カテゴリ: 小林朝夫さん

小林朝夫サンの創作字源シリーズであるが、今回は

「県」

である。例によって引用してみる。

古代中国においては、自分たちの「県」を守るために、他の県との争いが絶えなかった。

  (中略)

そんな中、隣県との戦争に勝利したある県の長が、二度と自らの県を襲ってこぬよう、部下達に残虐な命を与えた。
「相手の兵士の死体から、一つ残らず首を切り落とせ」
こうして、戦争に敗れた県の兵士の亡骸の首は次々に切りおとされた。

  (中略)

長の指示はこれにとどまらない。部下たちは、さらに首を逆さまにして木の棒を突き刺すように命ぜられた。

  (中略)

「県」とは、「首」を逆さまにして、そこに「一本の棒」を突き刺した形を表している、怖ろしい漢字なのである。

今回の朝夫説も部分的に正しいところはあるんだが、ほとんどがトンデモである。以下、例によって白川静先生の『字統』などに拠って解説させていただこう。

「県」の元の字は「縣」である。で、「縣」という字は「県」と「系」というパーツにわかれるのだが、「県」というのはもともとこの下側の「小」の部分が「巛」になった字で、つまり逆さまにされて髪の毛が「巛」みたいに垂れ下がっている首、を示していたのだった。つまり、朝夫も正しいことを言っているというのは、「県」とは逆さまになった「首」である、という点にかぎってのことである。

ところがあとは全部ダメ。

話をもとに戻すと、「縣」の字のもうひとつのパーツである「系」というのは、木の枝などにかけるヒモをいう。そうすると「縣」全体では「木にヒモで吊された生首」という意味になる。で、それがいつのまにか「上のほうからかけてぶらさげる」という意味に転じた。同時に「懸」の字を用いるようになって、今では「懸ける=ぶらさげる」という表現をみんな使っている、という次第。

では「縣=県」の字がなぜ行政単位のことも示すようになったか、については定説がないようなのだが、一説に、諸侯が争っていた時代、敵将をたおした者はその土地の住民にむけて「わかったか、これからこの一帯はオレのものだからな」という意味で当地の首領の生首をつるしてみせたから、という説があるらしい。その支配地域=県になった、という話だな。


さて、ここから朝夫の珍説の検証にもどる。

まず明らかにヘンなのは、「県」=「さかさまになった首の字」+「たての棒」というロジックである。これは上に述べたような漢字の成り立ちからいって、「たての棒」なんてものは全然関係ないのでウソである。

あと、これは根源的な疑問なのだが、およそ文字などというものは多くの人に認知されることによって発生するものであろう。つまり、「え、何でこの字がそんな意味になんのよ?」という素朴な問いにたいして、「いやそれはかくかくしかじかで・・・」といって、それなりにリクツが通って、それではじめて文字はみんなに認められていくんではないだろーか。つまり、「たまたま或る地方でおきた一回限りの偶発的な事件が、ある漢字の成り立ちを決めてしまう」というようなことは多分ないと思うのだ。

となると、朝夫説が成り立つためには、「ある時代の中国では相当に広い地域において、殺害した敵の兵士の首を全部切り落としては棒に刺す風習があった」と仮定せねばなるまい。しかしそんな話があるんだろうか?
朝夫は、勝った連中は木の棒のささった生首をひきずりながら町を示威行進した、とシュールなマンガみたいなことまで書いているんだが、そんなものひきずって歩いたら10メートルもいかないうちに首はとれてしまうのではないか、などと余計な心配までしてしまうぞ。そんな妄想めいたストーリーよりは、まだ「みせしめに吊された敵将の生首」みたいな説明の仕方のほうが百万倍説得力があろう。

ま、もちろん「県というのはさかさまになった生首」ということでいーじゃん、あとは全部ウソだって、という方もおられるだろうが、この男が「むかしは国語塾の人気講師だった」とかいって威張っている以上、そういうインチキを許してはいけないと思うのだった。


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ここまで見てきたように、この本における小林朝夫サンの話法というのは、或る字義解釈にかんして言われていることをヒントに、話を1万倍ぐらいに膨らませて話を面白くする、というものである。

今回もまた、そのパターンが如実に表れている事例として

「民」

という字についての彼の説明をみてみよう。

古代文明において、奴隷の労働力は必要不可欠であった

  (中略)

しかし、歴代の王たちは奴隷の扱い方に悩んでいた。足に鎖をつけて逃げられないようにすれば、鎖が足を傷つけてしまい、かえって労働力が落ちてしまう。また、手錠をかければ当然うまく物が運べない。

  (中略)

ある日、王が忠誠心の強い側近に、どうすれば奴隷をうまく飼いならせるかと相談したところ、側近はこう答えた。

で、どう答えたかというと「奴隷たちの片目をつぶしなさい。自分は右目が見えないのだが、簡単な作業ならできるし、走ろうとしても視界が狭くてうまく走れない。相手の攻撃が見えないので戦う気力も起こらないよ」。で、

次の日、奴隷たちの鎖は早速外された。その代わり、右目が見えなくなるよう、針で一人ずつ目を刺された。

とまぁ朝夫サン、見てきたようなことを書いている。まぁいいや。例によって白川静『新訂 字統』が「民」についてどう書いているか見てみよう。確かに

目を刺している形。一眼を刺してその視力を害し、視力を失わせることをいう。

とある。頭の弱い方は「なるほど小林センセイの言う通りじゃないか」と早合点してしまいそうだが、しばし待たれよ。白川先生はこんなことも書いているぞ。

古代には異族の俘虜などが奴隷化されることが多いが、それは神の徒隷臣僕として、神にささげられるもので、そのとき障害を加えることがあった。のちその語義が拡大されて、新しく服属した民一般をも、民といった。

民の起源は、もと神につかえるものとして、その目を突き刺して視力を失った者である。楽人などもみな瞽師(引用者注:盲人の楽師のこと)であった。

おわかりだろうか。

古代の国家では祭祀というものはとても大事なものであって、神に奉仕する奴隷みたいな人々が必要だった。そこには「神にはべる役目を果たすには、ある種の身体障害をもった、たとえば盲人がふさわしい」みたいな観念があったのだろう。この辺、日本のイタコに盲目の人が多かったことを連想させたりもする(もっとも目の悪い人だってできる職業として彼女たちはイタコを選ばざるを得なかった、みたいな見方もできようが)。

で、そういう盲人=神に仕える者をどうやって調達したかというと、捕まえた異族を連れてきて、その人間の目をつぶして奉仕させる。そういう仕組みがあったからこそ「服属して目をつぶされた人」=「民」という漢字が生まれ、のち、別に目をつぶされてなくても「服属した人」であれば「民」ということになった、そういう話だったのである。


さて、こうやって真相がわかったところで改めて朝夫サンの文章を読んでみると、やっぱり話を作ってしまっていることがわかる。

朝夫サンは「奴隷をおとなしく働かせるにはどうしたらいいか、困った困った」と悩んでる支配者が、「ああそうだ、片目をつぶせばうまくいくじゃん」ということで奴隷たちの片目をつぶすシステムを作り出しました、そこから「民」という字が誕生したのです、というストーリーを展開している。

が、「民の字はもともと人の目を刺してつぶすさまを表現している」というのは正しいとしても、そのあとのエセ歴史小説みたいな部分は全部創作なのだった。では古代中国の奴隷というのは揃いも揃って隻眼だったのか? だいたい「片目をつぶされたら走るのが難しくなるので逃げようとしなくなる、戦えなくなる」なんてリクツが成立するだろうか? 映画「ニューヨーク1997」では隻眼のカート・ラッセルが大暴れしてたが、あれはどうなのだ(笑)。

というわけで、やっぱり白川説の「神に仕える奴隷」に限っての話と考えないと、実にトンチンカンな話になってしまう。ま、いつものことではあるのだが、字典を斜め読みしたぐらいでこんな本をでっち上げようとすると、やっぱりボロが出てしまう。



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小林朝夫サンの『本当は怖ろしい漢字』は信用するに足るか、ということでここんとこ読解作業をしているわけだが、まぁたった2件を調べた段階ではあるけれども、これまでのところで言えるのは「この本はデタラメ」ということであった。今回念のため、その世界の権威である白川静の『新訂 字統』にも当たってみたのだが、「『七』は切腹でハラワタがはみ出した様子を表している」とか「『童』は犯罪を犯した子どもを指す」とかいったようなことは一切書いてない。

確かに「七」は「切」という字の原型であるとか、「童」は刺青を入れられた犯罪者を指すとか、まぁそこら辺は本当のことのようなのだが、彼はそこからイキナリ妄想を膨らませてしまい、「じゃ、この七の曲がったトコは、切ったトコから何か飛び出してる、っつー意味じゃネ? あ、腹切りで飛び出した内臓かYO!」とかいってデタラメな字義を創作してしまうのだった。

で、思うのだが、この人はかつて国語塾の教師をしていたという。自称ではあるが「国語の神様」とか名乗っていたらしく、ま、自分なりに塾の仕事にそれなりの手ごたえがあったのだとしたら、それはおそらくこの本とおんなじ手をつかってガキの歓心をかっていたということなのだろう。

つまり、どうということのない話を百万倍膨らませて面白くする。ガキはとりあえず「おもしれえなー」とかいって関心を示す。じっさい、アマゾンレビューとかみるとまったく疑うこともなくこのデタラメ本を褒めちぎっている人たちがいるワケだし、ましてやそこいらのガキだったら手もなく騙されてしまうのは必定。

しかし悲しいかな、そこで語られていることはウソ八百。つまりこの人は「学ぶ」ということの何たるかを全く知らずに塾講師をしていたのだ。言うまでもない、本当のこととは何か、真実とは何か、そこんとこを誤魔化さないで真面目に詰めていくのが「学ぶ」ということなのだから。

「雀百まで踊り忘れず」というか、この人はそこんとこ未だ全然進歩のないままで、今は「予言者」を気取っているらしい。
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さて、「小林朝夫サンの『本当は怖ろしい漢字』のアラを探してみよう」の2回目(おっと勝手にシリーズ化してるがナw)は、彼が本の中で二番目に取り上げている

「童」

の項目を検証することにする。

例によってまずは朝夫サンの文章を引用してみようと思うのだが、彼は厳かにこう宣言する。

元来「童」というのはただの子どもではなく、「悪い子」を表す字なのだ。

ふむ。われわれは「童」というのは単なる「子ども」のことだと理解しているわけだが、「それは違う」と朝夫サンは言い張る。それはあくまでも「悪い子ども」に限って用いられる漢字である、というのだ。で、以下にこんな説明が続く。ちょっと長いが我慢せられよ。

「童」は、「辛」という字と「重」という字を縦に連結させた字で、意味は「辛くて重い」というものになる。

だが、子どもの場合はまだ未来に可能性が残されているので、いきなり死刑になることは少なかったという。

では、罪を犯した子どもをどうしたかというと、誰が見ても犯罪者であることが分かるよう、両目の瞼の少し上の部分に「辛(入れ墨用の針)」で、横長の棒の形の入れ墨を入れ、罪を犯したという刻印を負わせた。

(中略)

つまり「童」とは「子どもの罪人の証」なのだ。

部分的には正しいことも書いてあるようだ。たとえば「辛」という字であるが、白川静博士の『字統』によれば、これはもともと「奴隷や罪人に入れ墨をする道具」だという。それはおそらく確かなことなのだろう。だが、それ以外の部分はほとんどが眉唾モノだ。

とりあえず検索をかけたところ、共同通信社で長年活躍された超一流の文芸記者、小山鉄郎氏が「童」の文字にかんして記した文章がネットにアップされてたので以下にそれを引いてみる。ちなみにこの方は、白川静氏の仕事を紹介する紹介本なども出しておられる。

「童」はもとは男性の罪人を表す文字でした。古代文字形は少し複雑ですが、上から「辛」「目」「東」「土」を合わせた字形です。

犯罪を犯した男性は目の上に入れ墨をされたのです。もともと受刑者を意味する字ですから、奴隷となり「しもべ」の意味にもなりました。

受刑者は結髪が許されず、その姿が髪を結わない子どもたちと似ていたので「わらべ」の意味ともなったのです


つまり名記者・小山鉄郎氏は次のように語っているのである。

むかし犯罪をおかした男は目の上に入れ墨をされた
  ↓
そうした男たちは「童」と呼ばれた
  ↓
ちなみにそうした男たちは髪を結うことが許されなかったので見た目的にはそのあたりの子どもとよく似ていた
  ↓
こんな経緯から、「童」という字は「子ども」を指し示す字に転用されていった


どうであろう。

字形についても朝夫はこれと若干違うことを書いているんだが、ま、その点は措いておこう。問題は、ここには「犯罪を犯した子ども」の話なんて全然出てこないということだ。「悪いことをしたので入れ墨を入れられてしまった大人は<童>と呼ばれておりました」という話がまずあって、で、そういう「童」のザンバラ髪が子どもたちに似ていたので、いつのまにか「童=子ども」という風に理解されるようになりました、単にそういう話である。

いや、そもそも朝夫サンは「子どもには将来があるので、多くの場合は犯罪を犯しても殺さず、入れ墨を入れただけで放免されたのだった」みたいなリクツを展開しているが、だいたい「コイツは前科持ち」という証明の入れ墨をほどこされたガキなんて世間からつまはじきにされて更正もクソもないだろう。

この人間の住む世界には、犯罪をおかしたガキにたいして「まだ小さいから十分更正の余地があるよなー。暖かく見守ってやろう」なんてヤツはほとんどいなくて、「こんなガキのくせに悪いやっちゃなー。用心ならねえ!」という人のほうが圧倒的に多いのである(良い悪いは別にして)。人権意識が高まった今だってそんな具合なんだから、古代中国でそんな入れ墨のはいったガキを放免云々なんて話は笑止千万なのである。この男は「作家」とか自称することもあるようだが、人間というものが全然わかってない。

というわけで、今回もあんまり調べていないので断定的なことをいうのはナンなのだが、少なくともここまでのところで言えることは、こういうことだ。天下の共同通信の名物文芸記者の言ってることを信用すべきか。あるいは淫行で逮捕された経歴をもつ虚言癖のある男のほうを信用すればいいのか、ということだ。

結論は明らかであろう。
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「関東大地震近し」とか言って人々の恐怖心を煽ったあげく、そのようなデマを信じ込んで接近してきた未成年をかどわかして性犯罪で逮捕され、最終的にはその容疑を認めて釈放された小林朝夫さんであるが、その後も有料ブログを使って「地震近し」とか全く根拠のない「予知」を続けて世を惑わせているらしい。どうもこういう御仁は徹底的に論破してさしあげないと全く反省をしないようである。

で、しょうがないので、その信頼性をチェックするためにこのヒトの書いた書物でも取り寄せて、この人が信頼すべきヒトなのかどうか一回ちゃんとその真偽を明確にしてやるに如くはないと考えた。既に彼の『富士山99の謎』なる本が出鱈目であることは識者によって指摘されているようだが、オレ自身も別の本を調べてやろうではないかと思い立ち、シャクではあるが、100円ちょっと払って小林朝夫『本当は怖ろしい漢字 特別編集版』(彩図社)というのをブックオフで買ってしまったのだった。ま、平原綾香のCDを買うついでだったので、100円ぐらいいーやというノリではあったのだが。

で、届いた本なのだが、いかにも胡散臭いことばっかり書いてある。いちおう参考文献には白川静とか藤堂明保とか、そうそうたる学者の本を上げている。ちゃんと批判するにはこの辺の本にも目を通さねばならんので、実はそういう批判作業というのは大変なのである。またいずれ機会を改めてちゃんとした批評をして差し上げようと思ってはいるが、とりあえず最初の方を読んで明らかに出鱈目というところを発見したので、とりいそぎ報告しておこう。

冒頭の「七」という文字についての項で、彼はこんなことを書いている。

かつて中国では、皇帝の顔に泥を塗るなどの大失態を犯したモノは、生きてはいられなかった。残された道は自害のみ。腹を十字に切らなければならないのだ。日本でいう切腹である。


その際に「十」の形に切った切り口の下の方から血まみれの腸が外に飛び出してしまう。「十」という字に、飛び出た血だらけの腸の形を付け足したものが「七」なのである。

さらに
天に昇った死霊を弔う行事である七夕。亡くなった者を供養する最初の日は初七日。喪に服すのは七日の二乗である四十九日。

このように「七」には常に「死」がつきまとう。


確かに漢和辞典などを見ると、「七」は「切」の源字だというようなことが書いてある。要は、最初「切断する」という意味の文字として使われていたのがのち序数に転用された、という事なのであろう。しかし、いろいろ調べてみたところでは、「七」に「切る」の意味はあっても「切腹」という意味はない。ちなみに「十」に「切腹」の語義があるというソースもオレにはみつけられなかった。

いや、そもそも中国に「切腹」などという慣習があったのだろうか? そこで早速ググってみたところ、確かにそれに似た風習はあったようなのだが、これは「剖腹」といい、「自分の仕える人の死を追って切腹する」ことを意味するらしい。小林サンのいう「罰としての切腹」とは全然違うもののようだ。

というわけで、ここまで調べてみたところでは「中国に罰としての切腹という風習はあったのか?」、さらに「罰としての切腹を意味する文字として<七>が使用されていたというのは本当か?」という、重大な疑問が生じてしまうのである。

ま、そこは結論をペンディングしてさしあげても良い。しかし、最後に小林サンは、「初七日だとか四十九日だとか葬祭関係で「七」絡みの数字が出てくるのは、この七という文字のまがまがしさと関係があるのだ」みたいなことを言いはなっているのだが、これは明らかにウソである。

何となれば、この初七日だとか四十九日だとかいうのはそもそもインドにおける初期の仏教の儀礼に端を発しているからであって、中国起源の「七」という漢字とは全然違うところから生じた概念でアル。仏教が興ったのは紀元前5世紀とか6世紀とか言われてるわけだが、漢字の「七」はその前にとっくに発生してたんじゃないだろうか?もちろんユングみたいに「七」というシンボルの意味はトランス・カルチャー的に人類にビルトインされているのだ、みたいな論法は不可能じゃないけど、小林サンはユングなんか知らんだろう多分(笑)。

というわけで、キッチリ論破するためにはちゃんと調べないとイカンのだが、こうやってみてくると、実にこの記述はアヤシイ。こういう人物の言うことを丸呑みしたらどういうことになるのか。ちょっと想像してみたほうがよかろう。

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ネタに困ると、ついつい、いじりがいのある小林朝夫サンのことを書いてしまう。内心忸怩たるものがあるが、ま、いいか。

東日本大震災の悪夢さめやらぬこの日本にあって、「関東大地震は近い!」「福島第1原発はもうもたない」といったようなことを自身の有料ブログで盛んに吹きまくり、情報弱者の皆さんを恐怖のズンドコに陥れていた自称地震研究家の小林朝夫さんであるが、ついこのあいだ、女子高生のお嬢さんに対する淫行という犯罪を犯して青森県警に逮捕され(加えて再逮捕もw)、最終的には示談でもついたのだろうか、略式命令を受けて60万円を支払った上で娑婆に復帰されたことは小林朝夫ウオッチャーの皆さんにおかれては既にご承知のことであると思う。

しかし、再逮捕時には「無職」と報道されていた小林氏であるからして、さぞや生活にはお困りなのであろう。娑婆に復帰されてのち、【【 霊と地震とココロとカラダ 】】とか称する新しい有料ブログを立ち上げ、ナント月額9800円(驚!)で公開されているのも、そういう経済事情あってのことであろうと同情を禁じ得ない。が、さらに、ここにきてアマゾンのKindleストアで『富士山99の謎』なる旧著を売り出しているのをみて「こいつぁいよいよ台所大変なのだろうなぁ」としみじみ思うのだった。

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というのは他でもない。オレ自身はこんなものを買って読む時間もカネもないのであるが、この本についてはかなりイイカゲンな内容であるという指摘がネット上でなされて久しいのでアル。具体的にいうと、この『富士山99の謎』の謎(^_^;)というページである。執筆者のお名前は明記されてないが、地理学者で富士山に詳しい田代博氏のサイトにリンクが飛ぶようになっているので、おそらくこの方の文責になるものではなかろうか。いや、ホントはこの方ではないのかもしれんが、ともかくこのページが『富士山99の謎』のアヤシイ内容を的確に指摘されておられるのは確かなことである。

詳しくはリンク先でお読みいただければいいのだが、ひとつだけ引用させていただく。まず小林氏の文章。

富士山山頂は非常に寒い。8月の東京が仮に30度あったとしても、山頂での気温は0度近く。


これに対して実に的確なるコメントがついている。

気温の逓減率は0.5~0.6度C/100mです。地学分野で用いる理論値の0.65度Cとしても計算が合いませんね(^_^;)。


そう、私たちが中学・高校の地学で習うところによれば、標高が100メートル上がると気温は約0.6度さがる。文系コースで地学の時間は半分寝ていた(笑)オレでさえ覚えている話なのだが、はて、そうすると東京の標高が0メートルとして、気温30度だった場合、標高3776mの富士山頂上はオレの計算では摂氏7度か8度ぐらいになる筈なのだが、小林さんのもっている計算機だと0度近くになってしまうらしい。全世界の地学の教科書を敵に回した新説のようだ。

思えば小林さん、かつて家庭用電磁波測定器の針が動いたといっては「関東に地震近し」とか騒ぎ立て、それに該当する地震がないとなると「外国の地震を予知してしまった」とか言い訳をしていたのであるが、まぁ仮に百万歩譲って(笑)家庭用測定器で地殻の磁気変動が測定可能だと仮定しても、そもそも磁力の強さは距離の二乗に反比例するという理科の知識があれば「海外の磁気異常を拾った」などというバカな話はあり得る筈もなく、つまり小林さんは中学・高校レベルの科学知識が全然ない人だったワケであるが、この富士山の一件でも理科オンチぶりを満天下にさらしている。

思うに、このたびは富士山の世界文化遺産登録というニュースもあったことだし、これに便乗して、むかし書いた本が少しでも売れりゃあ寂しいフトコロも暖まるんじゃねーかと、世に言う「便乗商法」を展開しておられるのだろう。まぁしかし、ホンモノの富士山フリークの方にコテンパンにされている本をいまさらKindleに並べて売ろうなんていうのは、何かあまりにもなりふり構わず感が漂っていて悲しいぞ。

とはいえアマゾンのサイトをみると、たった二人とはいえカスタマーレビューがついていて、しかも驚く無かれ、そのお二人がともに最高点の5点をつけるという何とも日本の将来が危ぶまれる(笑)結果が出ているので、アタマの弱い方がついつい買ってしまう可能性もないではない。アマゾンは自分で買った商品でないと採点できず、オレもわざわざ買う気は毛頭ないので、まぁこれはこれで放っておくしかないのだった。

というわけで、意外にこんな本でも買っちまう人が出てくる可能性はないではない。さて、小林朝夫さんの明日はどっちだ?

【追記】
とゆーか、そもそも朝夫さんは「富士山は近々爆発するッ!」みたいなことも盛んに言っておったので、こういうノンキな本のKindle版を出してるヒマがあるなら、「世界文化遺産なんて浮かれていては危ないッ!!  逃げよ逃げよ!富士山から遠ざかれ~」という本を書き下ろしで出した方がツジツマがあっていいと思うのだが。やはり破廉恥罪で捕まってしまったし、そんな気力は沸いてこないのかしらん?


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いつも言っているように、何かグチグチと世の中のことにケチをつけまくるとゆー我がブログのコンセプトはほとんどの善良なる(笑)日本国民の皆さんの良識を逆撫でするものらしく、訪れる人はおそらくは天声人語が大嫌いな偏屈な人とか今や絶滅危惧種のUFOマニアさんとか変人ばかりなのだろう、いつも閑古鳥がないている人外魔境ブログなのであった。が、しかし。

こないだ設置したばかりのカウンターが、なぜか今日になってからグルグル回り出し(とはいってもオレ的には、というレベルの話なのだがw)、いったいどうしたことかと調べてみると、なんと、当ブログで再三ネタにしてきた自称作家で地震研究家(笑)の小林朝夫センセイが女子高生への「淫行」で逮捕されたッ、というのである!

毎日新聞あたりは本日の夕刊に載せたりしたようで、おそらく「朝夫who?」ということでググってみた方たちが、このブログに誘導されてきたようなのだな。

で、オレの一連のエントリーを読んでいただけた方はおわかりと思うが、オレ的にはこの方は地震とか原発のことは全然わかってない人だという確信があるし、そういう意味ではこれまであンまり感心しない方法で身過ぎ世過ぎをしてきた人ではないか、と思ってはいたんだが、ただなぁ、(現時点では容疑者であるとはいえ)こういう破廉恥罪でお縄を頂戴する人とは思っていなかったゾ。そこまでやりますかッ、みたいな。

まぁ本当のところは司直の手に任せて解明していただくほかないのだが、なんというか、哀れを感じるなぁこの一件。「世の中ちょろいちょろい」とかいって、勘違いしちまったのかなぁ。ともかくも「震災の孤児養育に役立てるので」とかいって始めた例の課金ブログの実態なども当局にはシッカリ捜査していただきたいものだと個人的には思っている。  ・・・合掌(って何のこっちゃ)。

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いつも書いていることだが、当ブログで一番読まれているのは『小林朝夫氏の「予知」」を検証する』というエントリーである。こんなショボいブログであるのに、このエントリーに限っては約1年半の間に3マンほどのページビューを頂いておる。

まぁオレは必ずしも同意しないのだが、「どれだけの人に読まれたか」というのはブログにとってアルファでありオメガである、という考え方もないではない。その意味では、なんか偏屈なことばっかり書いて世の中から全く相手にされていない当ブログにとって小林朝夫という人物はいろいろとネタを提供してくれる有り難い人物、といえないこともないのでアル。

となると、立場的には「朝夫さん有り難う」と言いだしても不思議ではないオレなのだが、むろん腹の底ではそんなことなど寸分も思っておらず、しかしネタとしてはなかなか使い勝手のイイ人物であることは確かなので、またぞろ性懲りもなく朝夫ネタを書いてしまうのであった(以下、内容的には10/3の「学習という習慣のない人々」というエントリーで書いたことと同工異曲なのだが、若干切り口を変えているのでお許し願いたい)。


閑話休題。このグラフを見てほしい。

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これは当ブログの記事『小林朝夫氏の「予知」」を検証する』のページビュー、すなわちその記事を「どれだけの人が見てくれたか」を、この8月以降、一日単位で集計したものである。

で、一見してわかるように、ふだんは一日数件が当たり前だというのに、時折大きなピークが出現する。具体的にいうと9月10日の69件、10月2日の102件、10月17日の95件の辺りだ(注:なお、もうちょっと時間をさかのぼると4/14に306件というデータもあるんだが、そこまで記録をチェックするのは面倒なのでグラフは8月以降にしぼって作ってある)。

さて、これは以前も書いたことなので繰り返しになるのだが、なぜこんな地味なブログのエントリーにかくも多くの人がやってくるのかというと、これは明らかに、朝夫氏の「予知」を読んで「本当に地震が来るのだろうか?」と不安になった人々が「小林朝夫」と検索をかけ、その結果、けっこう上の方に表示される当ブログを人々が訪ねてくるからに違いない。

となると、この折れ線グラフの数値というのはすなわち、朝夫の「地震が来るよ~」という煽りに対してどれだけの人が動揺しているかを示す指標ともいえるワケだ。

じゃあ、朝夫がどういう煽りをすると皆さん恐怖におののいてしまう(笑)のか?

改めて朝夫のツイッターを見直してケンキューしてみた。その結果、ひとつ分かったことがある。

知ってる人はよく知ってるように、朝夫氏はツイッター上でのべつ幕なしに「平成関東大震災発生に対する警戒警報を発令中」などと口走っている。が、それだけではオレのところのページビューはほとんど伸びない。しかし、朝夫が具体的に「地震が起きる日時」を示すと、その時点で俺ンとこのページビューが急伸するのだった。彼のツイッターを引用しつつ具体的に指摘してみよう。

【【【【【【大地震警報 発生予測日9月11日 平成関東大震災発生に対する警戒警報を発令中 】】】】】】 2012年8月25日 - 12:04

どうも嫌な感じです 関東~北海道24時間以内にM8レベルの大地震が一撃来そうな気配です 2012年8月30日 - 9:47

11日に大地震が起きても「なんでもっと大声で、みんなに知らせなかったんだ」って言わないでね。ちゃんとツイートしてたから・・。 2012年9月9日 - 20:55

とうとう11日になってしまいました 大地震発生に備えて、今日は草原の真ん中で寝てます 2012年9月11日 - 0:33

→9月11日に大きなピーク

【解説】ここで示したように、朝夫さん、ツイッターでは8月25日から「9月11日に大地震!」と言い始めた。当ブログの反応を見る限り、その時点ではあんまりマジに反応する人はいなかったようだ。それでも予知された9月11日になると「やっぱ気になる」ということなのか、数字がグンと伸びたのだった(なお言うまでもなく、そんな大地震は起きなかった)。



【【【【 大地震予知 9月26日早朝 関東を大地震が襲う 】】】】 避難準備をされてください!! 2012年9月25日 - 0:23

→9月25日に小さなピーク

【解説】続いて具体的な日にちを示した予知がコレ。しかし、このときはピークはあんまり盛り上がらなかった。予知が前日ということで皆さんの目に触れるチャンスが少なかったのか、あるいは煽りの文句がおざなりで迫力に欠けたためか。そのへんの理由はよくわからん。



10月2日~3日に関東~東北で大地震発生の可能性があります!【【【【【【大地震警報 平成関東大震災発生に対する最高レベルの警戒警報を発令中 】】】】】】2012年10月2日 - 6:12

【拡散希望!!】10月2日~3日に関東~東北で大地震発生の可能性があります!  禁固刑覚悟の大地震警報を発令します!拡散してください! 2012年10月2日 - 6:44

私は、総理大臣でも、大統領でもありませんが、大地震発生に備え、ここに非常事態宣言を発令します! 2012年10月3日 - 3:28

→10月2-3日に大きなピーク

【解説】このときはシツコク吠えまくり、挙げ句の果てに「非常事態宣言」(笑)とか珍妙なことまで言って盛り上げた効果があったのか、多くの人の注目を集めることに成功したモヨウ。そして当然そんな地震は無かった。



地震予知 電磁波バースト発生!発生予測日10月20日±3日【【大地震警報 大震災発生に対する警戒警報報を発令 】】 2012年10月16日 - 18:35

→10月17日にピーク

【解説】これは現在進行形のネタ。「20日±3日」といっているので、その期限に突入した17日から気にする人が増えたのであろう。今後を予測すると、20日には若干盛り返すかもしれないが、当然大地震は起きないのでグラフは再び急降下。




★まとめ

というワケで、「具体的な日時をハッキリ言えば言うほどギャラリーの注目度は高まる」ということが言えそうだ。朝夫クンよ、わかったかね? 今後も極力時間は絞り込んで書き込むように(笑)。

ただし、そのつど彼の予言は外れてしまうので、せっかく注目をひきつけることに成功してもどれだけの人が有料ブログに入ってくれるかといえば、そこがいささか疑問なンである。

あるいは、冷静な判断力を失ってしまい、予言の正否がハッキリしない時点で慌てて有料ブログの契約をしてしまうウッカリさんが一定数いて、朝夫は「そういう頭の弱い一部の人がひっかかれば十分だよネ」と見切っているのかもしれない。慌てないで過去の彼の予知がどれほど当たってるか調べれば良いのに、とオレなどは思うのだが、何やかやいって日本人もまだまだ豊かなのだろう、「月980円ぐらい仮にドブに捨てるとしたってどーってことねーや」という人種も多いのかもしれぬし。




★2012/11/2の追記

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その後の経過も記しておこう。このエントリーを書いた時点では「10月20日±3日」で大地震が来る、という「警報」(笑)が出ていたのであった。しかし、オレのグラフでは危険日突入(笑)の17日にピークが来たあとは、ズルズルと急降下。

ちなみに朝夫、10月26日になって


発生予測日10月29日±3日【【【大地震警報 大震災発生に対する警戒警報報を発令・発令日10/26 】】

などとツイッターで騒ぎ始めた。で、大地震がないままこの危険ウイーク(笑)は11月1日に終わってしまったのだが、この間、オレのグラフにはまったく反応がなかった。おそらく朝夫の金づるの有料ブログも閑古鳥が鳴いていたのではないか(笑)。

つまり、あまりにも「警報」を乱発してきたのでギャラリーも刺激に慣れてしまい、全然怖がってくれなくなってしまったのでアル。頭の弱い人だと記銘力があんまりないので、2回3回外したくらいだと騙されているという自覚が生まれてこないのだが、これも9回10回ともなると、「ん?ひょっとしてデタラメ?」とか気づきはじめてしまうのでアル。

オレのグラフからはそういうトレンドが読み取れる。朝夫も今が正念場である。ここまで有料ブログで荒稼ぎをしてきたが、このままではジリ貧である。何か新しい作戦を考えないとダメではないか。さぁどうする。




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もうやめた、といいながら、ついついウケ狙いで書いてしまう小林朝夫ネタです m(_ _)m
なにしろ、こういうの書くと結構見に来てくれる人がいるので、過疎ブロガーとしてはついつい調子にのってしまうのです・・・

で、今回は、小林朝夫さんのツイッターを昨年までさかのぼって眺めてみました。

改めて読んでみますと、チェルノブイリの事故は地震が原因だった(2011年5月24日)とか、アクリル箱には放射線の遮蔽効果があるとか(同5月28日)、もう実に数行ごとに思わず失笑してしまうようなことが書いてあって、これはむしろエンターテインメントと考えたほうが良いのでは、と思ったりもします。

でも、これは何度も書いていますが、この方はそもそも蛍光灯にも反応してしまうような1万円ちょっとの簡易電磁波測定器で世界各地の地震を予知できるようなことをいっており、つまりは中学生レベルにも至らぬ科学リテラシー皆無のオッサンなのですが、そういう人をあがめてしまう人たちもいるんですよねぇ。朝夫さん、昨年4月11日には、地震を心配するフォロワの皆さんのお問い合わせに答えてこんなことを矢継ぎ早につぶやいておりましたぞ。

青森は大丈夫です。

新潟は大丈夫です。

三重には来ないです。

いまから計測と計算にはいりますのでツイートできません。きのう、あまり観測ができていませんでしたので、いまから観測・計算を強化したいと思います。

大阪、平気です。

秋田は平気です。


んー、まるでお告げを下す教祖さま気取り。まぁ麻原彰晃なんかもそうだったんだろうが、ウソ八百ならべてコレだもの、気分よかったろうね(笑)。


で、こっから本題に入ります。今回は彼のツイッターに出てくる有名人を拾ってみました。「オレは××とツーカーだ」みたいなことをいう方は、まぁ一般的にいうと虚栄心の強い、しかし自分に自信がもてないからコケオドシに走ってしまう、いささか精神的に不安定な方のような気がします。で、改めて読んでみると、小林さんはこの手のネーム・ドロッピングが大好きな方である。


弁護士・衆議院議員の丸山先生のおかげでツイートアカウントは削除されずにすみました。この場を借りて厚く感謝申し上げます。丸山先生、ありがとうございます。(2011年5月24日)

この肩書に該当するのは自民党の丸山和也氏でしょう。何だか文脈がよくわかりませんが、「行列のできる法律相談所」で有名になった丸山氏と知り合いだゾといって威張っていることはわかる

政治家の先生や色々な方々が応援してくれていますので心強いです。(2011年5月27日)

話の流れからして「丸山和也とツーカーだ」といいたいのでしょう

もんじゅの件、現在、原子力検査委員の責任者と電話でやり取りしていますので、後ほど詳細をお知らせします。(2011年5月28日)

しかし「原子力検査委員」って何? そんな名前、一度も聞いたことがないのですが? これは創作でしょうね

もんじゅの責任者から電話がありました。(2011年5月28日)

「もんじゅの責任者」って? 高速増殖炉研究開発センターの所長のことだろうか? これも創作でしょう。

「あさおちゃん、オレの歌でよかったら、いくらでも聞かせてやる」そういって、ヒロミツさんは車の中で5曲続けて歌ってくれた。(中略)by hiromitsu suzuki(2011年5月29日)

歌手、タレントの故鈴木ヒロミツ氏のことを言っているのでしょう。もはや裏はとれません

「キミが立派な大人になったらセニョリータって呼んであげるよ」by ケーシー高峰 ボクが19歳のときのことでした。(2011年5月29日)

漫談のケーシー高峰氏が知り合いで、面白いギャグをかましてもらった仲だゼ、といいたいらしい。しかし肝心のケーシー高峰のギャグがおもいっきし外してるので、「それで?」感が募る

山口君、大丈夫か? 食べて応援CM、TOKIO山口達也がセシウム20.47Bq/kgの内部被曝(2012年5月17日)

なれなれしく「山口君」とか呼んで「いかにも知り合い」という雰囲気を演出していますが、流石に両者に交流はないでしょう。一方的に先輩風を吹かせたものと思われます


小出先生と話しました(2012年5月21日)

京都大学原子炉実験所助教で、反原発の論客・小出裕章氏のことでしょう。どういうシチュエーションで話したのか全く書いてありませんし、これは非常に怪しい。そもそも朝夫は高校レベルの科学知識もないので会話が成り立つかどうか

そうそう、森山直太朗の10才の誕生日に3バルカンの衣装を着て家まで出かけて行ったっけ。森山良子さんの手料理を食べて・・。(2012年7月24日)

直太朗氏は1976年生まれ。朝夫の出演していた「太陽戦隊サンバルカン」は1981~82年の放送でした。直太朗10歳というと、放送終了後4年もたっている。直太朗少年が覚えているかもアヤシイそんな衣装を着ていくものでしょうか? そう考えるとこれもちょっとウソっぽいなぁ

萩本欽一さん、あのときは、たいへん申し訳ありませんでした。すみません。あなたが生きているうちに謝っておきます。(2012年8月5日)

これも意味がよくわからない。おそらく芸能界にいたときに何か失礼なことをして怒らせた、という話なのだろうが、ともかくネガティブなものであれ「欽ちゃんと接点があった」ということを言えば自慢になると思っているらしい。まぁ萩本氏のほうは何も覚えてないだろうけどね(笑)

本日、シェルパ斉藤さんからおいしそうなメロンをもらったのですが(後略) (2012年8月9日)

斉藤氏というのはフリーライターで、ウィキペディアによると八ヶ岳山麓に住んでいるというから、朝夫の近所で実際にお付き合いしている可能性は高いのでしょう

及川ヒロオさんに世話になりました。クイズハウマッチで外人が話すのにかぶせて日本語のおもしろい訳をアフレコしていた方です。小倉さんと一緒にやってました。家に泊めてもらったとき「おい、朝夫、この毛布でいいよな」って言って、ドピンクの毛布をかけてくれました。独身だったのに、なぜピンク?(2012年8月27日)

この方も故人。まぁ地味な方でしたので、こういうことを書いてもあまりネームドロッピング効果はないのは残念。ただ、芸能界ではついぞメジャーになれなかった人間同士の話だけに、こういう付き合いは本当にあったのかもな、という感じはします。

「人間という生き物は心の中が目に出るんだよ、それはテレビを通してもわかってしまう。だから怖いんだ、しっかり生きないと」 by 岸田森(2012年8月15日)

サンバルカン時代に朝夫が世話になったという俳優・岸田森氏の言葉は、こんな感じで随所に出てきます。まぁどれだけ深い付き合いだったか、みたいなところはわかりませんが、ま、しかし良い言葉のような気がします。たとえばこういう「目」をみると、「あぁこれは腹に一物ある人間の目だな」と多くの人が思うのではないでしょうか。実に皮肉です↓
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しかし次に引く岸田森の言葉などは、朝夫が自分勝手に解釈して今の商売に生かしているように読めなくもない。

「俳優や役者というのはな、テレビに出ていようがなかろうが、そんなことはどうでもいいんだよ 生きていること自体が芝居なんだから」 by shin kishida(2011年5月29日)


つまりこの言葉、「演技する才能ってのは、別にテレビに出て芝居するときに役立つばっかりじゃない。芝居の才能は、小芝居して、人を騙してカネをむしり取るときにだって使えるんだからサ。人生生き抜いていくにゃあそれぐらいの事は必要よ」という風に読むワルイ奴もいるだろう、ということです。岸田森、今頃泉下で不肖の弟子のことを嘆いているような気がしてなりませぬナァ。

ということでまとめに入りますが、よく考えると朝夫の父君・小林亜星氏というのは芸能界ではビックな存在だったので、自らは何の実績もない朝夫も、芸能人仲間からはそうそう邪険な扱いを受けることもなく、いやむしろチヤホヤされたのではないか。たとえば森山良子だって「亜星の子どもが遊びにくる」っていったら、手料理のひとつも作ったかもしれないのデス。

そうなりますと、ここで引用したつぶやきの中にはかなりアヤシイ記述も多いのですが、父親の七光効果でじっさいにちょっとしたお付き合いがあったケースもあるにはあるんでしょう。それがしょせん「七光」のおかげであることに気づいていないのなら、こいつはイタイ。

ツイッターに名前を出された側もいささか迷惑なのではないかと思うのですが、しかし亜星氏はなお存命であるし、いろいろ言いたくてもいえない、ということもあるんではないか。ともあれ、子育てというのは一歩間違うと、子どもに大きな勘違いをさせてしまうのでしょう。怖いものです。


【追記】

朝夫さんの旧ブログ「サンバルカンの夜」でも、疑わしいネームドロッピングが再三あったのは有名な話です。

たとえば朝夫氏、このたび惜しまれながら亡くなった名優・大滝秀治さんについて「大滝秀治は私の叔父さんです」と書いていました。叔父というのは父または母の弟、という意味です。朝夫の父・小林亜星氏は1932年生まれ。大滝秀治氏は1925年生まれで、亜星氏より7年年上。となると大滝秀治氏が亜星氏の弟というのは物理的にありえない。大滝秀治氏=母親の弟、ということになります。

となりますと、朝夫の母親は秀治氏のお姉さんなわけですから、亜星氏より最低7歳上、おそらくは8歳以上年上です。ふーむ、ペタジーニみたいな例もありますから何ともいえませんが、亜星氏の世代で8歳上の嫁さんを貰うようなことはあんまり無かったような気がします。いや、そもそも亜星氏と秀治氏が義理の兄弟だったら、もうみんなに知れ渡ってて当たり前なんだが、そんな話は全然広まってない。


このほかにも、朝夫氏はNASAに知人がいて、放射線障害に効果のある「塗り薬」(笑)を送ってもらった、みたいな痛快なデマも発していましたし、いやもうホント、大物を気取るのはタイヘンですな。

【2012/10/17追記】

そのご誤りに気づいたので正直に(笑)申告しておくが、オレは「叔父→父母の実の弟」という風に理解していたのだが、叔父というのは「父母の妹の夫」、つまり父母にとっての義理の弟も指すらしい。となると、「大滝氏=朝夫母の弟」とオレが断定したのは誤りである。偉そうなことを言って、じつはオレが日本語を間違えていたようだ(笑)。人の間違いを指摘して喜んでいる立場上、オレも頬被りはできんと思うから、ここは謹んで訂正いたします。と同時に、該当部には抹消線を引いておくので宜しく。

なお、その後、ネットサーフィン(笑)をしていて、次のようなサイトを見つけた→「おシャマなTomの日記」。ここを読みますと、「(大滝氏の)夫人が小林亜星の妹さん」で、この件、「徹子の部屋で小林亜星が語っ」た、みたいなことも書いてある。これが正しければ、朝夫はこの件については本当のことを語っていたことになる。この点に論及したソースが他に見つけられないので、オレとしてはまだ今んとこ半信半疑ではあるが、これこそ仮に本当のことをいっても信じてもらえないオオカミ少年の悲劇であるので、朝夫氏も身から出たサビということでオレを恨まないように(笑)。

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同じようなことは前にも再々書いているのであるが、こういう捻くれた精神を旨とするブログには常日頃そうそう訪問者があるわけではない。

が、ときおり一日でページビューが1000近くまで伸びるという椿事が発生する。それはどういうことかというと、あの街場の予言者(笑)、小林朝夫さんの地震予知を検証した小生のエントリーにたくさんの方々が突如やってきてページビューを押し上げる、というのがいつものパターンなのであった。

きのうあたりもそうだった。で、さらに一歩進んでいうと、こういう椿事が起きるのは、決まって小林さんがツイッターとかで「大地震間近!」みたいなことを絶叫された直後なのだった。実際、きのうあたり、こんなことを仰っておられたようだ。

小林朝夫 ‏@kobayashiasao

【拡散希望!!】10月2日~3日に関東~東北で大地震発生の可能性があります!  禁固刑覚悟の大地震警報を発令します!拡散してください! http://kobayashiasao.blog65.fc2.com/blog-entry-4704.html


なお、念のため言い添えておくと、これを読んで不安に思った人は末尾のリンクをおもわず押してしまうのだが、その行き先は月額980円ナリで彼が開設している有料ブログ、というシステムになっている。

もちろん彼の地震予知なるものが過去まったく当たっていないことは小生も確認済み(笑)である。この小林氏、最近もほとんど毎月「大地震発生の可能性!」とか叫んではいるんだが、その都度ハズレてしまい、にもかかわらず定期的にまったく同様の営業活動を繰り返しているのである。その結果、心配になった人が検索かけて、この辺境ブログにたどりつく――こういう構図なのであった。

にしても、である。

彼の地震予知が気になってしまう、という人がいつまでたっても絶えないというのは、じっさいのところユユシキことではないだろうか。

彼はどんな方法で予知をしているのか? 「バースト発生」とか何かそれらしい言葉をまじえて、さも科学的な観測をしている風なことをいうのだが、そもそも「バースト」とは何か? いつ・どこで・何をはかっているのか? この辺について、驚くなかれ、彼はこれまで何にも語っていない。唯一、1万円ちょっとの電磁波測定器を所持しているらしきことは過去のブログでわかるのだが、具体的にどういう使い方をしているかは言わない(念のためにいっておくが、この種の測定器、仮に民家の中で使用したらテレビにさえ反応してしまうシロモノである。何百キロ先の異変を察知しようというまえに、自宅の家電製品をまず何とかしなければなるまい)

あるいはチンパンジーを飼っていて、そいつがバック転をしだすと危険、みたいなことも書いているが、チンパンジーというのは実は猛獣であって、ふつうの家庭で飼えるものではない。そして、そのチンパンジーの写真をアップしたこともない。

つまり何の証拠もナシに、口先だけで「アブナイ!危険!破滅は近い!」と一年中騒いでいるオジサンなのである(再び余談ではあるが、キリスト教では偽予言者がでてくると最後の審判は近い、という話になってるらしい。その意味では確かに世界のハメツは近い、のかもしらんw)

で、詳細は有料ブログでご覧ください、というビジネスモデル。余談ながら、この有料ブログを大震災後に開設した際には、震災孤児の養育に役立てるために有料にした、みたいなことも書いていた(今は抹消されている)。だいたいどういう人なのか、これだけでもわかるよね。

フツーに日常生活を送っている人であれば、こういう人は相手にしない。何かしら合理的な判断基準にてらして信用できると思った時に、はじめて相手にする。

「この化粧品つかうと、お肌が全然ちがいますよ」
「ホント? 証拠みせてよ」
「はい、このチラシみてくださいよ。女優の××さんが推薦の言葉のせてるでしょ?」

インチキくさい化粧品だって、最低これぐらいの問答がないと商談には入らんだろ、という話である。

が、この小林さんの「ドーカツ」に対しては、何の証拠もないのにツイッターで「拡散希望!」とかバカ丸出しの愚行に走ってしまうひとがけっこう多い。

もちろん地震みたいな現象は自分ではどうにもできないから、ついついインチキくさい予知にも「どっか根拠があるンじゃネ?」といってなびいてしまう心理もわからんではない。しかしなぁ、情けないぞ、脊髄反射して「拡散希望!」とか言ってしまう人間というのは。そういうことを書いてる人がここを読んでるとは思わんが、少なくとも小中学校で勉強してきたのは、そういう人間を作るためではなかったゾ! 故郷ノ父母ハ泣イテヲルゾ。それにこの種の「流言」で根拠なき社会不安を煽るというのは、かなりまずいことでもある。いつかはわからん。来る時には来る。平常心をもって粛々と備える。それでいいではないか。


まぁそれはそれとして、小生も小林朝夫ウオッチャーのはしくれである(笑)、今後の展開を予想しておこう。

本日3日中に大地震が起きることは、まずない。小林さん、「前後3日間ぐらいの誤差はあるので」とかいってその場を繕う。しかし、今月6日になっても大地震は起きない。こういうときにどうするかというと、「何もなかったかのように別の話を始める」というのがこれまでの小林さんのパターンである。で、しばらくしてまた「大地震迫る!」と叫ぶ。検索かけて当ブログにたくさんの人がやってくる。以下、繰り返し。ま、いつも通り、ということやね。

そりゃブログに人が来てくれるのは嬉しいけどさ、いつまでおんなじこと繰り返すんだよ、と思うよね。もっと「学習」しようよ、というのが結論である。


【10月7日の追記】

なお、いうまでもないが、本日7日になってもそんな大地震は起きていない。で、ツイッターをみるかぎり、この小林さんという方はこの件について何も触れていない。そんな予知をしたことさえ覚えていないかのように。オレの予知は100%当たったな(笑)

にしても、こういうデタラメを5回10回、いや数十回と繰り返してるってーのに、いまだに「拡散!」とか言ってる人間というのは何なのかと思う。まぁ振り込め詐欺に一度やられた年寄りとかは二度と引っかからないかといえばその真逆で、同じ失敗を何度も繰り返すらしいから、まぁカモやダボハゼが瞬時に人間サマに進化できないのと同じことなのだろう




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この辺境ブログ唯一の「キラー・コンテンツ」(笑)は小林朝夫氏の「予知」を検証するというエントリーである。

昨年の東日本大震災をズバリ当てたとか何とか言い募り、その後も有料ブログを設けてはさかんに「大地震近し」と騒ぎ立てて「有料会員の皆様」に有益な情報を伝えている(笑)小林朝夫さんという方がいるんだが、本当にこの人の予知は当たってるのか、過去のブログを検証したもので、けっこうたくさんの方々に見て頂けた。結論は「残念でした、何にも当たってませんでした」というもので、いわば既に死んだ古いネタなんだが、それがまたきょう一日で急にページビューが伸びた。一日で200ナンボ。当ブログでは画期的(笑)。

あれ~と思って調べてみると、この小林さん、きょうになって「猛烈な大地震発生前兆が出ています」「大地震発生の前兆である電磁波ノイズがバーストを繰り返しています」「今回の地震は311を遥かに上回る規模となります」などと、またぞろ煽りを開始したようなのだった。あぁそうか、それで不安になった人が検索かけて、ここにたどりついたんだなーと疑問氷解。

だ・か・ら~、皆さんな~ンにも心配することはありませんって。たとえばこの人、いろいろ煽るワリにこの「電磁波ノイズ」って、どういう場所で、何を使って測定しているのか、その単位は何か、とか一切教えてくれない。一事が万事。本当に世の中に警鐘をならしたいというんなら、自分のデータとやらを公開して学者サンにでも見てもらえばいい。そんなこともしない。「危ない危ない」といって危機を煽っているだけ。

もちろんこれから大地震が来る可能性はけっこう高いとは思ってますが、ソイツはこの人の「観測」でどんな結果が出たかとは全く無関係に来ますから(笑)。そういう意味ではケ・セラ・セラ。インチキくさい予知を気にするというのは文字通りの杞憂。




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「小林朝夫ネタはもうやめる」とずいぶん前から言っておきながらナンなんだが、もうひとつだけ書かせてもらおう。我ながらしつこい。ごめんなさい(笑)。ほんともうやめようとは思うのだが。

小林氏、確か「いぜん週刊誌に取り上げられてバッシングされたので叩かれるのには慣れている」みたいなことをツイッターだか何だかに書いていた。改めて確認してみると、4月4日のツイッターであった。

ありがとう、、袋だたきは慣れてます。以前、週刊文春と新潮に叩かれたときは電車の中吊り全部ボクの顔でしたから、あのときは家族が参っていました。ボクはドMですから、ぜんぜん平気でしたが(笑 もう、みなさん忘れていると思いますので、こんなふうにツイートできますが・・

2ちゃんねるではたしか「それは不倫絡みの話」みたいなことを言ってる人もいたんだが、結局それって何の話だったのかわからんかった。小林氏は「忘れていると思います」というが、そもそも記憶がない。そこで当時の雑誌など調べてきた。以下、その「事件」の顛末。


【第一幕】

1999年9月19日(日)付 朝日新聞朝刊掲載

「あなたが選ぶ この人が読みたい」


同日の朝刊社会面アタマの連載企画「あなたが選ぶ この人が読みたい」に、東京・三鷹駅近くで国語塾の先生をしているという小林朝夫先生(当時38歳)が登場した。見出しにはこんな言葉が躍っている。

塾の世界で、小林先生を知らない人はいません 「国語の神様」です

なんと例の「国語の神様」というのは朝日新聞上で高らかに喧伝された呼称だったわけだ。

さてこの記事、「ぜひ取り上げてほしい人物」を一般読者から募集した上で、記者がその人物に会いに行って記事にする、という企画モノである。この月のアタマから鳴り物入りで始まったばかりの企画だったらしい。小林氏を推薦するメールを朝日新聞に送ったのは、塾に子供二人を通わせていたというH・Jさん(当時37歳=記事では実名)。上に記した「小林先生を知らない人はいません」云々の文言は、どうやらこのH・Jさんの言葉から引いたようだ。

読んでいくと、その前半生が簡潔に紹介されている。朝夫氏が作曲家・小林亜星氏の二男であること。若き日にはテレビの戦隊モノ「サンバルカン」で主役を張っていたこと。しかしアルバイトではじめた塾講師が性に合ったこともあり、結局はその道に進んだこと。ブっとんだ「小劇場的授業」がやがて評判となり、独立して1992年に今の塾を開いたこと。小3~6年向けの塾は「学年ごとにキャンセル待ちが七十人ほど」という盛況を誇っていること。といったわけで、なかなか読ませる記事ではある。余談ながら、その直後の「女性自身」10月12日号にも「その道のカリスマに訊け!」のタイトルで「塾講師のカリスマ 小林朝夫さん」の記事が登場してる。内容は同工異曲なのでパクったのかもしれない。

だが好事魔多し。ほどなく一部週刊誌がこの記事を問題視しはじめる。


【第二幕】

「週刊文春」1999年10月21日号掲載

朝日が「国語の神様」に祭り上げた小林亜星二男に“不適切な関係”


この記事で、朝日に推薦メールを送った女性と小林さんは「夫婦同然なんです」という驚愕の証言が飛び出す。証言者は「小林氏の塾の近くに住む主婦」。この主婦によれば、メール女性には離婚歴があるらしいのだが、その娘が通う学校の名簿をみると「父親の欄に朝夫さんの名前があります」。こんな個人情報をペラペラ喋っちまうというのは、個人情報保護とかウルサイ今だとかなりマズかろうが、当時は許されたのだろう。実に感慨深い。

まぁ余談はともかく、「夫婦同然」にしている実質上の配偶者が第三者を装って新聞社にダンナの売り込みを図り、それが天下の朝日新聞に大きく載ってしまった――という話だったとすればかなり問題である。そして、塾の案内書には本部住所としてメール女性の自宅が書いてあった、との記述もある。

文春としては当然朝夫氏サイドの言い分を聞きにいくわけだが、くだんの女性は「夫婦同然」というのを否定。朝夫氏も、女性には不定期で経理の仕事を頼んでいるだけで、学校の名簿についても、片親だと肩身が狭かろうと配慮して単に「名義貸し」をしただけ、みたいな釈明をしている。ちなみに朝夫氏、自分もメールの女性もともにその時点で独り身であることをさりげなく語っているので、どうやら「不倫疑惑」という話ではないらしい。それはまぁいいのだが、やはり客観的にみると自作自演疑惑は払拭しきれない。スキャンダルの発覚であった。

もっとも、全体的に記事のトーンは「小林氏を非難する」というより朝日批判に主眼をおいているようで、「別の全国紙記者」にこんな言葉を語らせている。「朝日新聞の社会面トップで紹介すれば、仮に金銭的なメリットはないにせよ、世間的な評価や格は上がります(中略)社会的影響力を考えると、取材の確認方法は感心しませんね」。たしかに推薦者が「たまに経理を手伝ってただけ」だったとしても、表向き「かつての教え子の親」という立場で朝夫氏を推薦したのだとすれば、そのへんしっかり確認せずに記事を出しちゃったのは軽率だ。文春は朝日新聞広報室から「今回のケースは大きな反省材料です」というコメントを引き出しており、行間からは担当記者のドヤ顔が透けてみえるようだ。


【第三幕】


「週刊宝石」1999年10月28日号掲載

「朝日新聞」が小林亜星の息子に騙された!


このあと、今はなき「週刊宝石」も後を追った。「文春」から一週遅れてしまったせいかけっこう過激で、「朝日新聞の関係者」に「社会部の記者がなぁ、小林亜星の息子に騙されて、とんだPR記事を書いちゃったようなんだよ」などと言わせている。こちらも朝夫氏を直撃しているが、言い分は同じ。例の女性には「この学習塾の経理を担当してもらっている」だけだと言ってる。

これにかんして「宝石」は、「塾の経理を担当している女性が、利害関係のない母親を装って推薦のメールを送れば、それはもう立派な“騙り”ではないのか。/小林氏にその意図があったかどうかは別にしても。」と書いている。正論である。記事のトーンは、総じて「文春」より朝夫氏に厳しい。なお、こっちの記事でも、朝日新聞広報室は「今回のケースは大きな反省材料です」と言ってる。

なお、後追いの意地をみせたというべきか、この時の「宝石」はけっこういい取材をしている。朝日新聞は「塾の世界で、小林先生を知らない人はいません」などと書いている。だったら、三鷹駅前で聞き込みすれば「国語の神様」の塾なんてすぐみつかるだろう。そんな目論見で取材を始めるのだが、駅前の大手塾で聞いてみると「う~ん、まったく知りませんねぇ」。また、ある塾の国語講師はこう言ったという。「私は長いこと三鷹で学習塾をやってますが、そんな名前は聞いたことがないですよ。キャンセル待ちが70人で、何年も前から予約がいっぱい? こんな時代に、そんな話があるわけないでしょう」。取材記者、6軒目の学習塾でようやく朝夫塾の情報を得ることができたそうだ。足で稼いだ取材だからこそよく見えてくるものがある。

ちなみに、朝夫氏は週刊文春と新潮に書かれたと言っていたが、俺が確認できたのはこの「週刊文春」と「週刊宝石」だけだった。


【終幕】


以上が「事件」のあらましである。まぁこういう記事であるから、朝夫氏の側にも相当のダメージがあっただろうことは想像に難くない。あるいは彼の人生設計を根本から狂わせた事件であったのかもしれぬ。が、その結果はやはりご当人が背負っていくしかないものであろう。

もちろん朝夫氏にも言い分はあるだろうが、仮にも「教育者」を名乗っていた人物である。客観的にみて、マスコミを使って仕掛けた売名行為と受け取られかねないふるまいは避けるのが賢明な判断というもの。4月4日のブログでは「ボクはドMですから、ぜんぜん平気でした」とかおちゃらけて書いているが、教育に携わるものとして、こういう嫌疑をかけられても「平気でした」とかいってしまう神経は如何なものか?

「李下に冠を正さず」ともいう。心ある人であれば、最終的には朝日新聞には丁重にお引き取り願うべきであった。なぜそれができなかったのだろう? ひょっとして朝夫氏には「下心」があったのか? これはもう、読者諸兄の判断におまかせするしかないのだが。

ただ、ここでひとつ、気になったことがある。この方が現在経営している店について、ヤクオクのストア情報でみてみると、代表者はH朝夫(苗字はあえてイニシャルとする)となっている。奇しくも1999年の朝日新聞に実名で出てくるメール女性=H・Jさんと苗字が同じなのである。まぁこの方が誰と結婚しようが勝手ではあるのだが、こういう名乗りをされているということは、ひょっとしたら小林氏はこの女性とその後結婚し、戸籍上婿入り?でもされたのだろうか? 4月4日のツイッターでは「あのときは家族が参っていました」と書いていたが、この家族というのはH・Jさんのことなのだろうか? 深読みのしすぎだったら恐縮だが、もしこの推測が当たっていたとしたら、上の「週刊文春」「週刊宝石」の記事の読み方も自然と変わってこようというものである。

もっとも、公平を期していっておくが、先の朝日新聞の記事も彼の授業自体はかなり評価していたし、「週刊文春」も地元での塾の評判は悪くないと書いている。こんな「事件」を起こすことなく、朝夫氏がその後も地道に国語教師としての力を積み重ねる努力を続けていったとしたら、彼はいまどんな人生を送っていただろう? そんな「イフ」を語っても詮ないことなのだが、「誤字が多い」「文章がヘン」等々2ちゃんねる界隈でボロクソ言われながらネット上で扇情的な言葉をまき散らしている今の彼とは違う、もっとちゃんとした人物がそこにはいたような気がしないでもない。そう思うと、俺はちょっとだけ哀しい気持ちになる。


【おまけ】

なお今回の騒動に絡んで「予言が的中した!」と朝夫さんを持ち上げていた最近の雑誌2点も確認してみた。女性週刊誌の「週刊女性」「女性自身」、それぞれ5月3日号である。

ちなみにこういう週刊誌の場合、なんか珍しい人間が出てきたときに「持ち上げる」か「こきおろすか」は、けっこう恣意的であるようだ。編集長が「褒めよう!」といえばそういう材料を集めるし、「叩け!」といえばネガティブな情報を集める。別にロジカルに議論して評価を定めようみたいな空気はなくて、「どっちのスタンスでいけば売れるかな~」というのが基準になる(たぶん)。で、一般論としては、世の中に出始めた人間に対しては比較的好意的で、そこそこ有名になっちゃったあとは引きずりおろす、みたいなパターンが多いような気がする(ホリエモンが好例)。

小林氏はどうなのかといえば、一般的にはあまり知名度がないから、とりあえず定石通り持ち上げたんだと思う。ひとたび持ち上げることにしたら、「場所とか規模とか全然違ってたってサ、何か地震が来る来る言ってたらそのうちホントにどっか来たんだからサ、当たったっていやぁ当たってんだよ」というノリで突っ走ればいいのである。

だから「こんな外れっぱなしの予知を持ち上げるなんてヘンだよ」という批判は編集部には全くこたえない。連中も本気で「当たってる!」と思って記事作ってるわけじゃないから。

ちなみに先の「事件」当時に叩かれたのは、父親の亜星氏も勢いのある時代だったし、なにより朝日新聞にデカデカと登場した直後だったから、バッシングのしがいがあった、ってことなのだろう。今回の提灯記事でももちろん亜星氏の名前は出てくるんだが、若い連中にとっちゃ「亜星?ダレそれ?」みたいなモンだろうから、叩いたとしてもツマラナイ。

さらにもうひとつ。おまけのおまけ。「FLASH」1999年9月14日号の『この9月もヤバい! 2000年問題「11の危険日」』なる記事の一角、小さな囲みの中にも朝夫氏は登場していた。いわゆるコンピュータの2000年問題に警告を発する記事なのだが、今読むとけっこう興味深い。ここで朝夫氏は、「2年前から2000年問題に注目し危機感を募らせ」「20人が1年間暮らせるだけの水、食料、燃料などを別荘に備蓄しています」と語ってる。「家族、親戚を連れ、年末に東京を脱出する」予定だとも書いている。これが今いる八ヶ岳の別荘なんだろうか? 既視感がある(笑)。まぁ今の日本にはホンモノの危機が到来してしまったわけだが、朝夫氏の思考回路は、あの2000年問題の空騒ぎのときも同一パターンで作動していたのかと思うと感無量である。(おしまい)

追記 4月4日の小林氏のツイッター内容が確認できたので、若干書き加えました(2001/6/2)

mixiチェック

というわけで、4月20日までには原発が吹っ飛ぶという予知をされた小林朝夫先生、お元気でしょうか?

もう完全に旬をすぎたネタになってしまいましたが、地震予知研究家・小林朝夫氏の予知を検証するという記事をかいたら、こんなブログに突如何千人も来訪があって、小生ちょっと嬉しくなってしまいました。つい悪ノリしてしまい、小林先生をイジるネタをもう1回だけやることにしました。

ホント最後ですのでお許し下さい。

今回のネタは「小林朝夫氏はどうやって電磁波を観測しているのか?」。ネタは再び、小林氏の旧ブログ「小林朝夫のサンバルカンな夜」。この2010年4月9日の項に、彼が使用しているとおぼしき電磁波測定装置のメーター部分の写真が載っています。このページですね。


mag1.JPG


で、彼はこの機械を「トリフィールドメーター」と称しているので、この機械がなんなのか特定すべく、とりあえずググって調べてみました。

trifieldmeter100xe.jpg

うゎお、「トリフィールドメーター」って商品名かよ! いきなり通販ページが出てきました。画像をみると、小林先生のブログの写真とうり二つではないか。なんと小林先生、観測には2万円もあれば買える、この民生用の機械を使っていたのですねッ。なんかテスターに毛が生えた程度の、ちょっとショボい機械。でも「電磁場」「電場」「マイクロ波」をそれぞれ簡単測定できる、というスグレモノ。そういや小林先生、「電場」も測定してる、ってどっかで書いてた。なんだ、全部これ1台で済むじゃん(笑)。

【仕様】
形式/Trifield Meter Model 100XE
重量/250g
電池/9V角電池・連続使用30時間
サイズ/130×65×60mm

で、小林先生のブログには「40/100」とか「60/100」みたいな数字がよく出てくるわけですが、そのナゾもようやく解けた! このメーターの一番上にはMAX100の目盛りが入っておりまス。そう、おそらく彼は、この「0~100の目盛りのどこら辺まで針が振れたか」を一生懸命記録しているのでしょう。

ちなみに、このメーター、電磁波測定のモードを「電磁波ノーマルモード(0~100ミリガウス)」と「電磁波高感度モード(0~3ミリガウス)」に切り替えることができるようです。一番上の目盛りはノーマルモード、その下の目盛りは高感度モードに対応しているもののようです。

で、さっきのブログを読むと、彼は「高感度モード」にした状態で、メーターを監視しているようです。それでもって、「あ、100まで行った」「あ、急に下がったぞ」とか言っているのでしょう。なるほど、アナログの針の振れ具合を見ているのですから、「60/100って何の単位よ?」とか聞かれてもうまく答えられないのは道理。

小林先生がこの針の振れ具合をみながら、ブツブツつぶやいているのが見えるようです。「お、今でかく振れたな! こいつぁデカいのが来そうだ。規模はM8ぐらいじゃね? 振れ方が急だったから、そうだなー、今から72時間以内じゃね?」(笑)

しかし!! まだ大きなナゾが残っています。「場所」はどうやって予知するのかしら? うーん。ここは情報不足。しかし大胆に推理してみますか・・・・・・八ヶ岳の山麓に住む小林先生、おもむろにトリフィールドメーターを東南東に向けてみる。「お、振れた! じゃ、地震が来るのは関東だな」。続いて機械を南に向けてみる。「ふむ、こっちに向けても振れるぞ。これは関東・東海全域が危ない!」。念のため北東にも向けてみよう。「・・・反応なし。東北には来ないな」。

時価2万円ナリの家庭用電磁波測定器でこれほど楽しめるとは。楽しい趣味分野を開拓した小林先生。今回の一件で、「国語の神様」を称するにはやや国語力にアラがあることがばれてしまいましたので、これからはでんじろう先生の向こうをはって「理科の神様」への転身をめざしたら如何でしょう。トリフィールドメーターの魔術師、とか名乗ってネ (オシマイ)
mixiチェック

ということで昨日、地震予知研究家(笑)の小林朝夫さんの予知がこれまで当たっていたのかどうかを検証したものを書いたら、通常一日4、5人くらいしか来ないこんな過疎ブログにもたくさんのアクセスがあった。

いまの状況を如何にみんなが恐れているか、よくわかろうというものである。たまたま小林氏は、きのうの23時までにデカイ地震が起きると予告していたものだから、半信半疑の人たちは心配だったということもあるのだろう。もちろんそんなデカイ地震は起こらなかった。たしかにいま俺たちは24時間、つねに余震等を警戒する必要はあるのだけれど、別にこのような人の予知に頼ることはないのである。

さて、昨日のエントリーのケツにも書いておいたのだが、小生の記事をコピペしたものを(短縮・編集した上で)自分のブログに貼り付ける人も現れた。最初みつけたときは、コメント欄でさもこれは自分で書いたものであるというような応答をしていたから、仰天した。

まぁ平たくいうと無断のパクリで、あまり気持ちのいいものではない。というか平時であれば怒るべきところかもしれぬ。だが事が事である。いま多くの人々が「予言」に惑わされている。このコピペ、好意で解釈すれば、現状を憂えての勇み足といえないこともない。ちっとも当たっていない「予言」の実態を広めるのが先、ともいえる――そう考えて寛容の精神を発揮することにした。件の記事は小生のブログからの引用であるという一文を入れるというから許すことにした。

夜になってチェックした2ちゃんの小林朝夫スレでは、コピペをした方のブログのアドレスが「心配な人はこれを読むといい」といって何度か紹介されていた・・・・・・そうか、この過疎ブログに驚くほどの人が来たなぁと俺は思っていたのだが、俺の書いたものはむしろパクっていただいた(笑)方のブログを通じて世に広まっていったのかもしれない。

なるほどなぁ、と思った。誰に知られることもなく、どこかで人を支える役回りを努める――俺はどうやってもそういう宿命のもとにあるのだろう、きっと。まぁいい。「大事なことは主流にならぬこと」なのだから。

・・・いやぁ、いま、ちょっと酔ってるから格好つけすぎちまったかな。おやすみなさい。今晩が地震のない、静かな夜でありますように。
mixiチェック

「人も通わぬ過疎ブログ」をモットーにやってきましたが、一時期、なぜかアクセスが増えた。なぜかと調べると、地震・原発予知研究家(笑)の小林朝夫さんのことを書いたエントリーが(俺のブログにしては画期的といえるほど)読まれていたのだった。

なるほど、世の中の人はこういうことに興味があるのか。よーし、パパ頑張っちゃうぞー。というわけで、今回は「小林朝夫氏の予知は本当に当たるのか」を改めて検証してみることにしました。

素材は、今回の震災直後まで彼が開いていたブログ「小林朝夫のサンバルカンな夜」(リンク先はこちら。追記:但し本日2012/10/12に確認したところでは2010年12月以降の分は何故か削除されてました)。なにやら要領を得ない予知も多いのですが、この方は「大地震警報を発令します」とか宣言しながら予知をすることが多いので、基本的にその「警報発令」に沿って予知をチェックしてみたいと思います。

むかし、高木彬光が「ノストラダムス大予言の秘密」 (角川文庫)という本で、「ノストラダムスって本当にあたるのかよ? 彼の予言詩の最初の50編ぐらい実際に翻訳してみて、あたりつけてみようぜ」という試みをやったのですが、そんな感じの試みです。あまりにも長いので退屈かもしれませんw(参考までに、高木彬光氏の本はどういう結論になったかというと、「訳してみたけどほとんど意味不明。こじつけばっかりじゃねーか」というものでした。ノストラダムスっつってもしょせんこの程度なんだよなーとウンチクを傾けたい方には一読をお勧めしたい本ですナ)。

以下、検証に最低限必要な個所はブログから引用させて頂きます。原文の日付は英語表記ですが、読みにくいので日本語表記に改めています。また適宜改行を省略するなどしています(あるいは引用部でタイプミスをしている箇所があるかもしれませんがご容赦下さい)。

なお小林氏は、個人経営の塾を開いていた時代に「国語の神様」というキャッチコピーで自己PRをしていたようですが、それを踏まえるとほとんどブラックジョークとしか思えない誤字脱字を以下のブログでも披露しております。以下、その愉快な誤字・脱字はそのままにしてありますのでご笑覧アレ。まぁフツウの神経なら恥ずかしくて山ごもりでもするトコですが、この方の辞書には「恥」という語彙はないようですナ(笑)。時系列順にしばし見ていきましょう。



★予知その1(2009年6月8日~7月8日)

【場所】「東海・関東・東北」→「東京」と変遷

【規模】M7。震度5~7

【時期】「6月12日まで」→「6月末まで」→「7月7日まで」と順次先送り

【結果】外れて謝罪する


2009年6月8日 12:14 am

■警戒情報です

緊急を要しますのでよくお読みください。東海、関東、東北で大地震への前兆が出ています。推定MはM7前後、震度5~7と思われます。時期は本日より6月12日までの期間。

コメント:これが彼がブログで地震予知をした最初のケースです

2009年6月12日  8:34 pm

大地震が迫ってきています。6月末まで警戒してください。

コメント:ここでさりげなく期間延長しました

2009年6月13日  8:58 pm

■■【大地震に警戒してください】■■

■東海・関東・東北地域のいずれかに大きな地震が発生する可能性があります。M7前後の大きめの地震です。

2009年6月29日  4:00 pm

大地震が迫っています

2009年7月1日  1:00 am

大地震警報継続!!

■大地震警報を7月7日まで継続いたします。

コメント:さりげなく二度目の期間延長をしてしまいました

2009年7月8日 3:01 pm

大地震警報解除

大地震警報を解除いたします。予想の7月7日までに大きな地震が起きませんでした。お騒がせして済みませんでした。

コメント:あっさり外れを認めました。こういう謙虚な姿勢を貫いて頂ければ良かったのですが…



★予知その2(2009年7月29日~8月11日)

【場所】日本およびその近辺

【規模】M8

【時期】8/8まで

【結果】8/9に東海道南方沖を震源とするM6.9の地震(最大震度4)、8/11に駿河湾を震源とするM6.6の地震(最大震度6弱)がありました。予知した日時に近接して地震が起きたことは事実ですが、規模は全然違いますし、そもそも地域を全く特定していない「予知」なので、当たり外れ以前の問題かもしません。もっとも当人は、この「予知」で8/11の地震を言い当てたつもりでいるようです(9/13の項参照)。


2009年7月29日 5:24 pm

【大地震警報発令】

大地震が起きる可能性が高まりました。場所は日本およびその近辺。規模はM8クラスと思われます。発生日時は今から240時間以内。みなさま厳重な警戒をお願いします。

2009年8月8日 8:24 am

大地震・事前警報

■とうとう大地震警報の最終段階になりました。

時期的には、今日発生してもおかしくありません。恐らく、ここ数日が「鍵」となるでしょう。

コメント:期日切れの8日になって、「今日発生してもおかしくありません」というのはヘンではないですか(笑)。事実上の期日延長でしょう。ただ、このあと2009年8月9日19時56分、東海道南方沖を震源とするM6.9・最大震度4の地震が発生しました。予知の期限からは1日遅れで、規模も全然違うので、さすがに「当たった!」と威張ってはいませんが、地震直後の以下の書き込みにみるように、「この規模の地震が連続して起きる」と、どさくさに紛れて論点をすりかえています。

2009年8月9日 8:08 pm

厳重警戒を継続してください

やはり、大きめの地震がきました。幸い深さ340km、東海南沖ということで被害はありませんでした。何よりです。しかし、これからこの規模の地震が連続して起きるはずですので、厳重な注意をしてください。

2009年8月10日 9:15 pm

■せっかくのお休みですが、連続的に災害が発生しそうな気配です。台風、地震と立て続けに被害が発生するでしょう。台風が先で地震がそのあとになると思われます。まだ正確にはわかりませんが、8月14日までに巨大地震が発生しそうです。もしかしたら、それより先になるかも知れませんが・・

コメント・さらに、このあと2009年8月11日5時7分、駿河湾を震源とするM6.6の地震が発生しました。最大震度は6弱。以下に見るように、この地震もすかさずブログで取り上げています。期限から3日遅れですが、後述9/13付けの記述からすると、小林氏はこの地震を「当てた」と考えているようです。

2009年8月11日 11:31 am

本日の地震について

■静岡地震と名付けられた今回の地震ですが、被害がそれほどではなくてよかったです。しかし、この地震は来たる巨大地震への序章に過ぎず、このクラスの地震が10回~30回起きて、最終的に東海地震・南海地震・東南海地震の発生に至ります。



次のM7クラスはすぐに続けて起きます。8月14日までに再びあると確信しています。
もう一度念を押しておきます。再び、大きな地震が数日以内に起きます。充分な警戒が必要です。

2009年8月11日 2:08 pm

今回の静岡地震とその前の静岡沖の深発地震で完全に東海大地震のスイッチがオンとなってしまいました。恐らく規模はM9前後となるはずです。今日の夜も、推定M6~M7程度の地震が起きると思われます。は所は静岡、神奈川、東京、千葉のいずれかになる筈です。本番の東海地震の発生時期で図化、まだはっきりとしたことは言えませんが、年内は確実でしょう。このままM7クラスの地震が続けば、早ければ9月の前半には発生すると思われます。

コメント:当たったとは言い難い結果となりましたが、なんかいろいろ理屈をこねて「外したわけじゃない」的な印象を与えようとしています。ともあれ、この辺の一連の地震に関東・東海地震への前兆という位置づけを与えて、彼の予知は次なるフェイズに進むことになります。上にもチラッと書いてますが、翌12日に具体的な予知をします。


★予知その3(2009年8月12日~9月13日)

【場所】「千葉・東京」→「東京直下または東京湾」

【規模】 M7.2。途中からM8

【時期】「8/14まで」→「8/14~25」→「8月末まで」→「8/31~09/15」と変遷

【結果】 該当する地震なし。外れ


2009年8月12日 1:13 am

再び大きな地震が起きそうです

データの解析が終わりました。8月14日までに再び大きな地震が今度は千葉・東京で発生しそうです。予想規模はM7.2と思われます。

2009年8月12日 9:45 pm

今後の地震について

■どちらにしても大きな地震が近々起きることはほぼ間違い有りません。
14日までに東京・千葉に大きな地震が来ると思いますが、もう少し先になるかも知れません。いつくるかを正確に予想するのは非常に難しく、多少の誤差が生じるかと思います。しかし、東京に直下型の地震がすぐそこまで迫っていることは間違いありません。確信しています。

2009年8月13日 12:56 pm

12時間以内

大きめの地震が発生すると思われます。関東・東海にお住まいの方々はくれぐれも注意をしてください。

2009年8月14日 12:55 pm

新関東大震災発生時期の確定

■関東に大きな地震が起きる予想時期を下記のように訂正いたします。

・2009年8月14日~8月25日

 震源地 東京直下または東京湾

 予想規模 M8

コメント:期限切れの当日に、11日間の延長ならびに予想マグニチュードの上方修正を行っています

2009年8月22日 11:17 am

大地震警報継続中!!

■本日、異様なくらいに静かです。

予測の関東大地震ですが、本日22日ピークとなっています。予測に変わりはありません。厳重な注意が必要と思われます。

2009年8月23日 8:37 am

大地震警報継続中!!

■22日に地震が起きませんでしたが、ピーク終了日の25日まで残り3日間あります。厳重な注意が必要と思われます。今月末まで、大地震警報は継続いたします。

コメント:期限切れ当日の8月25日6時37分に千葉県東方沖を震源とする小さな地震がありました。M4.1。ギリギリに起きたこの地震を踏まえて、小林氏は以下のような主張を展開します

2009年8月25日 9:04 am

幻の大地震

■25日、早朝、緊急地震速報がテレビ・ラジオ・携帯を通して一斉に警報を鳴らしました。

06時37分43秒 北緯35.4度 東経141.4度 6.6 10Km

千葉沖ですが、これがそのまま起きていれば東京は大惨事でした。しかし、実際は震度1程度の地震が起きただけで、誤報扱いとなりました。

■大地震の直前にP波が発生し、それをとらえて緊急地震速報を発令するのですが、P波は確実に大地震の起きる強さだったと思われます。けれど、偶然というか、運河よかったというか、実際に起きた地震は小さなものでした。このことは何を意味しているのかというと、どちらにしても、そう日数をおかずに大地震が発生する可能性があるということを意味しているように思います。

コメント:
意味の通りにくい文章ですが、彼の言いたいのは次のようなことでしょう。「この地震に先立って緊急地震速報があった。つまり初期微動の段階では確実に大地震となるべき地震だった。ところが、何らかの理由で大きな揺れは抑止された」。つまり、「自分の予知はほとんど当たっていた」との主張でしょう。真相は「気象庁の緊急地震速報が誤った予測を出しただけ」かと思われます(緊急地震速報がそれほど当てにならないのは今や国民誰もが知っているところです)。もっとも、当人は期限切れ当日の地震をご自分に都合良く解釈し、「外れ」判定を逃れ得たと解釈したようです。


2009年8月25日 10:55 pm

嫌な予感がします

何の根拠もありませんが、とても嫌な感じがします。ピークの25日は残り1時間程度で終わりますが、ここ数日、最大限の注意をされてください。

2009年8月29日 1:38 am

「生きていますか?」というメールをいただきましたので、慌てて更新します。大地震は、つかの間のひとときの静寂を保っています。恐らく、明日の29日あたりから目立つ動きが見られると思います。大地震警報は今月末まで継続いたします。

コメント:とはいいながら期限の25日まで大地震が起きなかったのは事実ですから、後ろめたいところがあったのでしょうか、ここでまたもや「月末まで」と伝家の宝刀の期限延長を繰り出します

2009年8月31日 11:10 am

100%来る!!

■すべての情報を付け合わせて大地震の可能性を検証したが、東京・千葉・神奈川を中心とした直下型大地震は100%来るとここに断言する。それも遠い未来の話ではない。2009/08/31~2009/09/15の期間に起きるはずだ。早ければ9月初旬ということになるだろう。

予想規模はM8前後。予想震源の深さは20キロ~40キロ。予想震度は東京全域で震度7と予測する。

さて、信じるも信じないも自由であるが、文句を言うのは9月15日過ぎにしていただきたい。

コメント:しかし、何も起こらないまま月末が来てしまいましたので、再び15日間の期間延長に踏み切りました。外れてから文句をいえ、と啖呵を切ったのは格好良かったのですが…。なお、自称「国語の神様」に失礼な物言いかとは存じますが、「すべての情報を付け合わせて」などと書いたら作文は零点。「付け合わせ」っつーのは、定食にオマケでついてくる
ポテトサラダとか、そういうのを言うのですね。ここは大衆食堂じゃないんだから(笑)。「突き合わせて」が正解でした。残念!


2009年8月31日 12:08 pm

大地震警報継続!!

■大地震の危険性がさらに高まってしまいました。

恐らくM8前後の大きなものになると予想されます。非常に危険な状態です。大地震警報を取り敢えず9月15日まで延長とします。予想震源は東京湾~千葉県沖と考えています。震源の真上では震度7の激震となることが予想されます。その他の地域でも東京全域で震度6強となるはずです。

2009年9月5日 8:59 pm

大地震警報は継続中です!!

現在のところ、ピークは9月6日になりそうですが、その前後5日は警戒が必要です。

2009年9月8日 2:00 pm

■非常事態宣言発令です

関東地方に大地震の起こる可能性が今までで一番高くなってきています。いつM8クラスの大地震が起きてもおかしくない状況です。

2009年9月12日 4:08 pm

■大地震警報は継続中です。

私は、もう10年以上に渡り、地震と取り組んでいます。歴史上、日本や世界で起きた大地震の詳細もすべて研究してきました。地震前に起きる不思議な出来事も細かく調べました。仕事柄、調べるのが習慣になっているため、とことん調べ尽くしました。

それらの経験や知識を踏まえ、現在の日本の状況は、すぐにでも関東地方に大地震が発生してもおかしくない状況だと確信しています。推定発生日9月15日期限、そろそろ真剣に備えをしてください。

2009年9月13日 3:42 pm

■さて、15日のピークまであと2日となりました。

第一回目の「大地震警報」では震度6の地震が発生し、第二回目の「大地震警報」では早朝に地震警報がテレビから流れ、結果揺れずという形になりました。

今回、第三回目の【大地震警報】は9月15日が最大のピークとなります。

コメント:

彼が「第一回目の大地震警報=震度6の地震が発生」といっているのは、上の「★予知その2」で8月11日の地震を当てたンだぞ、というアピールのようですが、先に言いましたように、これを当たったというのはかなり苦しい。ちなみに、「第一回目の大地震警報」は、ホントは冒頭で示した「★予知その1」の時に出しているのですが、何故かこの外れ予言のことはすっかり忘れてしまったようです。



つづいて、『第二回目の「大地震警報」では早朝に地震警報がテレビから流れ、結果揺れずという形になりました』と言っているのは、先に述べたように「8月25日の地震は最終的に揺れなかったけれども、潜在的には大地震になりうるものであったので、自分はこれを予知していたのだ」という言い訳です。ただし、流石に自分でも苦しいと思ったのでしょう、重ねて「9/15までには大きな地震が来る」と言っています


2009年9月15日 10:13 pm

本日ピークの15日

■大地震警報のピーク15日が残り数時間となりました。もしかしたら今日は無事に過ぎるかも知れません。それはそれでよいことなのですが、前兆ピークが収まらず、そのまま平行移動の状態が明日から続き、いつ大地震が発生するのかがわかりにくくなってきました。すべての地震予知グループが前兆のピークと断言している以上、いつ大地震が起きてもおかしくありません。取り敢えず、今日は無事に終わりそうですが、くれぐれも警戒態勢を解除しないようにしてください。

みなさま、15日発生ピークの件、お騒がせしてすみません。しかし、これから、大きな地震が関東地方・東海地方に発生すると考えています。

コメント:あれだけ啖呵を切ったのにもかかわらず、期限の15日までに大地震が来ることはなく予知は外れました。「100%来るとここに断言する」といっていましたが、この人の100%はずいぶん安っぽい。もっとも、このときはまだ、「すみません」と言うだけの謙虚さと「羞恥心」がかろうじてあったようです。



★予知その4(2009年9月18日~10月10日)

【場所】 関東

【規模】 M8

【時期】 9/18~10/7

【結果】 該当する地震なし。外れ


2009年9月18日 3:20 pm

■第4のピークに突入しました。

■本日、関東巨大地震発生の第4のピークに突入しました。本日18日~10月7日までの期間、関東地方に巨大地震が発生するピークとなります。

非常に危険なピーク期間であり、相当地下でのエネルギーが蓄えられているので、地震が発生した場合にはM8前後の巨大地震になると考えられます。

2009年10月7日 4:10 pm

本日、予想日ピーク

■大地震発生予想日のピークは本日7日。しかし、台風18号による猛烈な低気圧により、日本列島の地震活動は抑えつけられています。台風が通り過ぎる9日あたりまで警戒を続けてください。

コメント:大地震がないまま予告最終日を迎えました。しかし、念のためということでしょうか、お得意の期限延長をすることになります。この時は1日だけの延長でしたが

2009年10月8日 11:52 pm

【【【 緊急大地震警報 】】】

■明日10月9日午後23時までに日本の関東・東海地方に巨大地震が発生する可能性があります。
 厳重な警戒をしてください。

2009年10月10日 1:13 am

■大地震警報を解除いたします。

大地震警報の期間中、日本の南側でM7超えの大地震が10回以上発生しました。しかし、日本での発生はありませんでした。不幸中の幸いだと考えています。(実際に大地震に見舞われたスマトラ・サモア等のみなさまには少しでも早い復興を願っています)

コメント:明白な外れでしたが、「外国では地震が起きていたのでまんざら外れでもない」とでもいいたげな発言は、如何なものかと思います。それならば最初から「世界のどこかで地震が起きる」といえばいい。何でわかりもしないのに「関東」などと場所を絞り込んで書くのか?



★予知その5(2009年10月17日~2010年1月8日)

【場所】 当初は関東・東海(のち南海・東南海などにも言及)

【規模】 M9.0

【時期】 当初明示せず。

【結果】 該当する地震なし。外れ


2009年10月17日 1:54 am

大地震警報発令

今回は控えめに大地震警報を発令いたします。

今まで発令して、すべて海外の大地震でしたので、今回も日本で発生するかどうかわかりませんが、念のために発令いたします。

コメント:10/17に発令された「警報」は最終的に翌年1/8まで継続していたようです。よってこの間の予知は一括して考えるべきかと思い、一つの項目にまとめました。長期にわたる警報となったこともあり、この間、場所・時期などは微妙に変化し続けました。

2009年10月22日 9:21 pm

【【【 巨大地震警報発令 】】】

関東から東海にかけて巨大地震の発生の可能性がここ数十年で一番高いピークにさしかかっています。どれほどの時間、プレートが耐えられるかわかりませんが、とにかく非常に危険な状態です。みなさん、覚悟と準備をしてください。予想されるマグニチュードは9.0です。

2009年10月28日 10:45 pm

巨大地震発生カウントダウンとなりました

■関東・東海・南海地域における巨大地震の発生が近づいています。

みなさん、防災準備をされてください。いよいよかと思われます。

2009年10月29日 9:48 pm

巨大地震・大地震警報を発令中です。

巨大地震はM9以上、大地震はM8以上を意味します。

「いつごろ大地震が発生するのですか」というお問い合せをいただきました。さすがに何日に発生するということは超能力者ではないので決定的なことは言えませんが、それほど遠い日の出来事ではありません。逆に言うと、近いわけです。けれど、それがいつなのかは正確にはわかりません。

このブログで大地震警報を発令すると必ず大地震が発生しています。しかし、今までは日本から少し離れた外国での発生となっていました。恐らく、今度は、日本に大地震が発生すると考えています。11月7日まで警報を持続します。

コメント:「警報を発令すると外国で必ず大地震が発生してきた」との記述は、いささか真摯さを欠くものと言わざるを得ません。これは前にも指摘しましたが、「任意の期間に全世界のどこかで大地震が起こるであろう」というに等しく、外れた言い訳としてこのような論法を用いるのはかなり無責任。


2009年11月8日 8:46 am

大地震警報

◆ただいま、大地震警報を解除するかどうか検討中

伊豆で昨夜の気温が14度からいきなり1時間で19度に上昇したという他の掲示板での書き込みがありました。それが事実ならば、東海震源域のマグマの活動が活発になっていることが考えられます。もう少し、検討して、警報解除へ移行したいと考えています。

コメント: なんと、地下のマグマ活動が活発化すると地表部の気温が急変するですか! 私が高校の地学で学んだ知識で総合的に判断すると、そういう気温の急激な変化は前線の通過のせいじゃないかなーと思うのですが。この方、明大の文学部を出たようですが、どうも高校じゃ地学とか物理とか一切選択しなかったフシがありますナ。それでもって地震予知、ですか。なんか戦後日本の科学教育の結果がこれか、と思うと悲しくて泣けてきますなぁ

2009年11月14日 4:12 pm

巨大地震警報継続中!!

■巨大地震警報の解除を検討してきましたが、解除不可能との結論に達しましたています

いつ、その日が来るかは断言できませんが、そう遠くない日であることは間違いありませんています

本日東京湾を震源とする震度3の地震がありましたが、何やら不穏な雰囲気が漂っていますています

引き続き、厳重な注意が必要かと思われますです

コメント: 「達しましたています」「ありませんています」ってオイ(笑)。「国語の神様」とか言うんでしたらね、最低二回は読み返してアップしてくださいよお願いいしますヨ

2009年11月28日 11:52 am

■大地震警報を継続したまま、長い日々が続いてしまいました。

しかし、前兆的には、大地震が今起きてもおかしくない状態です。それがすでに数ヶ月続いているわけで、やはりこれは東海地震・南海地震・東南海地震の同時発生を懸念すべきではないかと思います。

2009年12月18日 3:35 pm

■大地震警報を継続します。

2009年12月18日 3:56 pm

あと少しで再び震度5~6が発生しそうです。恐らく千葉・神奈川あたりではないでしょうか。

2009年12月18日 4:23 pm

震度6でしょうか

■猛烈な圧がかかり始めています。

規模としてはM7前後、震度にして6程度の地震の発生が間近にせまっているものと思われます。

2009年12月23日 1:07 am

■大地震警報と巨大地震警報を強化します!

非常に危険な状態と判断し、関東・東海地方に大地震・巨大地震の起きる可能性が極端に高まったことをここに警告いたします。

2010年1月3日 3:26 pm

■大地震発生予想を発表します

72時間以内、関東地方震度6の地震の発生を予想します。大地震発生予想を公表するのは初めてとなります。

コメント:曖昧な予知が続いてきましたが、この時点で「関東」「震度6」「72時間以内」との具体的内容が示されました。ただし「大地震発生予想を公表するのは初めて」というのは意味不明です。これまで何度も何度も繰り返し繰り返し言ってきたことは何だったのだろうか、と理解に苦しみます

2010年1月4日 8:49 pm

大地震前夜

最大限の警戒をしてください。

あくまでも、私の観測途上の警戒発令であり、個人のブログから発信するものです。公式な発表や地震関係の個人研究者からのデータ等は全く警戒を呼びかけていません。このように立て続けに大地震警報を発令しているのは私だけかと思われますが、60時間以内に発生しなければ、1月20日まで注意が必要です。

コメント:関東での地震を予知した前日の内容を踏まえたものと思われます。期限が最長で1月20日まで延長されました

2010年1月5日 8:47 pm

大地震警報を強化します

■1月3日より大地震警報を強化してきましたが、さらに最終段階となったため、非常事態宣言を発動いたします。関東地方に大地震の発生が迫っていると思われます。

2010年1月6日 8:29 am

大地震警報を継続中。48時間以内。震度6以上と予想。関東。

コメント:関東震度6以上としました。期間は最長で「1月20日」まで延びるといったばかりですが、この日はとりあえず期限を1月8日に設定しています。ちょっと自信が出てきたののかな、と思うところですが、そのわりに、このあとすぐ「撤収」してしまいます

2010年1月8日 12:13 pm

■大地震警報を解除し、注大地震注意報に変更いたします。

去年の暮れから大地震警報を発令していますので、オオカミ少年のようになってもどうかと思い、少し、様子見ということで、お願いしたいと思います。

コメント:最終的に外れ。あれだけ煽ったのにこんなにあっさりした撤退宣言でオシマイかよ、といささかガッカリします。自分でも「これだけ来る来る言ってこないのは、オオカミ少年呼ばわりされても仕方ないかなー」という自覚はあったようです。なおここでは「去年の暮れから大地震警報を発令しています」とあるが、先にも見ましたように、ブログをみる限りでは「警報」は前年10月17日以来ずっと継続してきたようにみえます



★予知その6(2010年1月15日~4月11日)

【場所】 日本

【規模】 M8.0。震度7

【時期】 当初明示せず。2/28時点で日本の海溝付近?で「7日以内」

【結果】 該当なし。外れ


2010年1月15日 8:27 pm

大地震警報を強化し、最高ランクとします。

発生場所 日本

規模M8

震度7

発生時期 わかりませんが、差し迫っています

コメント:前回の「撤収」から一週間で、早くも警告再開です

2010年1月17日 3:23 pm

■次のようなメールをいただきました。

「1年中、大地震警報を出していれば、いつか当たるのでは」

残念ながら、この方は、このブログを毎日チェックしていないようです。私は、大地震警報を、まだ4回しか出していません。期間は、それなりに長いときもありますが、警報を出して2週間以内に大きな地震が発生しています。外国のときもあります。もちろん、何も起きなかったときもあります。それについては、ごめんなさい。人騒がせです・・

コメント:

何度も何度も指摘しますが、日本国内を対象とした予知を公表してきたのですから「外国の地震を当てた」というのは意味不明。少なくともこの時点で明確に国内の地震を言い当てた例はないので、上記のような返答は不誠実だったといえるでしょう。なお、「大地震警報は4回出した」とありますが、警報継続中に「改めて警報発令」みたいなことを書いたりもしているので、どれのことを言っているかはハッキリしません。



いや、そもそも通して読むと、「警報発令」は明記していても「解除」がハッキリ書かれていないケースがかなりあります。いったん「発令」したあと、何も地震について書いていない時期があって、再び「発令」が明記されるようなケースです。



意地悪な見方をすると、この「発令中か解除中かハッキリしない」グレーゾーンの時期に大地震がおきたとき、「本当は警報は継続中だったんだ。解除って書いてないだろ!」と言いたいがための作戦にも思えます。



一方で、「いつも警報出しっぱなし」との批判に対しては、地震についての記述がとだえるこのグレーゾーンの時期について「地震のことは書いていないんだから、明記してないけれど警報解除中だったんだ、そんなに長いあいだ警報を出しているわけではないんだ」と抗弁できる仕組みになっている。実はかなり計算されているような気もします。



というわけで、「このブログを毎日チェック」していたら「1年中、大地震警報を出している」と思うのが当たり前。この発言は逆ギレというしかないでしょう。


2010年1月29日 12:31 am

大地震警報・最高レベル発令中

2010年1月29日 12:37 am

想定震度6~7

★これから来る大地震では津波が発生する可能性があります。

2010年2月6日 9:14 pm

トリフィールドメーターをいただきました。電磁波・高周波・電気エネルギーを計測するものです。

コメント:

本論とは直接関係ありませんが、この電磁波測定器=トリフィールドメーターが、このあと予知のために「大活躍」することになります。針が振り切れる動きをみせる、あるいは数値がゼロに急落する、といった現象が地震の前兆になる、といった主旨のことが書かれています。読んだ限りではハンディタイプのようです。個人が家庭内で保有している測定器の針の振れ具合で、全国(あるいは全世界?)の地殻異常を検知できる、というのは、かなり苦しい理論であるように思われます。



とゆーか、じゃあこの機械を手にいれるまではどういう方法で予知してたのかナ、という疑問も浮かびます。やっぱり水筒の蓋についてる方位磁石だったのかな? それとも、この人はのちに「実は俺には予知能力があるんだ」とか突然言い出しましたので、そっちの力で? ま、いずれにせよ何にも当たってないんですが。



【追記】この「トリフィールドメーター」とはどんなものか、別のエントリーに書きましたのでよければご覧ください。


2010年2月28日 6:29 pm

大地震警報最高レベル

■電磁波観測に異常値が出ました。

大陸側のプレートの歪みにかかる圧力がMAXに達しており、どうかんがえても、日本の海溝付近で巨大地震の発生が間近に迫っています。

いつ、どこで、巨大地震が発生するかはっきりわかりませんが、非常警戒に入るべきだと判断します。みなさま、念のために大地震に対する備えを強化してください。ここ7日以内が危ないと思われます。

2010年3月30日 3:24 pm

大地震警報を発令いたします。いつも、この大地震警報を発令すると海外に大きな地震が起きますが、今回は、日本付近だと思われます。

コメント:この日、「大地震警報発令」と言っていますけれども、これが先にいいました「すでに発令中の警報の上書き」なのか、「いつの間にか解除されていた警報の再発令」なのか、ハッキリしないケースの実例です。そして、「これまで予知した地震は国内では発生しなかったけれども、海外には該当する地震があったのだ」という、すでに皆さんおなじみのロジックが語られています。

2010年4月9日 12:30 am

【【大地震警戒宣言】】

■大地震に警戒してください。

電磁波計測器の針がブンブン振り切れています。まだ観測を続けて日は浅いですが、ここ数ヶ月、この状態が現れると、ほぼ間違いなく大地震が太平洋プレート沿いのどこかで発生しています。そろそろ日本で起きてもおかしくない状況です。

2010年4月11日 8:27 pm

大地震警報解除

■さきほどソロモン諸島でM7.1が発生しました。再び外国の地震でした。お騒がせいたしました。電磁波メーターの反応が急速に減少いたしましたので、ひとまず大地震警報を解除いたします。

コメント:やはり、というべきでしょうか、このたびも「外国の地震を拾ってしまった」とのロジックで外れたことを正当化しています。しかし、仮に電磁波の異常で地震を予知できるとしても、この方が所有されている(おそらくはハンディ型の)電磁波測定器が、何千キロも離れた土地の電磁波など検知できるものなのでしょうか? 測定器の針の動きと外国の地震が同期したように見えたとしても、それは単なる偶然だと思うのが正常な感覚だと思いますが。ちなみに電磁波の強さというのは距離の二乗に反比例するワケですが、この明大文学部卒のおじさんはそのことを知っておいでなのだろうか、とホント老婆心ながら心配してしまいます



★予知その7(2010年4月16日~5月4日)

【場所】 不明

【規模】 不明

【時期】 不明

【結果】 外れ


2010年4月16日 12:58 am

■0時57分、電磁波メーターが振り切れ始めました。計測不可能です。

再び大地震警報を発令します。

これはあくまでも私の今までのデーターから判断するものであり、絶対的な根拠はありません。どこに大地震が起きるか、いつ起きるのかもわかりません。

2010年4月21日 11:08 pm

■大地震警報を解除しようと思いましたが、あと数日様子を見ます。

2010年4月29日 12:07 am

大地震警報、長い間、継続していますが、まだ前兆が強いままです。八ヶ岳では圧がかかったまま低下していません。電磁波レベルも高いまま推移しています。

このことを考慮に入れると、相当大きな地震の前兆を捉えているとしか思えません。いつ、その結果が出るのかはわかりません。しかし、関東・東海、非常に危険な状態であると思っています。

2010年4月30日 9:33 pm

■大地震警報・最高レベル

大地震が切迫しているようです。今までの地震観測に基づき、大地震警報を最高レベルのまま維持します。

2010年5月4日 9:01 pm

■アイスランドの噴火が再びありました。

さらにバヌアツ周辺M6.3発生いたしましたので、大地震警報を解除いたします。

コメント:予想通りの結末となりました。この方の予知は日本国内を対象にしたものではないのでしょうか? 「どこで起こるかわからないが世界のどこかで起こる」というのは予知というのもはばかられる、床屋談義ぐらいの意味しかないのでは、とつくづく思います



★予知その8(2010年5月26日~6月17日)

【場所】 当初は「日本もしくはその周辺」。6/13時点で「東北から関東・東海にかけて」

【規模】 M8

【時期】 当初は「数日内」。6/13時点で「72時間以内」

【結果】 外れ


2010年5月26日 7:18 pm

★大地震警報を発令します★

日本、もしくはその周辺において大地震が発生する恐れがあります。

予想規模はM8程度。場所は特定できませんが、数日以内に発生すると思われます。

2010年5月30日 11:46 pm

大地震警報は明日の夜まで何もなければ解除します。電磁波と電場計測値も少しずつ下がっています。やはり、今回も海外の地震と噴火に反応していたようです。距離がずいぶん離れているので、自分としては信じられないのですが、いつも同様なケースとなっています。

コメント:ここを読むと「遠隔地の電磁波を拾う」不自然さはご自身でも理解はしているようではあるのですが…。しかし改めて物理学の教科書を見て勉強してみよう、といった向学心がないのはいかにも残念

2010年6月1日 8:07 pm

■大地震警報を解除しようとしたのですが、本日、電磁波・電場数値MAXです。非常に危険な状態だと思われます。数値が低下した場合、様子を見て解除いたします。

2010年6月13日 1:17 pm

カウントダウン★厳重警戒★

大地震発生直前現象と思われる、電磁波・電場のMAX値から観測値0への急変動が13:18に発生しました。このことから、日本での大地震の発生がカウントダウンに入ったと思われます。予想規模 M8前後。予想発生日時 72時間以内。予想発生地 東北から関東・東海にかけての地方。

2010年6月17日 2010, 10:54 pm

大地震警報ですが、M6~7が3回ほど連続でインドネシアで発生し、電磁波レベルは安定したようです。再び海外でした。お騒がせしました。

コメント:お読みの方も、「またか」と呆れられておられるのではないでしょうか。ちなみにこのときも「警報解除」とハッキリは言っていませんが、6/19に警報解除中と取れる表現があるので、この時点で解除をしたということのようです。



★予知その9(2010年6月20日~7月29日)

【場所】不明

【規模】不明

【時期】不明

【結果】外れ


2010年6月20日 10:05 pm

【【【 超巨大地震警報 】】】

超巨大地震の発生する観測レベル結果と体感、パソコンの誤作動、携帯の突然の電源落ちなどなど、今日1日で発生しています。人々のイライラもMAX状態のようです。数日中に大きな地震が発生する可能性がありますので、最大限の警戒をされてください。

コメント:イライラしているのは予知がぜんぜん当たらないからではないですか、と半畳を入れたくなってきます

2010年7月5日 6:53 pm

24時間以内に大きな地震が発生する可能性があります。電磁波・電場とも数値が上昇しています。

2010年7月24日 2010, 9:51 am

最大級:大地震警報発令中

体感MAX。電磁波レベルMAX。電場レベルMAX。カラスの鳴きMAX。

コメント:言い忘れましたが、この方はその後、電場測定器も入手されたようです。それから「カラスがよく鳴くかどうか」も予知の裏づけになるとお考えのようです(笑)

2010年7月29日 12:25 pm

■大地震警報をいったん解除します。数値も下がり、前兆的なものが弱まりました。

コメント:このあたりになると、もはや予知も惰性で出し続けているように見受けられます。何か投げやりなものが感じられます。



★予知その10(2010年8月16日~20日)

【場所】 日本

【規模】 M7前後

【時期】 72時間以内

【結果】 外れ


2010年8月16日 12:36 am

【【【 大地震警報発令 】】】

日本に災害をもたらす大きな地震が発生する可能性があると判断して大地震警報を勝手に発令します。

予想M7前後。予想発生時期:72時間以内。

2010年8月20日 1:06 am

■大地震警報を一旦解除します。大地震の発生する可能性は低下していませんが、直前ではないと判断し、一旦解除いたします。

コメント:引き続き投げやりな感じです。まぁでも、その気持ちはわからんでもない。「ここまで大地震近し、と言い続けてきたんだから、警報解除とかいってる間にホンモノきちまったらまずいしなー。ま、インタバル入れながら警報発令とかたまに言っときゃいいんじゃね。そのうち何か起きるだろ。ま、いちいちハズレを指摘する暇人もいねーだろーし」。おあいにくさまでしたw



★予知その11(2010年8月22日)

【場所】 不明

【規模】 不明

【時期】 24時間以内

【結果】 外れ


2010年8月22日 3:13 pm

緊急大地震警報

■電磁波・電場レベルが昨夜の増加から一転して、0レベルにまで急降下しました。24時間以内、大地震の発生の可能性があります。みなさま、厳重な警戒をされてください。

コメント:このときは24時間たっても何もフォローがありませんでしたし、警報解除にかかわる記述も見あたりませんでした。言いっぱなしで、外れても素知らぬ顔、というわけですかー。ますます投げやりです。なお9/1段階で警報解除中と読み取れる記述があったため、この時点で警報は取り下げたものと思われます



★予知その12(2010年9月30日~10月3日)

【場所】 日本

【規模】 M7~8。震度6前後

【時期】 48時間以内

【結果】 外れ


2010年9月30日 10:33 pm

大地震警報を発令します

大地震前兆の急激な電場変動を観測しました

警戒が必要です

48時間以内に発生の予想

2010年10月1日 8:44 pm

大地震警報を継続します。

24時間以内に大きな地震が発生する可能性があります。震度は6前後。Mは7~8。場所はわかりませんが、日本です。

2010年10月2日 9:37 pm

大地震警報継続中

48時間過ぎましたが、電磁波反応と電場反応が振り切れています。想像以上の大地震が発生するものと思われます。

2010年10月3日 10:28 pm

さて、長い間、地震についていろいろな角度から観測をしてきましたが、とうとう近づいてきたという感じです。福島にも新潟にも大きな地震はきません。来るとしたら、関東・東海だと思います。

コメント:「福島・新潟には大きな地震はきません」と断言しておられるところが注目されます。大外れ。なお、このあと大地震警報についての記述が途切れます。48時間経過して予知は外れ、警報も自動的に解除されたのでしょう。もはや言い訳もしていませんネ。



★予知その13(2010年12月19日~25日)

【場所】 関東

【規模】 不明

【時期】 不明

【結果】 外れ


2010年12月19日 12:38 am

■電磁波レベルと電場レベルが急上昇しています。

関東に大きめの地震が来ると思います。

2010年12月23日 8:35 am

危険レベル

電磁波及び電場レベルが激しい変化を示しています

日本に影響のある大地震発生の可能性があります

厳重な警戒が必要です!

2010年12月25日 11:56 pm

バヌアツ、M7.6があり、電磁波、電場れべるがさがりました

海外でした

コメント:この時は「警報発令」ナシの予知でしたが、異常にゆるい予知をしていた例として挙げてみました。またもや「外国で…」という言い訳です



★予知その14(2011年1月8日~2月17日)

【場所】 当初は不明。のち日本国内

【規模】 不明

【時期】 1/27時点で「72時間以内」

【結果】 外れ


2011年1月8日 5:12 pm

大地震警報発令

電磁波と電場レベルが振り切っています。パソコンの動きもとても鈍く、iPadも同様に鈍いです。これは、スマトラ直前以来の動きであり、厳重な警戒が必要かと思われます。

コメント:PCの動きと地震が関連があるという新説を打ち出しておられます。その前にデフラグとか、デスクトップの整理などをすることをおすすめします。

2011年1月13日 6:30 pm

《 大地震警報継続中 》

今朝、小笠原手M6.6が発生しましたが、電磁波・電場レベルは下がっていません。イタリアのエトナ火山が噴火したようですが、インドネシアでも噴火が始まっています。恐らく、日本でも、富士山の活動が活発化するものと予想されます。

コメント:このあと、特に「警報解除」とも書いてないのですが、次の1/27の記述では「警報発令」とか言ってます。前にかいたように、こういうところがズサンなのです

2011年1月27日 5:11 pm

【【【 大地震警戒警報・最高レベル発令】】】

さきほど、電磁波・電場計測値が急速に跳ね上がり、振り切れています。72時間以内に、日本のどこかで被害級の大地震が発生する恐れがあります。

2011年1月30日 8:20 pm

■大地震警報を発令してから72時間が経過しましたが、とても解除できるような状況にありません。

2011年2月5日 12:04 am

大地震警報・継続+最大限の警戒をお願いします

前兆異常感知しました

電磁波メーターMAX振り切れです、、

大地震の発生または火山の大噴火の可能性があります

2011年2月17日 11:07 pm

大地震警報→大地震注意報へ

■16日を過ぎましたので、大地震警報を一時解除し、大地震注意報に移行します

しかし、前兆レベルはMAXに達しており、いつ大地震が起きてもおかしくない状態です

コメント:今や外れても何の感興もありません。しかし、なぜ「16日を過ぎたから警報解除」なのか。この方が2月16日生まれだからでしょうか? よくわからないひとです



★予知その15(2011年2月27日)

【場所】 「日本国内」から「関東・東海」へ

【規模】 M8前後

【時期】 今年夏まで

【結果】 現時点では当たっていない


2011年2月27日 1:21 am

大地震警報!!

大地震警報最高レベルに引き上げます

電磁波、電場レベルがバーストしました

緊急事態と判断します

大地震の発生に警戒してください

2011年3月1日 12:03 am

■すでに15年近く、自信の予知を研究していますが、現在、感知されている数値は、大地震の前兆と判断できるものと思われます。何時間後に大地震が起きるということまではわかりませんが、夏までには来ると思います。

2011年3月9日 3:47 pm

■本日昼頃より三陸沖で地震が続いていますが、これは来る東海地震の前兆地震と判断しております。
東海地震のような大きな地震が発生する前には、古い震源を刺激しながら本震に至る現象が見られます。ここ半年ほど、古い震源の傷跡を刺激し、関東~東海地方の中心部での巨大地震の発生へと至るものと考えています。いつ、どれくらいの期間で発生に至るかは道のものなのでわかりませんが、今年の夏までには発生するのではないかと考えています。

厳重な警戒が必要です。東北の地震については、M6前後を繰り返しながら収束に至るものと思います・・

2011年3月10日 6:52 pm

大地震警報継続中

■三陸沖で地震が続いていますが、私の判断では、ほぼ間違いなく関東~東海にかけての大地震の前兆だと考えています。規模的にはM8前後の非常に大きなものとなることが予想されます

コメント:

これが、「この人は当たる!」などと一部の方々から注目を浴びた問題の予知です。しかし、すでにいたるところで指摘されていますが、これを東日本大震災の予知とするならば「M8クラス」「関東・東海」といった時点で外れていますし、「東北はM6クラスの地震はあるが収束する」といっているのも外れです。彼の言葉を過不足なく受け取るならば、これは「これから起きる地震」のことを言っていると判断するしかありません。しかしながら、ここまで忍耐強くお読み下さった方であればおわかりでしょうが、日本国内の地震を予知しているはずなのに、遠い海外で地震が起きても「あれはこのことを言っていたんだ」という無敵のロジックを駆使して当たっていたことにしてしまうこの方にしてみれば、大当たりの部類ということになるのでしょう。もっとも、東北と関東・東海の区別がつかない予知などというものは、はたして意味があるのでしょうか?



その後、この方は有料ブログに拠点を移して地震、さらには畑違いの原発の動向さえも!いろいろと予知されているようです。しかし賢明なる読者の方であればおわかりのように、この余震起こりまくりの今の日本にあっては、地震については素人が適当な予測をしても「当たってしまう」ような状況です。この方の「実力」をはかるには、過去の予知を検証するのが一番だと思うのですが、その答えはすでに出ていると俺は考えております



追記(2011/4/14よる)

そのご、ネットサーフィンしていたら、小生の文章を構成しなおしたと思しきエントリーを掲載しているブログをみつけました(こちら→そのご閉鎖)。お書きになっているいたのはpapagunmanあるいはpapamamoruないしはgunpapaと名乗っておられる方。まぁこういう情報を広めていただくのはそこそこ世の中のためになるかもしれないので嬉しいのですが、おしむらくはご自分でお書きになったようなようなそぶりをしていらっしゃいます。

まぁこれなんかも単なる手すさびなので、いろいろいいたくはないのですが、せめて (原案macht) とでも書いてアドレス併記でもしていただきたかったですねぇ。

さらなる追記(2011/4/14よる)

なお、papagunmanさんに連絡をとったところ、本ブログからの引用である旨、先方のブログに明記いただけることになりました。ので、もう先方には何もいいません(笑)

もいちど追記(2011/5/16)

まだ訪ねてくれる人がいるみたいなので、ちょっとサービスして(笑)テキストに色つけたり、ちょっぴり言い回し変えたりしてみました。

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ネタがないので、また小林朝夫さんのこと(笑)。

7日深夜に強い余震がありましたが、これでまた「小林さんの予知が当たった!」とか騒いでいる人がいるらしい。

だ~か~ら~、今度も当たってないんだって! 

小林さんは「7~10日のあいだに原発が吹っ飛ぶ。ただし地震によるものかどうかはよくわからない」というような事を言っていました。わかりますか? 「地震が起きる」といってるわけじゃない。予知の本筋は「原発爆発」です。とりあえず外れてます。小学生レベルの文章読解力があればわかることなのにな~。信者の方々、ホントに彼のブログ(大部分有料。笑)読んでるのかなぁ?

ほんと、こういう人たちって「振り込め詐欺」なんかでもすぐ相手を信用しちゃうタイプかな、ってちょっと心配になっちまう。

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と、小林さんの「地震の予言」について若干皮肉っぽいことを書かせて頂いたのだが、そのご、この方のツイッターを拝読してみた。

おぉ~、これは凄い! 各地の人々から次々に「この場所は大丈夫でせうか?」と質問が寄せられ、逐一「大丈夫」とか「避難の用意を」とかありがたい託宣をお下しになっておられる。一連の応答を読んでいくと、どうやら原発で新たな爆発でも起きて「福島近辺はマズイことになる」というイメージが小林氏の脳裏に浮かんでいるらしい。

うーん、と唸ってしまった。

確かにこんなとき、不安になって何かにすがりたいという心理はわかる。わかるのだが、先にも書いたように、この方、少なくとも阿鼻叫喚の事態を引き起こしたこのたびの東北大震災については全くその予知能力が働かなかった。あの、テレビの映像を見ているだけでもトラウマになりそうな恐るべき大津波の恐怖は、この方の予知能力の網をまったくスルーしてしまったようなのですね。

であるにもかかわらず、今この時点でこの方に「これから起こることを教えてください!」と頭を垂れるというのは、いったいどうなのよ?という気がしてならない。

いや、私も「予知能力」というのはほんとにあったら凄いよね、あったらいいよね、と思っている人間のひとりである。ところが、ノストラダムスやエドガー・ケイシー、ジーン・ディクソンといった有名どころでさえ、精査していくとボロボロボロボロアラがみえてくる。「やっぱり予言なんてそうそう当たるわけねーよなー」と嘆息してしまうのが現実であり、ある意味、裏切られ又裏切られ、の繰り返しが市井のオカルトファンである小生のこの数十年でありましたw。

ここは冷静になるべきでしょう。汚染水を垂れ流している東電は確かに問題ではあるけれども、それは原子炉の冷却を最優先にしているがゆえの苦渋の選択であり、信頼を失っている東電ではあっても、格納容器の全面的破損のような事態だけは何としても阻止しようと必死の努力を重ねている。そこは我々も信じていい。7~10日のあたりにある種のカタストロフが起こると小林氏はお考えのようですが、おそらく、ダラダラと冷却しダラダラと汚染水が流れ出る、そういう状況が(いささか切ないことですが)しばらく続いていくことでしょう。

長年のオカルトファンであり、ノストラダムスにさえも裏切られた私です。小林氏の言葉になんでそんなに過敏に反応するのか、不思議でならないのです。カタストロフが決定づけられている、などと考える必要は一切ありません。これが結論。いやぁ、酔って帰ってきた勢いですみません、妄言多謝(笑)。
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畏友penpal_pfm氏がつぶやいていた「予言」の話が気になったので、ググってみた。

小林朝夫という方が、地震の予言をしていたという話らしい。元俳優でいらっしゃるとのこと。

で、この方の「地震予言」が出ているブログを見る。

なるほど、「March 9, 2011, 3:47 pm 三陸沖の地震について」の項にこうある。

・三陸沖の地震は「来る東海地震の前兆地震と判断」している。
・これは「関東~東海地方の中心部での巨大地震の発生へと至るものと考えています」。
・その巨大地震は「今年の夏までには発生するのではないか」。
・ただし「東北の地震については、M6前後を繰り返しながら収束に至るものと思います」。

大地震前日の「March 10, 2011, 6:52 pm 大地震警報継続中」でもこう言っておられる。

・三陸沖の地震は「ほぼ間違いなく関東~東海にかけての大地震の前兆」である。

うーむ。一連の前震が導いたかたちになった、あの東北大震災については全くふれていない。というか、むしろ東北の地震はこのまま収束していくといっている。彼が予知しているのは、そうではなくて「これから来る関東・東海大地震」のようだ。

そういう文脈とも関係があるのか、ツイッターで「7日前後に大変なこと」があるともいっておられる。けれども、まぁ東北大地震を予知していたとでもいうなら気持ちも悪かろうが、そういう話でもないので、まったく案ずるには及ばないだろう。

というか、あの前震を素直に受け止めていれば、「予言者」としては「相当な規模の津波を伴う地震が三陸沖である」と言明することはそう難しくなかったと思うのだが。
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