集団主義が好きなわけじゃなくて勝手な行動すると周囲からよってたかって虐められる仕組みができてるからしょうがなく集団に従ってるンだ、みたいなことが書いてあった。
じっさい、昔はサラリーマンがおんなじ職場の連中でいく慰安旅行などというイベントがあり、みんな不思議に思うこともなく参加していたのであるが、今はそんなものはない(たぶん)。それどころか職場の連中で酒飲みにいくなんてのも今ではほとんどなくなっているのではないか。当たり前と思われてた意識や行動も環境が変われば過去の遺習になってしまうのである。終身雇用もこれからは決して当たり前ではないようだし、少なくとも会社における集団主義というのは確実に掘り崩されていく。
ちょっと話が脱線したけれども、そういう意味でいえば、この大河ドラマというのも徐々に変わっていかざるを得まい。たとえばであるが、おそらくこれからの日本人は「忠臣蔵」に感動するというようなこともなくなり、大河ドラマではスゲーやりにくくなる。なんとなれば「それってテロじゃん!」という今風のひと言で忠臣蔵の美学は一蹴されてしまうからである。
むろん、そこに第二・第三の三谷幸喜が出てくれば話は違う。「あぁ、そういうことなら分かるワ」といって若い世代とかも頷くような忠臣蔵。それはそれで観てみたいような気もする。

■変形性膝関節症
ちょっと体重が増えてきたこともあり9月からジョギングを始め、ほぼ二か月で都合100キロほど走ってきたのであるが、こないだ左膝の内側に痛みを覚えた。そのあと膝用サポーターつけて二度ほどこわごわ走って様子を見ていたのであるが、10日ほどたっても違和感が消えない。しょうがないので整形外科に行ってみたところ、レントゲンを撮られて「変形性膝関節症ステージ1」と診断された。
要するに膝の軟骨組織がスレてしまって痛みが出るということらしく、体重の負荷だとかO脚による骨の歪みといったものが遠因になるという。そのあたり心当たりナシとしない(苦笑)。そういえば、これまでにも階段下りてるときなんかに一瞬痛みが走るようなこともあったような気がするンだが、そういう時はいつのまにか元に戻ってしまったのでさほど気に掛けることもなかったのだ。南無三。
され、それではオレはこれからどうすれば良いのかというと、軟骨組織は基本再生されないので周囲の筋肉を増強して可動部を保護するぐらいしかとりあえず手はないという。ジョギングも気分転換できて大変爽快であったが「走るのはあまり良くないヨ」と医者も言うし、これも当面休止せざるを得ないだろう・・・。とりあえず痛み止めの飲み薬と貼り薬をもらってきたのであるが、なんだか改めて
老化
という事実を突きつけられたようで肩ガックリである。

ということで違和感が消え、かつ腿周りの筋力増強が進んできたら(最低1か月ぐらいと勝手に踏んでいるンだが)またジョギング再開したいのだがどうなるか。そういやオレはかつてお遍路にいったことがあって十七番井戸寺まで打ったのであるが、引退したら最後まで歩き通そうという小さな夢があったのだった。これもちょっと暗雲漂ってしまって「ダメかもしらん」と思うと些か悲しい。
ちなみに、この病気についてしばしググって情報収集したところでは、軟骨組織を再生する療法は現在鋭意研究中だとかいう話で、自由診療では一部実用化されてたりするようなんだが、そんなものに100マンとか払える金持ちではない。その手の再生医療が保険適用される日が来ればイイとはおもうがそれはいつになるか。意外と何十年先になるかもしらんのでその頃にはオレも死んでいる可能性があるのだった。しょうがない当面は大腿四頭筋の強化一択。
要するに膝の軟骨組織がスレてしまって痛みが出るということらしく、体重の負荷だとかO脚による骨の歪みといったものが遠因になるという。そのあたり心当たりナシとしない(苦笑)。そういえば、これまでにも階段下りてるときなんかに一瞬痛みが走るようなこともあったような気がするンだが、そういう時はいつのまにか元に戻ってしまったのでさほど気に掛けることもなかったのだ。南無三。
され、それではオレはこれからどうすれば良いのかというと、軟骨組織は基本再生されないので周囲の筋肉を増強して可動部を保護するぐらいしかとりあえず手はないという。ジョギングも気分転換できて大変爽快であったが「走るのはあまり良くないヨ」と医者も言うし、これも当面休止せざるを得ないだろう・・・。とりあえず痛み止めの飲み薬と貼り薬をもらってきたのであるが、なんだか改めて
老化
という事実を突きつけられたようで肩ガックリである。

ということで違和感が消え、かつ腿周りの筋力増強が進んできたら(最低1か月ぐらいと勝手に踏んでいるンだが)またジョギング再開したいのだがどうなるか。そういやオレはかつてお遍路にいったことがあって十七番井戸寺まで打ったのであるが、引退したら最後まで歩き通そうという小さな夢があったのだった。これもちょっと暗雲漂ってしまって「ダメかもしらん」と思うと些か悲しい。
ちなみに、この病気についてしばしググって情報収集したところでは、軟骨組織を再生する療法は現在鋭意研究中だとかいう話で、自由診療では一部実用化されてたりするようなんだが、そんなものに100マンとか払える金持ちではない。その手の再生医療が保険適用される日が来ればイイとはおもうがそれはいつになるか。意外と何十年先になるかもしらんのでその頃にはオレも死んでいる可能性があるのだった。しょうがない当面は大腿四頭筋の強化一択。
■漆にかぶれる
家人に「欠けた瀬戸物直せない?」と言われたので、ネット通販で「金継ぎセット」を買って修理をしてみた。それはそれでイイのだが、10日程前だったか作業中左手の薬指に液体状の漆をつけてしまい、バカなことにそれをしばらく放置してしまったのである。
それで付着部は何だかキズみたいに若干盛り上がってきたのだが、それが今週に入って突然赤くなり、かつ腫れ、かゆくなってきたのだった。しょうがないので昨日病院にいって副腎皮質ホルモンの塗り薬(クロベタゾール。いわゆるステロイド)、それからかゆみ止めのデザレックス錠をもらってきた。
さっそく薬を塗り、かつ飲み始めたのだが、まだあんまり効果がない。ちなみにこの「かぶれ」は漆に直接触れていない体の他の部所にも出てくるようで、左手指・右手指、腕、脚にもポツポツが出てきた。とりわけ左右の手指はかゆく、夜もよく寝られない。
教訓は「うるし恐るべし」(身辺雑記なのでオチはない)

写真はステロイドを左手の薬指に塗ったところ。他の部位も若干赤くなって若干腫れている点に注意
追記:尚その後の話であるが、オレの場合は腫れ始めてちょうど七日目で手指のかゆみが薄れはじめ、症状的にはヤマを越えた。ネットで検索すると「漆かぶれは治るまで2週間ぐらいかかる」という記述が多かったが、確かにそんな感じかもしれないと思った
それで付着部は何だかキズみたいに若干盛り上がってきたのだが、それが今週に入って突然赤くなり、かつ腫れ、かゆくなってきたのだった。しょうがないので昨日病院にいって副腎皮質ホルモンの塗り薬(クロベタゾール。いわゆるステロイド)、それからかゆみ止めのデザレックス錠をもらってきた。
さっそく薬を塗り、かつ飲み始めたのだが、まだあんまり効果がない。ちなみにこの「かぶれ」は漆に直接触れていない体の他の部所にも出てくるようで、左手指・右手指、腕、脚にもポツポツが出てきた。とりわけ左右の手指はかゆく、夜もよく寝られない。
教訓は「うるし恐るべし」(身辺雑記なのでオチはない)

写真はステロイドを左手の薬指に塗ったところ。他の部位も若干赤くなって若干腫れている点に注意
追記:尚その後の話であるが、オレの場合は腫れ始めてちょうど七日目で手指のかゆみが薄れはじめ、症状的にはヤマを越えた。ネットで検索すると「漆かぶれは治るまで2週間ぐらいかかる」という記述が多かったが、確かにそんな感じかもしれないと思った
■国税庁ならやりかねん笑
スパムメールのたぐいはよく届くのだが、今回のはちょっと面白かったので晒す。
要するに「所得税を延滞しているので払え」とテイのスパムメールで、国税庁が「払わんと差し押さえする」と言ってきたことになっている。
オレはいちおうまだ会社勤めをしているので給与所得は源泉徴収されており、あとは若干の配当収入があるがこれも源泉で引かれているので、こういうスパムはコンマ3秒でウソとわかる。
が、一般大衆の感覚としては国税庁というのは「取るべきところからは取らず、取りやすいところからガッパリカネを取っていく悪いヤツ」なので、一瞬「こういうよくわからん請求をしてくることもあるんではないか」と騙されてしまう人もいるのだろう。そういう国民の心理を熟知しているという点では、今回こういうスパムを作ったヤツはなかなかよく分かっていると思う。
ただし「稅」などという中華フォントの文字みたいなのを使っている時点でまだまだ修行が足りないし、おそらく作業中に謝って入れてしまった「客勛」などというナゾの単語をそのまま残していたりするのも杜撰である。行中に意味のない「半角空白」が挟まっているのもダメである(ついでに添削してやると、「税法のきめるところにより」という言い回しはこの種の文書だと違和感があるので「税法の定めるところにより」のほうが宜しい)。
結論として中華の人はまだまだ雑だ。ちゃんと推敲するように。
以下原文
e-Taxをご利用いただきありがとうございます。
要するに「所得税を延滞しているので払え」とテイのスパムメールで、国税庁が「払わんと差し押さえする」と言ってきたことになっている。
オレはいちおうまだ会社勤めをしているので給与所得は源泉徴収されており、あとは若干の配当収入があるがこれも源泉で引かれているので、こういうスパムはコンマ3秒でウソとわかる。
が、一般大衆の感覚としては国税庁というのは「取るべきところからは取らず、取りやすいところからガッパリカネを取っていく悪いヤツ」なので、一瞬「こういうよくわからん請求をしてくることもあるんではないか」と騙されてしまう人もいるのだろう。そういう国民の心理を熟知しているという点では、今回こういうスパムを作ったヤツはなかなかよく分かっていると思う。
ただし「稅」などという中華フォントの文字みたいなのを使っている時点でまだまだ修行が足りないし、おそらく作業中に謝って入れてしまった「客勛」などというナゾの単語をそのまま残していたりするのも杜撰である。行中に意味のない「半角空白」が挟まっているのもダメである(ついでに添削してやると、「税法のきめるところにより」という言い回しはこの種の文書だと違和感があるので「税法の定めるところにより」のほうが宜しい)。
結論として中華の人はまだまだ雑だ。ちゃんと推敲するように。
以下原文
e-Taxをご利用いただきありがとうございます。
あなたの所得稅(または延滞金(法律により計算した客勛 について、これまで自主的に納付されるよう催促してきま したが、まだ納付されておりません。
もし最終期限までに 納付がないときは、税法のきめるところにより、不動産、自 動車などの登記登録財産や給料、売掛金などの值権など の差押処分に着手致します。
納稅確認番号:****3698
滯納金合計:50000円
納付期限: 2022/8/28
最終期限: 2022/8/28 (支払期日の延長不可)
お支払いへ⇒
※ 本メールは、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」にメールアドレスを登録いただいた方へ配信しております。
なお、本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。
----------------------------------------------------------
発行元:国税庁
Copyright (C) NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.
■易のはなし 追加
易占は或る出来事をまえもって知る技法ではなく、ある種のボンヤリとした常識を基礎において事物の展開を受け止めていくための技法ではないかという話をこないだ書いた。
その補足ということで書いておくが、よくプロ野球で「流れが変わる」ということを言う。例えば無死満塁の好機で一点も取れなかったり、あるいは無死ランナーなしからエラーでランナーを出したりすると「流れは相手に行ってしまう」という、例のアレだ。
これなんかもそういう場合に相手が勝つ確率がホントに上がるのかどうか考えると、統計学的には必ずしもそうではないのかもしれない。ただ、心理的にはこの「流れが変わる」というのは絶対的な真理と目されている(おそらくプロ野球ファンが十人いたら九人ぐらいまでは同意するだろう)。
統計的には必ずしも真理ではないが、心理的には絶対間違いないと誰もが考えている命題がある。おそらく易占というのはそういう論理世界をバックグラウンドに据えた言説の体系なのではないか。
その補足ということで書いておくが、よくプロ野球で「流れが変わる」ということを言う。例えば無死満塁の好機で一点も取れなかったり、あるいは無死ランナーなしからエラーでランナーを出したりすると「流れは相手に行ってしまう」という、例のアレだ。
これなんかもそういう場合に相手が勝つ確率がホントに上がるのかどうか考えると、統計学的には必ずしもそうではないのかもしれない。ただ、心理的にはこの「流れが変わる」というのは絶対的な真理と目されている(おそらくプロ野球ファンが十人いたら九人ぐらいまでは同意するだろう)。
統計的には必ずしも真理ではないが、心理的には絶対間違いないと誰もが考えている命題がある。おそらく易占というのはそういう論理世界をバックグラウンドに据えた言説の体系なのではないか。
■コロナ禍と易

いぜんコロナ禍が続いている。
オレの住んでいる東京ではこのところ一日の新規感染者数が連日過去最高を更新中だ。昨日(2022年1月20日)時点で8638人に達した。数日中には1万人を突破することだろう。
ただ、こういうコロナ患者の増減というのはいったいどうして起こるのか、オレには今もってわからない。
「いや、対策を怠れば感染者が増える。対策を強化すれば減る。そういうことでしょ?」と言う人がいるかもわからんが、昨年夏にあったいわゆる「第5波」のことを思い出して頂きたい。アレは東京の場合だと8月半ばに新規感染者が5000人を超えたのだが、あんまり打つ手もない感じだったのが何故かしらんがそれからドンドン減っていった。年末まで総じて平穏な日々が続いたことは皆さんも記憶に新しいところだろう。
もちろん「ワクチン接種が地味に進んだ」みたいなバックグラウンドはあったんだが、あの急減を因果的に説明できるロジックは専門家も構築できていないようである。
要するに、あの第5波のピークは時が過ぎることによって自然に減っていった。いったん増えてもやがて減る。理屈はわからない。しかしなぜかそういうサイクルが生まれていた。
そして、これはおそらくいま進行中の第6波もそうだ。やはり理屈はよくわからないが、今回のオミクロン株の洗礼を一足早く受けた英国などの先例をみれば、一日当たりの感染者はおそらくこの2、3週間のうちにピークを迎える。そして、それから急速に下がっていくのではないかということが言われている。
ここで思うのは、こういったサイクルの因果論的な解明というのはなかなか難しいということである。そこで我々を納得させてくれるのは、むしろごく一般的な世間知というものなのかもしれない。つまり「異常な状態なんてものは長くは続かない。いつかは元に戻る。バランスは戻るんだよ」といった、薄ボンヤリとした常識だったりする。

実はオレは最近、易占の自習をはじめたのだが、ここで説かれているのも実はこの「ボンヤリとした常識」に似ているのではないかと思う。きのう黄小娥『易入門』(サンマーク出版)をパラパラめくっていたのだが、たとえば「天雷无妄」(読み方はいろいろあるらしいが、ここでは「てんらいぶもう」とルビにある)という卦について彼女はこう書いていた。
欲望も作為もない自然のままのはたらきを「无妄」というのです。天のなすまま、人為的な技巧をもてあそぶことなく、自分のありのままの姿でいることが自然の理法にかなうということです。(中略) 自然のなりゆきにまかせるほか手のほどこしようがない。「メイファーズ」という言葉そのものがこの卦にピッタリです。
原理的に人知では知り得ない世界というものがある。その状況を呑み込むためのロジックを求める人は、アトランダムに選び出した章句に我が身を投じ、周囲を見直すための別の視点をそこに求めてみる。実は「当たる/当たらない」などというレベルを超えて、こういう世界の再構築という意味で易占には大いなる意味があるのではないかなぁと思ったりする。
というわけで易の勉強、しばらく続けていきたいと思っている。